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病児保育室

問診票は、下記のvaccine.pdfへのリンク、をクリックして下さい。インフルエンザに限らず、すべての任意接種の問診票はこちらを印刷して、御利用下さい。

vaccine.pdf へのリンク

予防接種の予約について
 
待合室での感染予防のため、なるべく2時30分~3時30分の間に来院して下さい。その他の時間をご希望の場合は、別室でお待ち頂くことがあります。その他、予約などについては「診療案内」のペーやホーム(トップページ)をご覧ください。
MRワクチンについて
 現在入荷が限定的になっています。販売会社に入荷されたときに配分されるようになっています。この影響で昨年度の定期接種を逃した方は、予診票をそのまま使用できます。
2歳までの予防接種
 
4月から四種混合ワクチンとヒブワクチンが一緒になった五種混合ワクチンが、初回接種者から使用できるようになりました。今まで別々に打っていた方は、接種効果を考えて従来通りになります。
 肺炎球菌ワクチンも変更になりました。
 2歳までに受ける予防接種の数は多いです。受ける順番・日程などをひとまとめにした表を、1回目の予防接種受診時に作成してお渡ししています。
 


過去の記事

インフルエンザワクチンについて
 
2019年10月から消費税が上がりますが、接種料金は3000円のままです。
 

インフルエンザ予防接種の時期 特に受験との関係

 インフルエンザ予防接種は13歳未満の方は2回接種、13歳以上の方は1回接種が原則になっています。ワクチンの効果は、接種後2週間目から抗体が出始め、4週間後ぐらいにピークになりその後少しずつ減少し、5ヶ月後ぐらいまで続くと言われています。通常の2回接種であれば、1回目を11月中旬までに受け、2回目を12月中旬までに受けるのが良いと思います。1回接種の場合は、11月下~12月上旬に受けるのが良いと思います。
 次に受験を控えている方の予防接種についての考え方を示します。下のグラフをご覧下さい。板橋区では毎年36の同じ医療機関からインフルエンザ患者さ

             

んの集計を行っています。去年から今年にかけての流行を茶色の線で、その1年前の状況を青い線で表しています。12月初めまでの状況に変化はありませんが、その後の流行状況は大分異なっています。毎年12月頃にインフルエンザの流行が始まったというニュースが流れますが、流行がおさまったと考えられている3(今年)4(1年前)12月と同じぐらいのレベルで流行が続いているのが分かります。予防接種を早めに行うと翌年の34月に感染しやすい状況になることがあります
 中学受験を予定されている方は13歳未満ですから2回接種することになります。受験日の多くは1月中旬から2月上旬となっています。したがって、予防接種を受ける時期は、11月上中旬、12月上中旬の2回が適当と考えられます。準備期間の12月から効果が期待でき、受験日当日付近での予防効果は最大になっていると考えられます。
 高校受験、大学受験を予定されている方でインフルエンザ予防接種を1回にする方は、11月下旬~12月上旬にかけて接種するのが良いと考えます。高校受験では2月中旬が試験日で、大学入試ではセンター試験と個別の試験があります。接種後3ヶ月以内に試験を迎えるようにし、試験準備期間中も予防効果が期待できます。念のため2回接種する方は、11月中~下旬と12月中~下旬に接種するのが良いと思います。準備期間も含め3月に受験日があったとしても、予防効果は十分に保たれます。

インフルエンザワクチンの有効性について(再掲)
 6歳未満の小児に対するインフルエンザワクチンの有効性は60%と言われています。これは、100人の子供が予防接種を受ければ60人はインフルエンザにかからない、と言う意味ではありません。この60%という意味は、「ワクチンを接種しない場合と比べて、ワクチンを接種することにより、インフルエンザにかかる危険性(リスク)が60%減少する」ということです。言い方を変えると、「ワクチンを接種しないでインフルエンザになった人のうち60%はワクチンを接種していればインフルエンザにかからなかっただろう」となります。インフルエンザワクチンについては、予防接種液と実際に流行するインフルエンザの型が合う必要があると言われますが、不一致であった場合の有効率は4050%となっています。すなわち、型が合っていないワクチンであっても、接種することによりインフルエンザにかかる危険性を4050%減らすことができます。
 1歳未満の乳児での有効率は-7%で、有効性を認めることができませんでした。1歳前の乳児では、保育園などの集団生活をしている場合は別として、ご両親、兄弟が予防接種を受けて、家庭に持ち込まないようにすることが一番です。
 2歳から5歳の小児では、2季連続してワクチンを接種した場合と、1季のみの場合を比較すると、連続して接種した場合A型インフルエンザに対しては明らかに有効性が上昇していました。

