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2005.09.19-20 おまけ区間
 双六小屋 → 樅沢岳 → 槍ヶ岳山荘 → ヒュッテ西岳 → 赤沢山 →大天荘
1988.05.02-03
大天井岳 → 常念ヶ岳 → 蝶ガ岳ヒュッテ → 徳沢 → 明神
1973.08.13
槍ヶ岳 → 南岳小屋 → 穂高岳山荘 → 奥穂高岳 → 前穂高岳 → 上高地


2005年9月19日、ようやく、西鎌尾根を歩いた。  詳細は山行き記録参照(ここをクリック)

これで、双六と穂高・常念とが尾根沿いにつながったのが大きい。

以前に、@大天井岳から常念岳−蝶が岳経由で上高地、
     A大天井岳から槍ヶ岳−穂高岳経由で上高地、と歩いているから、
双六小屋から上高地へ尾根沿いにつながったことになる。


まずは、双六小屋〜槍ヶ岳〜大天井間のルートだが、 

9月18日 いつもの各駅停車で松本着 9:47。
10:35のバスに乗り、新穂高温泉へ。 12:40発 わさび平までオンタイムで進む。 
17:25ようやく鏡平に着く。

9月19日 、雨に煙る小屋発。  
その内雨が上がるが、稜線に入り、視界200mに。
双六が近づくにつれ100mに。 風も少し強め。


やむなく双六小屋でコーヒータイム。 20分後ややガスがあがり、西鎌尾根に
向かう人もちらほら。

樅沢岳にひたすら登ること30分。ガスに突入。 標識のある山頂は視界50m・・・・。

硫黄平では硫化水素臭。 硫黄沢からの臭いが届く。 

草露に見える風景がなんとも良いのが救い。
ガスの西鎌尾根をひたすら進む。 そのうち、ややガスが上がり、千丈沢乗越につく。 
合羽を脱いで大休止12:20−42。   

急速にガスが上がり、あっという間に槍の穂先が現れる。 

コースタイム1.5Hrの道を1:10で登り、肩の小屋に着く。 ガスも段々上がってくる。 
14:45 槍の穂先を目指して駆け上がる。 
足元にはブロッケンも。  約40分のんびりと過ごす。
目的の赤沢をはじめ餓鬼、唐沢がよく見えるようになった。   


9月20日
翌朝 高曇りの空。 6:45には雨模様と急変。
雨交じりの東鎌をゆっくりと、水俣乗越まで1:40を2:15かけて下る。
登りはコースタイムよりやや短め。

ヒュッテ西岳で一休みし、赤沢山(98番目に高い山)をピストン。
途中西岳もピストンし、ほとんど水平道だが結構足に来る喜作新道をよたとたと。
15:40 大天井ヒュッテにつく。大天荘まで足を延ばし、16:30ようやく到着。 

9月21日
翌日は弁当持って4:40燕に向け出発。 みごとな日出を拝めた。  



-----@大天井岳からの常念岳−蝶が岳経由で上高地へのルート-------------


大天井岳から常念方面は5月の連休に行った。

1989年05月01日 昼過ぎに出発し、有明温泉から入り、燕山荘に泊まる。ホルンの演奏を聴いた。

燕山荘からは風の強い稜線を切り通し岩に進み、そこから夏道とは違って直登ルートを
大天井岳に登った。

ついた大天荘は2階まで雪の中。 一階の入口まで、雪の穴に着けられた階段があったが、
滑るのではないかと冷や冷やもので下った記憶がある。 

小屋でゆっくりしているとゴロゴロ雷の音もしたし。


翌02日 晴。 東天井岳は、強い風を背中に受けすぐ横を通る。 抜けたところは結構な急斜面を
トラバースしており、道を外れ尻制動で楽しむ。

雪がまぶしい。 横通岳はルートを離れ、山頂を通過した。 そこからは常念岳と常念小屋がみえる。

いい感じの常念小屋を過ぎ、「今度はここに泊まろう」と言うことになった。(翌年5月に再訪)
常念岳から見る穂高は眺め良し。 天気が良いせいか雪が腐り始めてきた。

蝶ガ岳への道はひたすら長い雪の道。 雪が腐り、靴に染み込む。 かなりバテた。
蝶ガ岳ヒュッテで靴下を乾かすも完全とは言えず、次の日寒い思いをする。

03日 長塀尾根を快調に下る。 ひたすら下る。 登ってくる人はかなりしんどそう。 
それでも2時間ちょっとで徳沢園に着く。 

明神経由上高地まで川沿いの水平道を約2時間歩き、上高地着。


-----A槍ヶ岳から穂高岳経由で上高地へのルート-------------


槍ヶ岳から穂高方面は8月のお盆の頃に行った。

1972年08月12日 夜行列車で着。 有明温泉から入るが、寝不足でばてばて。
16:00大天井荘に着く。

8月13日 曇+雨、7:00出発。 横と下からの雨の攻撃。 喜作新道の途中で休んでいると、
さっそうとした登山者に追い抜かれる。 当時流行の「木枯らし紋次郎」風。

西岳辺りからようやく調子が良くなり、13:00肩の小屋に着く。 
山頂はガス、視界5〜10m、10人ほど。 岩登りを楽しむ 

13:30肩の小屋発。 大喰岳はただただガスの中。 中岳もガスの中、雪渓の水で喉を潤す。
15:50南岳小屋着。 お姉さんをおばさんと呼び、ひんしゅくを買った。

8月14日 朝はよく晴れて、キレットのながめよし。
7:00発 キレットを難なく通過するが、その内大渋滞になる。 

上り下り共に対向者の通過待ち。 それでも登りは快調に進み、9:50北穂高に着く。
山頂はまたガスの中、視界は50m〜100m。 かなりの混雑。

唐沢岳のあたりもガスの中、岩を登ったり、降りたり。 
途中で相棒が線香の匂いを嗅ぎ、一瞬ゾ〜としたそう。
なんでも死ぬ間際には線香の臭いがするのだとか。 

実際はほんとうに線香が焚かれていたのだが。

そうこうする内、穂高岳山荘着。 12:20 ちょっと早いが今日はここ泊まり。

8月15日 5:55 急坂を登り山頂に着く。 定かでないがガスってただろう。
15分ほどいて、吊り尾根を下る。 途中からガスが上がり、前穂高岳を登り返す。
約1時間30分ぐらいのんびり。 ガスの晴れ間の山々を眺めつつ朝食とする。

9:20出発し、岳沢ヒュッテ11:20と急降下。 

そこから上高地まで1時間35分の競歩大会に
なってしまった。



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