16,空気はけっこう重いぞ

空気の重さって実感したことあるかい。
1リットルのペットボトルに空気をポンプで入れてはかってみると、
1〜2グラム重くなっている。
 
自転車のタイヤの空気入れにも圧力計が付いているのがある。
圧力計は1気圧の時に0になっているから、加えた圧力が入れた空気の体積さ。
これで計算すると空気は1グラムが1リットルぐらいになるよ。
 
分子量は水素H2 1.0×2=2.0  ,酸素は O2 16.0 ×2=32.0  だよ。
標準状態(0℃、1気圧)で2.0 gの水素と32.0 gの体積を調べると 22.4リットル だ。
同じく、窒素N2 は14.0×2=28.0 で 28.0gが22.4リットになる。
 
どんな気体でも標準状態で22.4リットルあれば分子量にgを付けた質量となる。
これを1モルという。標準状態で1リットルの体積の中には同じ数の座布団?
が敷かれているので同じ数の分子が座れる。分子は座ってワイワイやっているのさ。
 
じゃ、1モルはいくつ座布団が敷かれているかってことよ。
それは 6.0×1023 個 っていわれているが大変な数だ。
6.0×1023アボガドロ数 っていうんだ。分子説をとなえた人の名前だよ。
 
空気は酸素と窒素が1:4だから、22.4リットルでは(1×32.0 g +4×28.0g)÷5
=28.8gである。 28.8 空気の仮想分子量 なっちゃって、他の気体との重さの比較に
使われる。炭酸ガスCO2は 12.0+16.0×2=44.0 (g)だから空気より重いとかね。
 
いいかい、気体は標準状態で1モルが22.4リットルだ。PV=nRTに入れると。
n=1モル(mol),p=1気圧(atm)、V=22.4リットル(l)、T=273K だから
R=0.082 (atm・l)/(mol・K) となるよ。これを 気体定数 っていうんだ。


そこで問題だ。
PV=nRTって気体の何式っていうんだったかな。

ちょっと、ムズかしかったかな。説明がヘタッぴだったよ。ごめん。
今日はここまで。じゃ、また、会おうよ(^0^`)

2006.1.4         

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答え、気体の状態方程式


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