http://mhlw-grants.niph.go.jp/niph/search/NIDD00.do?resrchNum=201617016A

(平成29年の厚生労働省の研究データから)



ワクチン接種スケジュール(表を書き直ししました)(平成30年10月8日)

 ワクチンは個別接種、複数のワクチンの同時接種、どちらでも行うことができます。ご家族のご希望でスケジュールを調整しています。同時接種からはじめて、途中から個別接種への変更や、その逆も可能です。
 下に同時接種のスケジュール、個別接種のスケジュールを示しました。両者の中間のようにすることもできます。 スケジュールは決まったものではなく、途中から同時接種、逆に途中から個別接種へ切り替えることもできます。初めて接種する方には、診察室でお子さんの誕生日に合わせたスケジュールを作成し、お渡ししています。

 任意接種のワクチンの料金は一番上の「自費診療」のボタンをクリックして下さい。

表は携帯画面で見やすくするため、PC画面では不釣り合いに大きく見えると思います。
いくつかの注意点を書きます。

予防接種は4週間隔で行っていきます。表では10月18日が誕生日のお子さんを例としています。
1回目は、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチンは生後2ヶ月から接種できます。10月8日誕生日のお子さんは12月7日です。

2回目は、4週間後の1月4日になるはずですが、四種混合ワクチンの1回目は生後3ヶ月からとなっています。10月8日誕生日のお子さんの生後3ヶ月は1月7日ですので、1月4日では四種混合ワクチンの1回目を同時接種することができません。そこで1月7日に全体としての2回目接種を行います。

3回目の接種(四種混合は2回目)は、原則通り4週間後に行います。

4回目接種(四種混合の3回目とBCG)は、注意が必要です。BCG接種が生後5ヶ月からとなっています。3回目までの進行状況が表の通りであれば、4週間後のは3月4日になります。しかし、3月4日はまだ生後5ヶ月になっていないので、同時接種できません。3月7日から可能ですが、表では曜日を同じにするため、3月11日にしてあります。

最後にB型肝炎の3回目ですが、B型肝炎1回目から20週間以上間隔を開けることになっています。4月22日が20週間過ぎた日になります。この日以降で、1歳まであればいつでも接種できます。

日付  予防接種の種類 
 10月8日  誕生日
   
 12月7日  ヒブ1、肺炎1、B型1、ロタ1
   
 1月7日  四種1、ヒブ2、肺炎2、B型2、ロタ2
   
 2月4日  四種2、ヒブ3、肺炎3、ロタ3
   
 3月11日  四種3、BCG
   
 4月22日  B型3

単独で接種する場合と、部分的に同時接種するスケジュールを載せました。
任意接種である、ロタウイルスワクチンを接種(飲む)する場合は、すべて単独接種ですと、かなりきついスケジュールになります。

日付   予防接種   日付  予防接種 
 12月7日  ヒブ1、肺炎1    12月7日  ヒブ1
 12月14日  B型1、ロタ1    12月14日  肺炎1
       12月21日  B型1
 1月11日  ヒブ2、肺炎2    12月28日  ロタ1
 1月18日  四種1、B型2、ロタ2      
       1月25日  ヒブ2
 2月15日  ヒブ3、肺炎3    2月1日  肺炎2
 2月22日  四種2、ロタ3    2月8日  B型2
       2月15日  四種1
 3月22日  四種3、BCG    2月22日  ロタ2
         
 4月22日  B型3    3月22日  ヒブ3
       3月29日  肺炎3
       4月5日  四種2
       4月12日  ロタ3
         
       5月10日  四種3
       5月17日  B型3
       5月24日  BCG