百 花 の そ よ 風    マネージャー余話  吉沢武久

第 20 回  パ ン ジ ー   2024年3月1日

   2024年3月の百花のそよ風は、記念すべき(?)第20回目です。その20回目に登場するのはパンジーです。

  一年で一番寒い2月も終わり、春の始まる3月の到来です。寒い冬に咲く花には梅や椿、山茶花のように樹木につける

花が多く見かけられます。そんな中で、プランターでも可愛く咲いてくれるのが、パンジーです。私は三色スミレと呼んでいた

のですが、マネージャーをおおせつかってからは、もっぱらパンジーです。

 ところが、アトリエ作者と花屋さんに出かけた数年前、パンジーと並んでビオラというパンジーによく似た花が、売られてい

ました。「パンジーとビオラってどこが違うの?」作者に聞きました。「花の大きいのがパンジー、小さいのがビオラよ」文系の

作者はさらっと答えました。でも、理系の私の頭の中には(??)マークがいっぱいでした。((何をもって大きい小さいを判断

するのだ。俺は大きいと思っても、小さいと言う人もいるだろうに・・・これぐらい、ではなく、きちんとした数字を示して欲しい))

 分かったような分からないようなパンジーとビオラの見分け方でした。

                                   

   後日、ネットで調べてみましたが、やはりあいまいでした。そもそも、パンジーとビオラは同じ植物でした。作者が教えて

 くれたとおり、花の大きさで分けているようです。5センチより大きかったらパンジー、4センチ以下だったらビオラという説明

 が多かったです。だったら、4.5センチはどっちなの?・・・深く追求しない方がいいようです。

  一番納得したのは、パンビオという呼び方がある、ということでした。私の推しの呼び方はやはり三色スミレです。パンジー

 とビオラ、どちらもカバーできます。これからはまた三色スミレと呼びましょうか。

                         

   そんな三色スミレ、作者は毎年花屋さんに足を運んで購入してきては、描いています。また、水彩画教室のお手本

 にもなっているようです。

  厳寒の日には室内に入れ、暖かい陽ざしのある日にはベランダに出すなどして、上手に扱えば5月頃まで次々と咲

 かせてくれる優等生の花です。

  今年は4種類の花の鉢が、ベランダとアトリエを行ったり来たりして作者の創作活動を見守っています。

                      

                                                      
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