姉貴をベッドに押し倒して、その乳房にしゃぶりついた。
 ぴんぴんに尖った乳首を舌で転がして、吸う。
「んぅっっ!」
 それだけで、胸を仰け反らせる姉貴。やっぱり、姉貴もいつもより感じているみたいだ。
 じゅるりと、たっぷりの唾液を塗りつけるように膨らみの上に舌を這わせる。
 仰向けになっても形を崩さない、弾力に富んだ姉貴の白い胸を余すことなく舐めた。
「やっっ…ぅんっっ…ふぅっぅ…、ぅんっっ…」
 ふぅふぅと姉貴が息を荒げて胸を上下させる。
 浴衣をはだけさせて、ほんのり酒気を帯びた姉貴はそれだけで色っぽくて艶めかしかった。
 手を、姉貴のショーツに這わせる。ビクッ、と姉貴が体を強ばらせた。
「凄っ…い…もう、こんな…っ…」
 少し触っただけで分かるほどに、ショーツはぐっしょりに濡れていた。ショーツに指を当てて、少し動かすとクチュクチュと音がした。
「やっ…、あきらっ、焦らさないで、、、」
 別にジラしているわけでもないのに、姉貴が懇願してくる。
 少し圧倒されながらも、グショグショのショーツを脱がして、たっぷりと蜜を蓄えたそこに中指を当てた。
 くぷっ、と水っぽい音を立てて、そのまま指を埋没させた。
「んぁああっ!あっ…ふっぁ……!」
 姉貴が腰を震わせて、鳴く。
 ずぶずぶと続けて指を埋没させていく、…指がちぎれそうなくらいに、姉貴が締め付けてくる。
「ああぁッ!やっっ…あきらっ、指ッ、嫌っ…あきらのっ…欲しっ…んぁッ…!」
 サカった声で、姉貴が求めてくる。
 …こういうときに意地悪をしたくなるのは…ひょっとしたら家系…なのかな?
「だめだ、姉貴。まずは…指でイクんだ……」
 くっ、と姉貴の膣内で指を折り曲げる。ぎゅぅううっ、とまた締め上げてくる。
「ふぁぁっあぁッ!そ、んなっ…あきら、酷いぃ…っ」
「夜は長いんだから…すぐに挿れてたら、俺がもたないだろ?」
 折り曲げた指で、優しく姉貴のナカを擦るように出し入れさせる。
「あっあぁっ、ぁあッ!っっひッんんっ!!」
 ぐぷぐちゅと卑猥な音を立てて、姉貴の蜜がどっと溢れてくる。
 ベッドのシーツに水たまりのようなシミができて、そしてどんどん広がっていく。
「沢山溢れてくる…、浮気してないってのは本当だったのかな?」
 意地悪く囁いて、一旦指を抜く。ぬらりと、光沢を放つ指。二本、中指と人差し指で再び姉貴の膣内をかき回す。
「ひぁっぁあっぁ!やっ、あきらっぁッ!」
 ビクビクビクッ!
 姉貴が背をそらせて、足を震わせて暴れる。膣内は相変わらずギュウギュウと締め付けてきて、蜜がどんどん溢れてくる。
 反応を見計らって、上の、ザラついた場所を撫で、擦る。
「ふぁっっあッ!!」
 一際、大きな声。
 続けて弄りながら、親指でそっと淫核を撫でる。初めはゆっくり、優しく、次第にくりくりと円を描くように。
「っっぁ、ぁあっぁッ…!!」
 姉貴の声がだんだん極まった声になってくる。
 合わせるように、指の動きを早めて、ザラザラを特に入念に擦る。
 ぐじゅぐじゅと、音がっっ―――
「あ、あきらぁっっ…ふぁッ!ぁああっ!!」
 ギュルといきなり、姉貴のナカが収縮する。ビュッビュッビュと蜜を飛ばして。
 ベッドの上だけじゃなく、その周りの絨毯まで、ジットリと染みこんでいく。
「……スゴ…いな…」
 手首の当たりまで、姉貴の蜜でべとべとになっていた。ベッドシーツもグショグショになっていて、ただただ、驚嘆した。
「ほらっ…姉貴……」
 涙を零して、はぁはぁと息を荒げる姉貴にぬらぬらした右手を見せる。
 姉貴は呆けたように、ゆっくりと目を向ける。
「っっ…あきらのばかぁっ!…なんで、あんなっっ………」
 初めて(?)の潮吹きが恥ずかしかったのか、姉貴は真っ赤に、泣きそうな顔をする。
「あたしっ…ちゃんと、してって言ったのにっっ……」
 姉貴の声が小さくなる…、沸々と罪悪感がこみ上げてきて、胸が苦しくなった。
 …とにかく、姉貴を抱きしめた。
「ごめん、姉貴。嫌だったんなら…もうしない…」
 抱きしめて、そっと髪を撫でた。…姉貴の手が、背中に回ってきた。
「ばかっ……、でも、大好き…」
 きゅっ、と背中に回った手に力が籠もる。俺も姉貴を抱きしめる。
「俺も大好きだ、姉貴……」
 そのまま、唇を重ねた。ゆっくりと優しく、互いの舌先を舐めるように。
「あのね、…明?」
「なに?」
「んと…その、、、」
 伏せ目がちに、恥ずかしそうに。
「…今だけでいいから…、美希って呼んで欲しいな…」
「…それ、は―――」
 少し、躊躇した。姉貴のことを名前で呼んだコトなど、多分今までの人生一度も無かったのではないだろうか。
「わかった、…んと…年上だから…美希…さん?」
「ばか…、美希でいいのっ」
 怒ったように口を尖らせて、姉貴がまたギュウと抱きしめてくる。
「じゃあ…美希…?」
「うん、明……ぁっ、、、」
 今度は俺が、姉貴を抱きしめる。抱きしめて、唇を奪った。
 姉貴が、どんどん愛しくなってくる。
 舌を絡める度に、我慢が、効かなくなって、くるっ…。
「んっ…ふっ…、明…欲しいっ…」
「…ああ、俺も、もう我慢できない」
 体を起こして、ギンギンに哮るそれを、姉貴の秘裂に宛う。そのままずぶりと埋める。
「んっっ!!」
 ぎゅっと姉貴がシーツを握りしめて、体を強ばらせる。ずぷぷ、とさらに埋めていく。
「んぁっ、ぁっあぁあああっ!!!」
 ビクッ、ビクン!
