三ラウンド・システム 竹蓋幸生

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はじめに システムの構造 システム使用の効果 システムの拡張

はじめに

  マスコミは「国際的なテスト(TOEFL)で日本人の平均スコアは世界214カ国中下から17位、アジア27カ国中下から4位で事実上世界最下位」と1990年代前半に報道している。さらに1997〜1998年には、ついに「アジア25カ国中最下位」、などと大きく報道した。

 三ラウンド・システム(3R)の開発は、このような事態を招いていることへの関連分野の研究者としての責任感からスタートしたものである。日本人の場合、英語の学習には確かにいろいろなハンディがある。しかし英語学・英語教育学の研究者、教員としては、世界で最下位とまで指摘されて、すべては「ハンディ」と「勉強をしない学習者」の責任だと笑ってすますことはできないと考えたのである。

 したがって、英語教育理論としての3Rの開発にあたっての当面の目標は当然世界最下位からの脱出であった。しかし最終的な目標は、国際化社会での英語教育を意識して、「教室での指導、またはCALLによる自習システムの開発により実用の英語コミュニケーション能力を養成できる科学的なシステムの開発」においた。

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