●  第二話 まだこんにちはもいわないのに…  ● 

 

<あらすじ>

メモルとポピットが出会った地球人の女の子、 そして地球のゴロニャンの話で、村中大騒ぎ。
ゴロニャンを落とし穴で撃退しようとする村人たちを、さめた目で見つめるメモルたち。
あの女の子のことで頭がいっぱいで、地球のゴロニャンはきっとそんなに怖くないのだと考えているのです。
そんなとき、
「リュックマンがゴロニャンに食べられてしまった!」
衝撃的な知らせが村を走ります。
恐ろしさに震え上がるかと思いきや、ゴロニャンに復讐を誓うメモルたち。
ところが、リュックマンが死んだというのは大人たちの狂言。
メモルたちをゴロニャンから遠ざけるための芝居だったのです。

次の朝、ルパングとピーが行方不明になりました。
二人が「大きな女の子」をたずねていったのだと推測したメモルたちは、女の子の家に向かいます。
ところが女の子は、今まさに命の灯を消そうとしているところだったのです。


 <甘辛コメント ●「甘」●〜萌えドコロ> 


「ゴロニャン注意報発令!」
ガラゴンさんの触れまわりからはじまる放映第二回。
彼らがいかに「ゴロニャン」を恐れているか。仕事の手を止めて立ち上がったミーサ姉さんの足元に転がる糸玉から、その焦燥感が伝わってきます。
ゴロニャン対策としておとなたちがやったことといえば――ただの落とし穴?!と、あきれる子どもたち。
…いいですねえいいですねえ。このナンセンスさ
大真面目にトンデモな行動をはじめるおとなたちに、失望する子どもたち。
経緯を知っている視聴者は、メモルたちが感じるおとなたちとのズレを違和感なく共有していくことができるのではないでしょうか。
おとなたちの行動がばかばかしく描かれていればこそ、視聴者はメモルたちに感情移入することができるのです。

と、マジメに評価したところで、ミーハー萌えにいってみましょう〜(笑)

「ゴロニャンがリュックマンに襲いかかって…!」
突然のおそろしい知らせに、ショックを受けるメモル。
「リュックマンが…?」
立ち尽くすメモルの その不安げな表情に ラブ。

「リュックマンが食べられてしまった現場」を目の当たりにして、ポピットにしがみついて大泣きのメモル。
「リュックマンのかたきを打つんだ!」4人そろって決意表明のシーンでポピットとお手てをつないでいるメモル(要ビデオチェック!)。
ヤマネの大群に出くわして、思わずポピットにしがみついてしまうメモルとルパングとピー(笑)。
そして腰を抜かしてしまったメモル (ん萌ぇッ!!)抱きかかえて危険もかえりみずかばおうとするポピット…
…くうっ!!
ちょっと!なんでそんなにオイシい役なわけ!ポピット!!
あたしゃ、
こんなちっちゃい子に嫉妬感じたのははじめてだよ。

今回はポピット、妙に準備がよかったんですよね。マッチだのロープだの。
ちなみにマッチっていうか、彼らは地球人の文明を知らないわけだから、アレはマッチ式のたいまつだと思うのですが(先端の薬品部を摩擦すると火がつく)。
これってやっぱり彼が持っているイニシャル「p」入りのお鞄(要チェック!!)から取り出したんスかね。


……い…いいっスねそれ(萌)。


 <甘辛コメント ●「辛」●〜つっこみドコロ> 


今回のツッコミどころはやっぱり「リュックマン死亡説」についてです。
んーとねー、実際のところどういうポジションなんでしょうか。
新連載はじめの二話続けて実は死んでないというオチに使われるリュックマンって。

それからねえ。
リュックマン「死亡現場」の様子もいかにも奇妙です。
彼の服が一そろい無傷で落ちているところが「死亡現場」って、そりゃあないでしょう。
お食事中の方以外は、リルル星人がゴロニャンに食い殺される、ってどんな現場か想像してください。
丸飲みなら痕跡は皆無。
そうでなければ現場は血と肉片にまみれているはずです。

この現場を見る限り、ゴロニャンはリュックマンの衣服を一枚一枚脱がせてから彼を丸飲みにした、としか考えられません。

このような危うい芝居にもかかわらず、メモルたちは「リュックマン死亡」という情報をすぐに信じてしまいます。
まあ、素直な子どもたちだから仕方ないかもしれませんがねえ。


しかし、「リュックマン死亡!」の報を聞いて、彼らはすぐさま
「ゴロニャンをやっつけよう!リュックマンのかたきを討つんだ!」
という覚悟を固めてしまいます。
ゴロニャンから子どもたちを遠ざけようという(たぶん長老の)アイデア、完全に裏目に出ています。
…というより、読みが甘い!
としか言いようがありません。
彼らの性格は、身内であるあなた方が一番知ってるはずでしょ!
案の定、彼らは義憤半分、冒険心半分で、夜中にゴロニャンをやっつけに出発してしまいます。
夜中にメモルを起こしにきたポピット、合い言葉を確かめます。

ポピット: 「"朝"!」
メモル: 「…朝じゃないよぉ…?」

ね、ね、ね、寝ぼけメモル!!
かわいいいい!!! ("甘"コーナーじゃないんだけど;)
でも合い言葉、"朝"といったら答えは何だったのかちょっと気になります。


木のうろの入り口にリュックを見つけたポピット。
「リュックマンはここで食べられたんだ…」
えっ?
だったら村の入り口にあったあの散らかされた服は?

ここまでの流れをまとめるとこうなります。
リュックマンは木のうろのところでゴロニャンと遭遇。
ご丁寧にも全裸にされた上、一口でパクリと食べられる。
ゴロニャンはリュックマンのリュックはその場所に残して
衣服だけをわざわざ村の入り口まで運んだ。

メモルたちはリュックマンのリュックを見つけた瞬間にこれだけのことを直感したのです!!




…うそだあ。




ともかく「リュックマン死亡」は(またしても)事実ではありませんでした。
長老はメモルを守りたいばかりに村中で狂言を演じたのだと知ったメモル。
メモル:「守るって、うそをつくことなの?」
リュックマン:
「戦うことだけが、守ることじゃない。時には逃げたり、危ないところへ行かせないことだって、守ることじゃないのかな」

今回の名言いやむしろ格言です。
他人を「守るための戦争」を演じるどこかの血の気の多い方の耳の穴かっぽじって聞かせたいです。

***

行方不明になったルパングとピーを探しに、ポピットとメモルは「大きな女の子」の家へ。
どう考えても午前中というリルル村のシーンからボオボオに乗ると一転夕方なんだけどそれはおいといて。

「死ぬなんて、死ぬなんておかしいよ…
だって、まだ、さよならも、こんにちはも言ってないじゃない…!」

メモルのこのセリフかなり 胸キュン (死語) なんだけど それもおいといて。

第二話のタイトルは
「まだこんにちはもいわないのに」

今回のタイトルは、ストーリーのうち最後の3分半しか反映していないってことに、
うすうす気づいていらっしゃる方も多いと思われます。




*

●勝手に総合評価(★5つが最高評価)

ストーリー:★★☆☆☆
 萌え度:★★★☆☆
作  画 :★★☆☆☆

メモルの魅力はまだまだこんなものじゃなくてね。(マリエルも喋ってないし(笑))

2003.03.23 記

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