HOMEプースケのおはなし【2】

プースケと一緒に

プースケ

しつけと食事


プースケは、私の隙を見てはマーキングをした。 まぁ、男の子だから予測はしてたけど。癖がついては困るので、トイレの場所を根気よく教え、そのたびに牙を剥いて反抗するプースケ。 何度も噛まれて、それでも負けなかった私。負けたくなかったプースケ。 長いことかけて、プースケは家族に馴染んでいった。 ただ、引き取ったその日からそれまで食べていたというフードを食べなく なった。仕方なく手で食べさせたりしていたが、そっぽを向いて本当に 食べなくなった。缶詰のフードに変えてみたり、いろんなフードを買ってきて みたが、喜んで食べるものはない。最後にやけくそで、食べなければもったいないと思いながら値段の高いフードを買ってきた。 それが大当たりだったようで、初めて自分から進んで食べた。 嬉しかった。ほっとしたと同時に、なんて強情なそしてわがままな奴だろうと プースケの性格を再認識した。

プースケ

プースケの気持ち


長いことかかって家族にも、この家にもなじんできたプースケ。 「プースケはどう思っているんだろう」とふと考えることがある。 私たちにとってプースケは大事な存在だけど、プースケはどう思って いるだろう。 プースケの気持ちを知るすべはないけれど、私たちを家族と認識し、 尻尾を振って出迎えて喜んでくれる姿が本心なのだと、勝手に推測 している。

プースケ

成犬を引き取るということ


子犬を飼うよりも、ずいぶん苦労が多い。最初からわかっていたことだけど。子犬の時期から飼い始めていたら、こんなに犬の気持ちを考えることがあっただろうか。 前の家庭でも幸せに暮らしていたであろうプースケが、訳もわからずに 連れて来られた、新しい家。新しい家族。反抗するのももっともだろう。 だけどどうしても、家族になるには私が勝たなければならない。 とてもかわいそうでしつけもつらかったが、譲歩しながら、また、させながら現在に至る。しっかりとしつけの行き届いた、よそのお宅の犬とは違ってわがままな子になってしまったけど、言うことを聞く時は聞くし、それでいいと思っている。 私はプースケに多くを望んでいない。ただそばにいてくれる だけでいい。死ぬまでずっと一緒にいたい。一分でも一秒でも長く・・・

プースケ

あれから・・


プースケの正確な年齢はわからない。 うっかり者の私は、誕生日を聞いておくのを忘れた。 ただ、11月が誕生月と言ってらした記憶がある。 体に変化が出てきた。後ろ足が弱ってきた。外耳炎もなかなか治らない。 年をとって、よぼよぼになってしまうのを 見ることになる。私と同じ歩幅で歩いて行ければいいのに。 いつも私の足元にいる。私が帰るとくるくる回って喜ぶ。 私の小さなプースケは、年をとってももかわいいまま。永遠の赤ちゃん かも知れない。

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