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 さいたさえの旅エッセー
  

 ごあいさつ
 はじめまして。
さいたさえです。
 現在、松山の某出版社に勤務しています。やかんさんより依頼を受け、コーナーを担当させていただくことになりました。よろしくお願いいたします!(2003)
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 留学経験;
 19979月〜19997
 吉林省長春市
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バックナンバー

 1ちょっくら台湾(その1)
 2ちょっくら台湾(その2)
 3ちょっくら台湾(その3)

 4ちょっくら台湾(その4)

   
      bP ちょっくら台湾(その1)
     

 同じ中国語を話す国でも、大陸とは全然違う、ぜひ行ってこい。

 ある人に常日頃そう言われ続けていた。近い国だし、ちょこっと飛行機に乗ればすぐ行ける。そのうち、そのうち…と言う内に一年経ち、二年経ち。とうとう中国から帰国して3年が過ぎようとしていた。
 中国へいた頃の感動も記憶も薄れ、中国語も曖昧になる日々。帰国直後は日本語の漢字も簡体字で書いてしまっていたが、いつの間にか中国語を日本語の漢字で書いている…。台湾へ行こうと思っていたことさえ忘れていた時、ふと旅行会社のパンフレットが目に入った。
 前置きが長くなって申し訳ない。これが、私が台湾へ足を向ける
までの道のりだ。

  

 旅行といっても一会社員の身。自由が利かない。ということで利用したのはパックツアーだ。今回は関東在住の相棒も道連れ(残念ながら弟のことである)。
 どちらかと言えば金銭的に余裕のあった私が上京して成田発のツアーに参加することにした。
 某小旅行会社の2泊3日、ホテル代+成田ー台北往復チケット代+空港までの送り迎え込みで一人49,800円。松山ー成田往復航空券が40,000円弱だったことを考えると激安である(この時点で激安ツアーに参加する意味がないような気もするが…)。

 「この甘い誘いの裏には、きっと何かがあるぞ」
 幾度かの旅の経験から、ちょっと警戒心を持ちつつ、値段の安さと短期旅行にぴったりの日程(行き 午前発、帰り 夕方発)に惹かれ、2003年3月某日、台北へ飛んだ。

 
  予 告 
    bQ ちょっくら台湾(その2)
      台北空港へは午後12時半に到着した。…
 
   次回もお楽しみに〜  



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