●●2018年クリエイターEXPOに参加しました(その1)●● と き:2018年4月4日(水)〜4月6日(金) ところ:東京ビッグサイト東2ホール |
1)クリエイターEXPOとは 2)出展の経緯 3)事前準備 3−1 配布物 3−2 招待券 3−3 ブース装飾、持ち物 3−4 家庭その他 4)搬入 4−1 荷物送付(4/1) 4−2 搬入日(4/3) 5)1日目(4/4) 6)2日目(4/5) 7)3日目・搬出(4/6) 8)振り返り 8−1 支出まとめ 8−2 総括 |
|
1)クリエイターEXPOとは
クリエイターEXPO(以下クリエポ)とは、クリエイター(イラストレーター、漫画家、絵本作家、ライター、映像作家、音楽家、書道家など)がブースを構えて自己PRをし、訪れた企業側とマッチングして仕事を探す商談会。 昨年までは6月上旬に行われていたが、今年から4月初旬に移動。正直、だんぜん6月のほうがありがたかった。年度初めのバタバタする時期です。来年はその理由もあって、出展は見合わせた(息子の幼稚園入園直前)。 |
2)出展の経緯 私自身がクリエポに興味を持ったのは2014年に友人に誘われたから。翌年2015年のクリエポに一度申し込んだものの、妊娠がわかってキャンセル。 「お腹が大きくても参加する方もいますよ」と、事務局は仰った。でもひどいつわりの最中でもあり、個人的に自分は無理だと思った。今考えると、出展自体ものすごくたいへんだし、出展した後に仮にお仕事がたくさん増えてもすぐに産休をとることになることを考えると、やっぱりキャンセルして正解だったかな(私個人の感想です)。 今回は、子どもも大きくなった(2歳半)ので、保育園の一時保育の利用を前提に申し込んだ。家で家事や育児をしながらお仕事をするといっても、なかなか営業ができず、ここのところ何か月もお仕事が受注できなかったから。一年分の営業をこの三日間に賭けるつもり。 ![]() |
3)事前準備
3−1 配布物 主催者側が1000部のチラシを各社に配ってくれるというサービスを申し込もうかなと考えたが、時間切れで申し込めなかった。 しかし、後から考えると、その時点ではブース番号が決まっていなかったのでチラシに反映できなかったし、各社ごとに数十部のチラシがまとめて配られたところで、私のチラシに企業が目をとめてくれるとも思えなかった。 のちのち、別の方のクリエポ参加レポートを拝見たところ、やはり効果を感じられないと書かれていた。 3−2 招待券 このイベントの入場料は5000円。招待券を持っていれば無料。クリエイターには、知り合いや、取引先や、見込み顧客にたくさん招待券を配っておくようにと、運営から100枚の招待券が渡された。 100枚! 一件(1社)につき5枚以上ずつ招待券を送れ!ということなので、少なくとも20件は営業しなされ、ということか。 私はそんなに取引先を持ってません。そのうち幾件かは名古屋の会社だったりして、そんなに送れません。結局数件だけ郵送(うち、実際に会場でお会いしたのは1件だけ)。 やりたい業界の会社なら、まったく見も知らぬ会社にもぜひ送りたまえ、とのことだったけど、そんなの、どこの馬の骨ともわからぬイラストレーターから送られてきたところで、ゴミになるだけじゃないんですかね? チキンハートが発動したのでこの時点では新規開拓しなかった。 3−3 ブース装飾 今まで2〜3回、過去のクリエポを見学したことがあったたが、見るものとしての感想は「見てて楽しいブースがいい」「わかりやすくアピールしないと、会場では埋もれちゃう」「工夫がないブースはみじめな感じがする」というようなことでした。 そこで、先達のレポートを熟読して、まるっと真似することにした。 