青番号:カバー曲

[ HELP ] ('65)
ビートルズの5th。そして2枚目のサントラ盤。14曲中13曲がオリジナル。これって一般的には初期になるのかなぁ?前作に比べ垢抜けた雰囲気が漂うのはきっとポール色が徐々に強くなってきているからなのかもしれないです。#1「help」。認知度ベスト5に入るであろうこの曲。ジョンと他2人のコーラスが効いた軽快なロック#で出始めの“ヘルプ!”でノックアウト。#2「the night before」は最初聴いた時に一発でお気に入りになった#。今までのオリジナルにはありそうで無かった伸びやかな#。明らかにボブ・デュランを意識した#3「you've got to hide your love away」。ジョージ最初の佳曲だと思う#4「i need you」は個人的にもかなり好きな#です。どちらかというとポールよりですかね。初期ビートルズの名残をみせるロックンロール#5「another girl」。アルバムのベスト#の1つ#6「you're going to lose that girl」。やっぱりコーラス・ハーモニーが効いて印象的なフレーズが繰り返される曲にオレは弱いなぁ。名曲#7「ticket to ride」。この曲を書いた時点でアイドルからは完全に脱却しましたね。イントロとポールのハモリにしびれる!そして今回のリンゴvo.#8「act neturally」。カントリータッチなこの#はいつもの事ながら一息#として一役。アコースティックな小品#9「it's only love」は今の時代にこそハマルメロディーで大好きな曲。テンポがイイ#10「you like me too much」は一時ハマってリピートした。ジョージの曲とは最初気がつかなくてジョンの曲かと思いました。次もベストの1曲#11「tell me what you see」。前作に入ってる感じの曲ですが、若干明るい。曲構成もクセになるので今の方が昔より好きです。ポールがソロでも取りあげていた#12「i've just seen a face」はH/Rバンドが誇らしげにギターソロを弾いているかのような美メロからながれて軽快なC/Wなアコースティック#。大好き。で、#13「yesterday」は認知度ベスト3か?中学3年の時、英語の授業で歌いました(笑)。お約束ラストのカバーはラリーウィリアムズの#14「dizzy miss lizzy」。ジョンのシャウトもこなれた感じですがやっぱカッコイーわ。
①help!②the night before③you've got to hide your love away④I need you⑤another girl⑥you're going to lose that girl⑦ticket to ride⑧act naturally⑨it's only love⑩you like me too much⑪tell me what you see⑫I've just seen a face⑬yesterdaydizzy miss lizzy

[ RUBBER SOUL ] ('65)
ビートルズの6th。そして重要作の1枚。注目すべきは前作『help !』と同じ年でありながら、この変化。一気にアーティスティックになり同時に若々しさが消えてしまった。それが良かったのか悪かったのかは聞き手のその時の心境によるのだけど。#1「drive my car」。たまらなくクールなオープニングトラックでモータウン風味のロック#。「ピピピーイェイ」。シタール登場#2「norwegian wood」。まさに中期以降のジョンらしいミドル#。ポールには書けないメロディだなー。大好きなポップ#3「you won't see me」。コーラスに虜「ウーラララ♪」。全作品の中でもかなり上位に食い込みほど好きな#4「nowhere man」。ユルイ#だけど何から何まで頭から離れないよ。このアルバムは曲順も◎なんだけど「nowhere man」から続くとサイケデリックな#5「think for yourself」もすんなり入れる。そして#6「the word」はここまでの3曲のエンディングのような#。2声ボーカルがシビレル。ポール'sバラード#7「michelle」。最初はいつものことながら耳に馴染めなかったコード進行に本当にみんなこの曲イイと思ってるのかな?と。。自分がリスナーとして未熟だったのか?聴きなれたのか今は問題なしです。今回のリンゴvo.#8「what goes on」は初めて作者クレジットにリンゴの名が。相変わらずのC/W#です(笑)。#9「girl」はふと口ずさむビートルズ#№1かも。「is there anybody going to listen to my story~」、大好き。次も大好きな#10「i'm looking through you」は友達とマイナーだけどオススメするビートルズ#を言い合ったときに僕が挙げた1曲。ビートルズのコピーバンドするなら真っ先にカバーして聴かせてもらいたい。#11「in my life」。キマシタ超名曲。この曲を中学に入る直前にラヂオで聞いてビートルズを知るのです。「なんていい曲なんだ」って感動したなー。全てがス晴らし!。#12「wait」。アルバム中で唯一若々しさがみえるビートリー#。やっぱこういう曲も欲しいですね。ジョージ作の佳曲#13「if i need someone」。次回作『revolver』を予感させるメロディです。軽快かつキャッチーなロック#14「run for your life」。プレスリーの曲が元ネタとの事ですがそれは未聴。このアルバムの中では若干浮いてる感じですが曲としては好きです。
①drive my car②norwegian wood(this bird has flown)③you won't see me④nowhere man⑤think for yourself⑥the word⑦michelle⑧what goes on⑨girl⑩I'm looking through you⑪in my life⑫wait⑬if I need someone⑭run for your life

