デバイジング(集団創作)プロジェクト

テラ・アーツ・ファクトリー 第3期活動
 2001〜2010

20代女性チーム10名との共同作業による
「集団創作プログラム」
2003〜2009
ジェンダー、セクシャリティ・・・
女性に加わる社会的な抑圧をテーマに
20代女性メンバーとデバイジングによる集団創作。

演劇的な「整合性」を避け、
台本創作に関与した10名の俳優自身の多声性の痕跡を留める
「ブリコラージュ」形式を選ぶ。
叙事的なアプローチとともに身体を核とする表現方法を取る。






2009年12月
母子家庭の貧困、児童虐待、女たちを取り囲む過酷な環境と人形の家の世界をオーバーラップ
『ノラー光のかけらー』

dー倉庫
集団創作、出演:吉永睦子、根岸佳南江、藤井理代、井口香、中内智子、横山晃子
入好亜紀、佐藤和紅、志村麻里子、上田誠子、佐藤多美子、佐々木義人、
助成:芸術文化振興基金




第参回岸田理生フェスティバル参加作品
2009年7月
1939年、大戦前夜と現在を重ねる
『マテリアル/糸地獄』

dー倉庫
原作を大胆に解体、再生。
集団創作、出演:滝康弘、根岸佳南江、藤井理代、井口香、中内智子、横山晃子
入好亜紀、佐藤和紅、志村麻里子、上田誠子、佐藤多美子、矢部夏緒里、
酒井忠親、小櫃川桃郎太、江口和樹、佐々木義人、長谷川直哉、清田直子、門田京三
助成:芸術文化振興基金





2008年11月
連合赤軍事件の1972年と現在、
抑圧される少女たちの心象からオーバーラップ
『イグアナの娘、たち・U』

江古田ストアハウス
集団創作、出演:根岸佳南江 、藤井理代、井口香、中内智子、横山晃子
入好亜紀、佐藤和紅、志村麻里子、上田誠子 、佐藤多美子





2008年7月
<こちら>(日本)と<あちら>(旧ユーゴスラビア)を重ねる
『ジュリエット/灰』、『ライフ1』

新宿村ライブ
映像と身体によるメタシアター。
集団創作、出演;根岸佳南江、藤井理代、井口香、中内智子、横山晃子
入好亜紀、佐藤和紅、志村麻里子、上田誠子、矢部夏緒里
助成:芸術文化振興基金





2007年12月
集団自殺する女たちとギリシア悲劇のオーバーラップ
『アンチゴネー/血・U』

ザムザ阿佐谷
自殺大国の若者の苦悩と
ギリシア悲劇が重なるメタシアター。
集団創作、出演:吉永睦子、根岸佳南江、藤井理代、井口香、中内智子、横山晃子
入好亜紀、佐藤和紅、志村麻里子、佐々木義人





2007年7月
社会の「片隅」に生きる女たちにかかる抑圧と人形の家のヒロインをオーバーラップ
『ノラー人形の城ー』

ザムザ阿佐ヶ谷
欲望する主体から自立する主体への跳躍
集団創作、出演:吉永睦子、根岸佳南江、藤井理代、井口香、中内智子、横山晃子
入好亜紀、佐藤和紅、志村麻理子、佐々木義人、富永洋人、岸俊宏、新井直樹
助成:芸術文化振興基金





2006年9月
集団自殺する女たちとギリシア悲劇の登場人物をオーバーラップ
『アンチゴネー/血』

麻布d-pratze
自殺大国の若者たちの苦悩と
ギリシア悲劇が重なるメタシアター。
集団創作、出演:滝康弘、吉永睦子、根岸佳南江、藤井理代、井口香、中内智子
山内直太、横山晃子、入好亜紀、佐藤和紅、志村麻里子、佐々木義人、曽田明宏





2006年4月
連合赤軍事件の1972年と現在、
抑圧される少女たちの心象からオーバーラップ
『イグアナの娘、たち』、『フローター』

麻布d-pratze
ネット空間に蠢く少女たちの妄想と
政治の時代に生きた女性の欲望する主体が重なる『イグアナの娘、たち』。
アイヌ新法をめぐるモノプレイ『フローター』。
集団創作、出演:根岸佳南江、井口香、中内智子、横山晃子、入好亜紀
佐藤和紅、MAIKO、上田誠子、黒澤亜希子





2005年9月
8年ぶりの日本での上演
『ヌード』、『ツアラトストラ』

ザムザ阿佐谷
あるAV女優の告白を題材とした作品、
欲望する主体とその孤独を批評的に描出する「ヌード」、
欲望する私の暴発犯罪を批評する「ツアラトストラ」の二本立て公演。
集団創作、出演:『ヌード』−根岸佳南江、藤井理代、井口香、中内智子、横山晃子
入好亜紀、佐藤和紅、上田誠子、志村麻里子
『ツアラトストラ』−滝康弘、吉永睦子、上田祥市
山内直太、桑原健、佐々木義人、曽田明宏





多世代による集団創作
2010年7月
土地の記憶と物語
1957年-1972年-2010年 時代の底流風景のオーバーラップ
『ヒロコ』

dー倉庫
<ブリコラージュ>による構成型演劇
ポリフォニック(多声的)な空間、記憶と事実の多層的な場
集団創作、構成・演出:林英樹
出演:滝康弘、根岸佳南江、藤井理代、井口香、中内智子、上田誠子
若林則夫、酒井忠親、江口和樹、佐々木義人
助成:芸術文化振興基金

舞台批評





中学生と大人による集団創作
2001年9月
FWF主催、藤野芸術の家共催
テラ・アーツ・ファクトリー製作公演  
『子供の領分』

構成・演出 林英樹
藤野芸術の家
文化庁・神奈川県・藤野町
助成事業 

子供たちの中で起きているさまざまな苦悩を、あるリストカッターの女の子の日記を
中心テクストにしながら、断片的なシーンの積み重ねで構成された、集団創作作品。
現役中学生多数参加!






トップへ
戻る