2010年のこと

2010年1月以降
以前から考えていた家の建て替えを真剣に検討し始めた。いろんな事情が重なって少し早まったが、住宅展示場など見てまわり、見積もりをもらったりして忙しくなってきた。
この時はプースケもまだ落ち着いていて、ゆったりとした老後を楽しんでいたようだった。
家を解体するため、仮住まいへの引越し作業が始まる。少しずつ不用品を処分し始め、本格的な引越し作業が始まったのは6月頃だったと思う。
あわただしくなり、不思議そうに見ていたプースケも何が起こるのか不安だったようだ。

仮住まいにて
引越しが済んで、住まいが整うとプースケも落ち着いた。
いつもと変わりなく、私のそばで安心しているようでほっとした。
約3ヶ月の仮住まいが始まる。暑い時期のことだから少し不安だったけれど、前の家よりもエアコンもよくきくし快適だったので、プースケも元気だった。
そう、この時はすごく元気だった。

もう一度引越し
家が完成したのは9月。月末に入居して月が変わって10月に入った頃からプースケの様子が変わってきた。
息が荒い。食欲もない。明日の朝、病院に連れて行こうと思っていたその夜中に、プースケは血を吐いた。
朝になって急いで病院へ。プースケの担当の獣医師はいなかった。数日前に辞めたそうで、新しい獣医師さんに診てもらった。
血を吐いたことを伝えたが、聴診器をあてていた先生は、肺に水がたまっている様子はないと。血液検査の結果から腎臓の数値がおかしいので、脱水症状なのではないかと点滴を受けてその日は帰宅した。

プースケの最期
その夜中に症状が悪化し、たくさんの血を吐いた。起き上がる力もなくなり断続的に血を吐いた。
とてもつらそうで、見ていられない。苦しそうな息でじっと私を見つめるプースケ。スポイトで薬を与えても、うまく飲めないほど弱っていた。
翌朝、病院に行ったら入院を勧められた。やはり肺に水がたまり、もう長くないとのこと。
こんなに弱っているのに、私から離れるというストレスを与えたくない。私がいない間に何かあったら・・ 最期に間に合わなかったら・・
恐る恐る聞いてみた。あとどのくらい生きられるのか。返事は「今日いっぱい・・・」
私は連れて帰ってきた。最期の瞬間を家族で看取ってやりたい。私が見守ってあげたい。はぁはぁと苦しそうな息をしながら、少し用事で離れた私を小さな声でプースケが呼んだ。
びっくりして駆け寄った。背中をなでてやりながら私が見つめる中、プースケは息を引き取った。
10月8日午後11:30 プースケは虹の橋に向かった。