8月31日(水)
昼間まだ蒸し暑いものの、東京では、先週の日曜日あたりから、朝晩ふとひんやりとした空気を感じする。
近くのスーパーでは「炊き込みご飯の素」が山積みだし(あまりこういうもので炊き込みご飯はつくりたくないが)、コンビニに行けば、おでんや中華まんがガンガン売り出されている。
うちでは夏場でも鍋や煮込み料理をつくるが、やはりあまり火は使いたくない。アツアツのものを食べるのも、ときにゲンナリしてくる。そういうこともあってか、今年の夏はいつになく冷やし中華をよく食べた気がする。
夜、サンマの開きを食べた。大根おろしを添えるのは忘れない。これからは開きではなく、生サンマがおいしくなる。どんどん食べたいものだ。
以前、日本にいる南インド料理の師が、「インドにもサンマはある」といっていたが、私は見たこと、食べたことがない。
都内のインド料理店には、秋になると「サンマのタンドゥール焼き」を出すところがあるらしいが、あまり魅力を感じない。何かこじつけくさい感じがする。
本場流の魚のタンドゥールだったら、やはりマナガツオを使った「タンドゥーリ・ポンフレット」のおいしいやつ、これが基本だろう。日本だと西京漬けなどで、おもに西日本で人気のある高級魚だが、身がやわらかでやや調理しにくい。これを絶妙なタンドゥール焼きに仕上げるのがプロの技である。
サンマを使ったインド風の焼きもの料理の一例はコレ。焼きサンマに飽きたら、お試しいただきたい。