[ REVOLVER ] ('66)
ビートルズの7th。間違いなく彼等の最高傑作で歴史的な名盤。曲の質と出来、ジョン・ポール・ジョージの3人のソングライターのバランス等どれをとってもパーフェクト。サイケでポップなアルバム。1st「i saw her standing there」とは対照的な“1,2,3,4・”で始まる#1「taxman」。後世いろんな曲で聞かれるこのリフでノリノリ。ジョージ評価の波はこの曲から。そしてストリングスが効いた#2「eleanor rigby」は訴えかけるようなメロディーがとても美しい!大好きなポール#です。ジョンの#3「i'm only sleeping」ユルクそしてサイケデリック。激しくないのにロックな#。この冒頭3曲まで三者三様。シタール・ソング#4「love you to」。ジョージこそビートルズのオンリーワン化の大功労者!どこまでもインドだ。世紀の名バラード#5「here, there and everywhere」。キング・オブ・美メロでタマンネ!今回のリンゴvo.#6「yellow submarine」はこのアルバムで1番の認知度。赤盤で聞いた時はやっぱり「これもビートルズなのか!」が感想。リンゴのvo.もすごくあってる。#7「she said she said」はビートルズ#で上位に食い込むほど好きな#。ジョンのポップサイドの曲で彼の先天的なセンスが感じられる。vo.も含めてね。ポールお得意のポップ#8「good day sunshine」は途中に絡むピアノがナイス。最高のパワーポップ#9「and your bird can sing」。何もかもがパワポの理想系。またしてもポール大先生の名美メロ#10「for no one」。この曲の発展で「she's leaving home」と「the fool on the hill」なんか出来たのかな?#11「dr.robert」もジョンの軽快なギターポップ#。ポールが担当した途中のスローな部分もアクセントになってイイ!ココからのラスト3曲も三者三様。もうね大好きだジョージ、#12「i want to tell you」。ジョージならではのポップ#。ピアノがまたイイよ。この気だるさがタマンナイ。で、ポールポール!#13「got to get you into my life」のポップさ。最初から最後まで鳴り響くのブラス・アレンジ◎。ポールのシャウトも聴けるしグー。ラスト#ジョンの#14「tomorrow never knows」もスゴイ。サイケで革新的でこのアルバムの締めくくりに相応しい壮大な#。ビートルズ#でうなぎ上りで評価されてる。いやースゲえアルバムだ。
①taxman②eleanor rigby③I'm only sleeping④love you to⑤here, there and everywhere⑥yellow submarine⑦she said she said⑧good day sunshine⑨and your bird can sing⑩for no one⑪doctor robert⑫I want to tell you⑬got to get you into my life⑭tomorrow never knows

[ SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND ] ('67)
ビートルズの8th。あまりにも有名なコンセプト・アルバム。フラワームーブメントを受けてのアルバムなのは間違いないところ。全体に漂う唯一無比のビートル・ワールド。進軍ラッパはアルバム前のシングル「penny lane/strawberry fields forever」からなんだけど。では・・。タイトル#1sgt.pepper's lonely hearts club band。ライブ開演前のソワソワした臨場感をだしライブがスタート。鳴り響くギター、ライブ1曲目に最高なロック#。カッケー!続けてリンゴの歌う#2with a little help from my friends。バンド(サージョント~ね)の新密度をあらわす掛け合いが微笑ましいポップな#。サイケ・ロックの名曲#3「lucy in the sky with diamond」。加工した独特のジョンの声とサイケデリックなキラキラギター!盛り上がるサビ。大好きです。イントロのギターカッティングからパワーポップと分かる#4「getting better」◎。美しきサイケデリック#5「fixing a hole」いつしか虜になるヒネクレポップとも言える。クラシカルなストリングス・バラード#6「she's leaving home」はポール節ですかね(笑)まさに美メロ!。一転、ジョンの世界#7being for the benefit of mr.kite!はマジで再現不可能なアレンジ。最初は難解さを感じたけど、やっぱメロディはポップなんだ。ジョージの世界#8within you without you。このアルバムは音から絵が見える曲ばかりですが、はっきりとインドの景色が見える。イッツ・サウンド・アート。ボードヴィル調の可愛らしいポップ#9when I'm sixty-four。コレ聴くと『ガープの世界』って映画をいつも思い出す。途中のピアノソロがとにかく好きな#10「lovely rita」。ココからラスト3曲は学生時代の目覚ましがわりでした。#11good morning good morningと#12sgt.pepper's lonely hearts club band(Reprise)は・・ま、どうって事ない曲なんですがコンセプトアルバムですから大名曲前夜ってことで。そして歴史的な超名曲#13a day in the life。ショーのフィナーレ。血がみなぎるオーケストレイション。なんだろコレ、、どう表現したらいいのか分からない。。言えるのはこの曲があるからビートルズを否定できる人がいないって事。ビートルズのベスト#の1つです。あ、最初に聞くビートルズのアルバムではないかなー。
①sgt.pepper's lonely hearts club band②with a little help from my friends③lucy in the sky with diamonds④getting better⑤fixing a hole⑥she's leaving home⑦being for the benefit of mr.kite!⑧within you without you⑨when I'm sixty-four⑩lovely rita⑪good morning good morning⑫sgt.pepper's lonely hearts club band(Reprise)⑬a day in the life

[ MAGICAL MYSTERY TOUR ] ('67)
#1~6の前半は同名タイトルのTVサントラに#7~の5曲は同時期のシングル#。これをまとめて出した編集盤。シングル#がこれだけ入っているのでオリジナル・アルバムではなく『シングルス』と言えます。曲の出来は『revolver』に匹敵するほど粒揃いです。タイトルトラック#1magical mystery tour。まさに船出のBGM、旅に乗り気じゃなくても高揚してくる。彼等のサントラ主題歌は全部そんな感じで気持ちを高めてくれる。ちなみにチープトリックのカバーもすこぶる良い。#2「the fool on the hill」はメロディーも素晴らしいけど、やっぱり歌の詩がそれにも増してステキだ。もし僕が曲を書けるならこんな詩を書きたい。#3「flying」はクレジットがメンバー全員の“Harrison-Lennon-McCartney-Starkey”というサイケなインスト#。#4blue jay wayはジョージには申し訳ないけどスキップすることが多い、個人的嗜好だけど。その後が名曲連打ってところがツライところですな。まずはポールの美しいメロディが堪能できる名ピアノ#5you mother should know。これも曲はちろん歌詞も好きだ。ジョンのセンスの塊のような曲#6「i am the walrus」はサイケデリックで韻踏みまくりの単語が流れるように絡みつく。脳みそがヤラレル曲。最高。『help』の頃の楽曲なみにストレートなポップ#7「hello goodbye」は覚えやすい歌詞もあいまって良くカラオケで歌った(笑)。やっぱ好き。ベストトラックで名曲#8「strawberry fields forever」はサイケでノスタルジック。嫌でもジョンの生い立ちを想像してしまい涙腺は緩む。「strawberry fields forever」と両A面だったポールの#9「penny lane」も大好きな曲でウキウキするようなリズムと間奏などのトランペットも心地よい。リピート率は激高!次も大好きな#10「baby you're a rich man」。典型的な共作。ポールが弾くベースが最高でビートルズ#の中で「paperback writer」と1,2を争うほど好きなベースプレイ。大曲ラスト#11「all you need is love」。邦題「愛こそはすべて」。フランス国歌はこの曲から知りました。歌詞は後の「imagine」と同系。ゆったりとしたリズム、バックのコーラス(LOVE)、そしてジョンレノン!。自分の結婚披露宴でも使わせてもらった思い出の曲です。
①magical mystery tour②the fool on the hill③flying④blue jay way⑤you mother should know⑥I am the walrus⑦hello goodbye⑧strawberry fields forever⑨penny lane⑩baby you're a rich man⑪all you need is love


初期     中期     後期     その他


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