(シナリオデモ)
沙羅「どうしたんだいセレイン、しけたツラしちゃって」
セレイン「……いや……いったいいつまで戦いを続ければいいのかってね、ちょっと、思っただけだ」
ルー「なによ突然。あなたらしくないじゃない」
セレイン「別に。前から考えることはあったさ。私たちはずっと戦い続けてきた。だが、状況が
好転しているとはいいがたい」
甲児「いまさら何いってるんだよ。それにオレたちは、ル・カインも倒したじゃねえか。
……どのみちオレたちにはこれしかないんだ。大丈夫だって、そのうちなんとかなる」
セレイン「あいかわらず気楽な奴だな、お前は」
甲児「まあね。それにあんまり考えすぎるのもどうかと思うぜ?セレインはまじめすぎるんだよ。
たまには楽にしてないと、息がつまっちゃうんじゃないか」
ファ「へえ、あなたもたまには、いいこというのね」
甲児「なんだよ、それじゃまるで、オレがバカみたいじゃないか」
鉄也「……違ったのか?」
甲児「あのなあ……」
(第16話で「レラと話をする」を選択し、「レラに声をかける」を選択)
セレイン「こんなところで何をやっている?」
レラ「ねえ、さっきのって、どういうことさ」
セレイン「さっきの?ああ……どうもこうもない。言ったとおりの事だ。それがどうかしたのか?」
レラ「アンタからあんな弱気な言葉がでるなんて思わなかった」
セレイン「弱気?違うな。落ち着いて状況を考えれば、誰でもわかることだ」
レラ「だけどさ、アタシは絶対にイヤだ。あんな連中のいいなりになるなんて。そんなことになるくらいなら、
戦って、戦って、そして死んだってしかたないんだ」
セレイン「……そうだな。どのみち、私には戦うことしか出来ないのだからな。前にお前がいった通りだ。
それよりマシな生き方は選べなかった」
レラ「……そう。ならいいんだ。ちょっと気になっただけだからさ。じゃ、アタシは整備を手伝ってくるから」
セレイン(……そう、しょせんはその程度のことだ。たとえその結果、どこで果てようとも、他に選ぶ道は
なかったのだから。お前は、私と似ているよ、レラ)
(第16話で「レラを艦から降ろそうとする」を選択し、「レラに声をかける」を選択
セレイン「こんなところで何をやっている?」
「レラか……」
レラ「……なんだよ、まさか、またアタシに艦を降りろなんていうつもりじゃないだろうね」
セレイン「いっても聞かないのだろう?なら、そんなことをいうつもりはない。なぜそう思った?」
レラ「アンタが弱気になってるみたいだからさ。どうせアタシたちには、戦って戦って、アタシたちが死ぬか、
あいつらを倒すかするまで戦い続けるしかない!なのに、なんであんなこと言うのさ!?」
セレイン「あんなこと?ああ……違うな、別に弱気になっているわけではない。状況を考えれば、
誰でもわかることだ」
レラ「だけどさ、アタシは、たとえ他にどうしようもなくったって、あいつらのいいなりになるくらいなら、
戦って死ぬ方を選ぶ。他に誰もいなくっても」
セレイン「どのみち、私もそうするだろう。それ以外にマシな生き方は見つけられなかったからな」
レラ「…………」
セレイン「私は格納庫へ行くが?」
レラ「あ……ああ、そうだね。アタシはすることがあるから」
セレイン(……お前は気づいてないだろう。レラ、私はお前を見ていると昔を思い出す。まるで……
昔の自分を鏡にうつしているかのようにな)
(第16話で「無視する」を選択し、「レラに声をかける」を選択)
セレイン「こんなところで何をやっている?」
レラ「別に、アンタには関係ないだろ」
(「それはそうだが…」を追加選択)
セレイン「それはそうだが……」
レラ「なんだよ」
セレイン「……ジャブロー攻めは、かなりきついことになる。サポートも重要だ。お前もこの部隊の一員なら
しっかりやるんだな」
レラ「そんなこと!いわれなくたってわかってるよ!」
セレイン「ならばいい。それだけだ」
レラ「……ちょっと待って」
セレイン「なんだ?」
レラ「アタシたちは、これがやらなきゃならない戦いだから、やってるはずだ。なのに、アンタは
弱気になってる。なんでさ」
セレイン「さっきの話か。違うな。別に弱気になっているわけではない。状況を考えれば、
誰でもわかることだ」
レラ「だけどさ、アタシは、たとえ他にどうしようもなくったって、あいつらのいいなりになるくらいなら、
戦って死ぬ方を選ぶ。他に誰もいなくなったとしても」
セレイン「どのみち、私もそうだろう。それ以外にマシな生き方は見つけられなかったからな」
レラ「……」
(「そうか…邪魔をしたな」を追加選択)
セレイン「そうか……邪魔をしたな」
レラ「フン」
(第16話での選択肢に関係なく「放っておく」を選択)
セレイン「ジャブローに入る前に、整備を終わらせておくとするか……」
(マップ終了後)
ゼクス「レジスタンスの諸君、無益な抵抗はやめたまえ。我々は、ひとりでも多くの同志を必要としている。
おなじ地球人として無駄な争いは避けたいものだ」
甲児「なんだって?そりゃいったい、どういうことだよ!?」
セレイン「そうだな、納得できん。反帝国活動に身を投じた、その同じ地球人たちを苦しめてきたのが、
お前たちスペシャルズだろう。おかげでどれだけの地球人が無念の想いを抱いて死んでいったと思っている?」
リッシュ「ハッハッハッ、お前ならそういうだろうと思ってたぜ、セレイン。しかしなあ、俺たちがそういう
汚れ仕事を引き受けてきたからこそ、この程度ですんだんだってのは、事実だぜ。でなけりゃ、死人の数は、
こんなもんじゃなかったろうさ」
セレイン「貴様、よくもそんなことがいえたものだな。反帝国活動をつぶして回った理由がそれだとでも?」
リッシュ「ま、確かにな。言い訳じみたことは、俺の性には合わん。やっちまったことを否定するつもりは
ねえよ。あとはたのむわ、ゼクス」
(感想) 最初は、セレインと版権キャラとの会話。「64」では意外と仲間との会話シーンが多いです。 どんな状況でしゃべっているのかなあ、と想像すると楽しいです。 食事中なのかな、それとも、お茶でも飲みながら…とか。 そして、ここで更にレラと話をすると、セレインは、レラと自分が似ていると、気付きます。 力もないのに、粋がっていた過去の自分、それ以外にマシな生き方を見つけられなかった事。 (「そうか…邪魔をしたな」を追加選択)か、(第16話での選択肢に関係なく「放っておく」を選択) だと、レラは艦から降りてしまいます。お願いします、レラとは話をしてください! このセリフ集のために、この2つも選択してみたのですが、心が痛みました。 最後はリッセレ。確かに、言い訳じみたことは言わなそうですよね、彼は。 |