 腰を震わせて、姉貴が鳴く。腕を伸ばしてきて、俺の首に絡める。
「ふぅ、、ぁ…あきら、動い…て……!」
 言われるまでもなく、腰を引いて、突いた。
「ぁあっぁんッ!」
 敏感に、姉貴が跳ねる。
 再び腰を引いて、ずぷりと突き上げる。徐々に早く、早く。
「美希っ…!」
 名前を呼ぶと、それに応じるように姉貴の膣内が締まる。
 突き入れようとすれば、拒むように。
 引き抜こうとすれば、名残惜しむように。
 ずぷじゅぷと、ぬらついた肉壁が絡んできて、締め上げてきて。
 姉貴の両腕が絡んできて、抱きしめてきて。
 まるで、全身が姉貴に包み込まれているような、そんな錯覚。
「んっっ!あきらっ…!好きっ……あきらっ、ぁあっぁッ!」
「俺もっだ…ッ、美希っ…好きだっっ!!」
 姉貴を抱き上げて、向かい合うようにして突く。
 俺の動きに合わせるように、姉貴も腰を合わせてくる。
「はぁはぁっ…!」
 何度も、何度も。
 姉貴の膣内を貫いて、引き抜いて。
 動くたびに姉貴の髪が揺れて、舞う。
「あきらっ…んっ、ぁっ、すごっ…いっ!あんっ!!」
 ビクッ、ビクと姉貴が何度も締め上げてくる。っ…出て、しまいそうになるッ!
「っっ……み、き、ッっっ!!」
 両手で、姉貴の尻を掴む。そのまま、ゆさゆさと上下に揺さぶる。
「っっひぃッんっ!」
 ぎりっ、と背中に回った姉貴の指が、爪をたててくる。ギュリっと肉槍がちぎれそうになるほど、締め上げてくる。
「っっあふっ!ぁっんッ!ひっあッあんっ!ふぁっぁッくっっあんッッ!!」
 姉貴が唾液混じりに、媚声で喘ぐ。
 ベッドがギシギシと軋む。
「っっ…くッ!」
 腰から、ジンジンとしびれのような感覚が広がってくる。それでも、腰を震う。
 ぐちゅぐちゃと、淫猥な音を立てて、貫く!
「ふぁぁっあぁあっ!あっッ…あきらっ、もう…だめっ…あたし、っっ!!!」
 ギュウと姉貴がしがみついてくる。途端、ビクビクと肉壁が収縮して、痙攣をするように姉貴が締め付けてくる。
「くっ…あッ!!!!」
 限界―――だった。
 ドクンッ、ドクッ!ドビュッ!
 暖かい、姉貴の膣内に、快楽の塊をはき出す。
 ドクッ!ドクッ!
 何度も、何度も打ち付けるように。
「ぁっ、あき、らっ……熱、いッ……!!」
 精液のうねりをうけて、耳元で姉貴が喘ぐ。
 ビクッ、ビクッ、と膣内にうちだされるそれを奥へと誘うように、収縮する。
「はぁっ……はぁっ……!」
 ビュッ、ビュッ…!
 2度目とは思えぬほどに、たっぷりと姉貴の膣内に注ぎ込んで、漸くに射精が止まる。
 快感の余韻で、頭の中がぼやける、夢の中に居るような、感じ…。
「あき…ら……」
 姉貴の手が、後頭部に回ってくる。そして、キス…。
「んっっ……」
 唇を合わせて、舌を絡ませる。
 ちゅっちぅ…、ゆっくりと、長い、キスをした。
「は、ぁ……明、愛してる……」
「俺も、…愛してる。美希……」
 ぎゅっ、と抱きしめた。抱き合った。
 もう、言葉は要らない―――ただ、溶け合うだけだった。





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