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超音波センサは必要では

カメラのみで製作を行っていたところ、不具合が生じてしまった。次のポール が発見できないのである。

例えば、1本のみのポールを避けるときと、次のポールも考えた場合では

 
図: ポールをよける
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\includegraphics [height=4cm]{supersonic/niyoke.eps}
 
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これでは、ポールを避けている間は次のポールを探さないYosaQではポールを 避け終わった時に次のポールを発見できない。そこで、必要になるのが「廊下の壁」 であることに注目した。

ポールは当然、廊下にずれてはいるが一列に並んでいる。それらを避け次のポール を探す場合、ポールを避け終わった時、壁に対してYosaQが平行であることが 理想である。たとえ、平行でなくても昨年のアルゴリズムで次のポール以前に壁に 平行に復帰している角度で避け終わり、壁に平行に走り次のポールを発見しなくては いけない。この、壁に平行になるのにカメラでは壁を認識できないのでここで、 超音波センサが必要となったのである。

 
図: 次のポールと壁を含む
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\includegraphics []{supersonic/kabeyoke.eps}

 \end{center} \end{figure}



Takao NAKAI
1999年1月18日