とくに参考になったのは シロシオさん「クリエポゆるレポ」 これを読んで、 「メインタッチは大きな絵でひとつ」 「サブにあたるタッチは小さな絵でいくつか」 「絵だけではなく文字でキーワードをちりばめる」 「パンフレットは机と別の置き場を作る」 という方針が決まった。 ![]() ↑ブース装飾イメージ案 脳内会議の結果、以下を準備。 ●タペストリー→「NO.1幕」に委託 ※90cm×180cmでちょうどよかった。安くて大満足。 ●A3パネル(サンプルイラスト3種+プロフィール) ※印刷は間に合わず、画材屋さんで出力してもらい、パネルを買って貼った。A3パネルがお店になくて、B3に貼って切った…めんどくさかった… ※「壁からちょっと浮かせると映える」という情報があったけど時間切れでできず。 ●パンフレット→「グラフィック社」に委託 ※A4二つ折り4ページ、迷ったけど部数は500部。 ※パンフレットスタンド(卓上、1段タイプ)を購入 ●名刺→「グラフィック社(URL)」に委託 ※配布用(500枚、HPのURLのみ)と交換用(100枚、電話番号とメルアド)の2種類。多めに作っても今後使えるだろうと思ったけどさすがに作りすぎたかな ●ポートフォリオ→お仕事実績と、サンプル作品の2冊 ●絵本サンプル ※これを機に、今まで新人賞などに応募した絵本を製本しようと思ったけど、時間切れ。プリントアウトしてファイリングするにとどまった。 ●パンフレットを置く台 ※机の上は商談スペースになるからなるべく空けておきたい。空のA4段ボール箱を3つ重ねるとうまくパンフ台ができるよ!というシロシオさんのレポートを真似しようとしたんだけど、輸送の都合で断念。別の方法も考えたけど、結局机の上に置いた。 ↓実際のスペース ![]() 3−4 家庭その他 2歳半の子どもをどうするか。 ![]() 最大のポイントは一時保育です。1年前、息子が1歳半の時点から、一時保育に週1回ずつ預けて、この日のために慣れさせていた。 ところが、一時保育は、週に3日までしか預けられない。そして、前月の25日に電話で翌月の申し込みをする仕組み。そして先着順で、定員に達するとキャンセル待ちになる。 つまり、会期4/4〜4/6にフルに申し込むとしても、4/3の搬入日は預けられない。そして会期中に預かってもらえるかどうかは、3/25に申し込んでみるまでわからない。という、とってもタイトロープ・ダンサーな感じ。 さらに、クリエポは毎日10〜18時の開催だが、預かってもらえるのは17時まで。 会場の東京ビッグサイトまでは片道1時間ちょいかかる。 そこで、義理の実家に頼み込んで、 4/3搬入日:義理の実家に数時間預かってもらう(昼食〜お昼寝〜おやつ) 4/4〜4/5:私が15時半に会場を出て、17時にお迎えに行く 4/6:夫に半休を取ってもらってお迎えに行ってもらう(私は搬出まで) ということにした。 4/4〜4/6も、もし一時保育で預かってもらえないようなことがあったら、すみませんが一日預かってくれませんか!とお願いした。 前々からの根回しにより、快く引き受けてくださった。実際には、一時保育は3日間全日滑り込めたので、事なきを得た。 (※実は、義母が3月中旬に感染性かつ長引くかもしれない病気にかかってしまい、治らないと手伝えないという状況になったので青ざめました。少なくとも搬入日はベビーシッターか…搬入日はあきらめて初日の午前中をつぶして設営するか…と思いましたが、3月下旬には幸い義母の病気が軽快したので、相談のうえ、手伝っていただきました) 会期中もちゃんと朝と夜のご飯を子供に食べさせなければ…洗濯する時間がないのでは…と、家事の面でも心配があった。 ちょうど洗濯機が古くなってきていたので、この機に乾燥機付きの洗濯機に買い替え、食事は冷凍ものや作り置きを多めにストックしておいた。 それでも掃除は滞ってしまったので、会期中リビングがちょいと埃っぽかったです… |