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12月26日(火) 語り部覚え書き

「愛生」に川柳をのせている余田加寿子さんから
本が届いた。

ハンセン病療養所入所者
語り部 覚え書き
付ー今はエピソード

加寿子さんの友人で
阿部はじめ さん という方が
以前「愛生」に連載されていた文章を
本にされたものと いうことだった。

本のまえがきには

〜続々と来島される人たちに
ひと通りの話をしたあと
「これはほんの一部に過ぎないのです」という思いを
拭い切れません。同病者の中には「今更そんな昔の惨めな話をするな」
という人もいますが、私は入所が古いので昔の話になるとつい熱が入ってしまうのです。話をしたあと少し「虚しい」気持ちになりますが、
私は私なりにこの社会に生きて来た証しのようなものを書き残しておきたいという思いに駆られ、この小冊子を出しました。

療養所でのこれまでのことが
淡々と そして 愛情を込めて記されていた。

謙虚な語り部 の 思いを 
できるだけ 多くの人に 知らせたい
そんな思いに駆られる本 でした。


12月26日(火) SAKKO 帰国

SAKKOが1年間の研究生活を終えて
無事 帰国。

今回はじめてリムジンバスに乗って帰ってきました。


12月13日(水) TRY TO REMEMBER

先生も走る という 師走 には 
まだ 少し あるとしても

もう12月になってしまった。

「思い出そう 秋のあの日
ゆたかな あのSeptember
愛の想い 胸にあふれ
心のはずむ頃

思い出そう 秋のあの日
嘆きを知らぬあのSeptember
思い出せば心も踊る あの頃」

人生の秋 を 過ぎ
壮年の頃を なつかしく思い出す
と いう歌 なのだそうだ。

「ちょっと 元気に歌い過ぎ」
と 言われてしまった私は

まだ 若い。

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