な つ き の C 級 グ ル メ 大 百 科〜その2
Mission2〜梅干しバーガー、その実体に迫る。
3ヶ月ほど前盛岡でシオリちゃんの愛息タクくんが公園の砂場で作っていた謎の食べ物「梅干しバーガー」(シオリちゃんとタッくんが何者かわからない方は
こちらを見てね)。これもまたあたしの「ネガティブ
知的好奇心」をいたく刺激されてしまいました。いったいタクくんの頭の中にある「梅干しバーガー」とはどのような物体なのか!?こちらも「階」編集部が
その総力を挙げて取材してまいりました。
※ ※ ※
と張り切ってみたはいいけれど、はて、どうしたらいいものやら。そもそも材料的には何を用意すればいいんだ?やっぱりシンプルに梅干しとパンかな?まあいいや。
よくわかんないからひとまずそれで作ってみよう。
てなわけで用意するものとしましては、まず近所のスーパーで買ってきたはちみつ入り梅干し(498円)。並みいる梅干しの中ではかなり甘めである。

で、これをハンバーガー用のパンにはさめるわけなんであるが、実はここで問題が。
それは、ハンバーガー用のパンが探しても探してもなかったこと。すぐに見つかるだろうと高をくくっていたそれは、意外にも入手するのに手こずるものであった。
そんなわけで今回はマクドナルドのハンバーガーを買ってきて中のハンバーグをはずしてパンだけを使用することにする。
そして、梅干し4つを中の種を抜いて半分に切り、ハンバーガーの中に見栄えよく並べて、ハンバーガーっぽく仕立ててみます。
・・・・・できました。こんな感じです。いかがでしょうか?

−なんか、見た瞬間に食欲が失せました。自分で作っといてなんだけどf^_^;
でも、作ったからには最後まで責任を持って食べねば。
※ ※ ※
実 食 !
取りあえず、鼻をつまんでひと口食べてみることにします。
ぱく!もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ・・・・・・・・ごくん。
けっこうイケます。ほんとだってばっっ!何か、なんつうの?梅干しがかなり甘めなせいかなあ、梅ジャムを塗って食べているような、そんな感じ。
・・・・・え?梅ジャムなんてないって?ありますよ。こちら証拠写真です。

小樽市の隣町は余市町限定で作られているジャムだそうです。
うーん、でも予想したほど激マズじゃなかったなあ。考えてみりゃそりゃそうか。パンにすっぱいものったら実に相性ぴったりだもんな。ジャムは言わずもがな、
ハンバーガーにはピクルスがはさんであるくらいだし(そいえばピクルスって酢漬けだもんね)。
で、ひとまずこの”梅干しバーガー”、ペロリと平らげさせていただきましたが、数時間後、おなかがゆるくなってしまいました。どうやら梅干しの一気食いは
体によくないようです。
・・・・・ちなみに、前回の読み物Candle in the Wind内では書きませんでしたが、タッくんは梅干しバーガーの他にも
「黒豆アイス」
とか
「どじょうカレー」
とかを公園の砂場で作っていました。それでこれらについてもルポしようかなあと思ったのですが、なんか黒豆アイスもどじょうカレーも普通の顔をして存在してそうなので
やめました。
というわけで、梅干しバーガーの正体を探るべくリポートをしてみましたが、タッくんの頭の中にある梅干しバーガーとはきっとこんな感じだったのでしょう。
そんなわけない。