◆◆◆モンスターファーム2◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | モンスターファーム2 | ||
発売日 | 1999年2月25日 | メーカー | テクモ |
定価 | 5,800円 | ジャンル | 育成シミュレーション |
廉価版 | Playstation the Best/2000年7月27日/テクモ/2,800円 | ||
関連商品 | 攻略本、ぬいぐるみ、カードゲーム等多数。TVアニメにもなりました。 | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | 元気に飛び出せモンスター大集合!のわかりやすいパッケージ。 欲を言えば色気が欲しいところ。 |
★ | |
超越世界観 | 飼育するモンスターには寿命があって、数年で死んでいくのですが、 人間のほうは不老不死らしく、100年プレイしてもピンピンしてます。 |
★★ | |
声優度 | モンスターの鳴き声がボイスといえなくもない。しかもピクシー種の ボイスがえらく色っぽいので★2つ。 |
★★ | |
演出度 | ポリゴンによる拡大縮小変形をこれでもかと使った、モンスターの 派手なパフォーマンスが見ていて楽しいです。 |
★★★★ | |
時間報奨 | 世代重ねて、お金とアイテム貯めて、寿命間近のモンスターを合体 材料にしてパラメータ底上げを繰り返していけば、いつかは誰でも。 |
★★★★★ | |
牽引力 | 名人(4大大会制覇)への道のりは果てしなく長くて、さすがに そこまでお付き合いはできませんでした。 |
★★★ | |
ゲーム性 | 育成・バトルSLGとしては、よく練りこまれたシステムだと思います。 |
★★★★ | |
快楽性 | キーレスポンスは問題なし。データセーブが早くていいです。 |
★★★★ | |
芸術点 | 手持ちのCDからモンスターを再生、というアイディアは前作から あるものですが、それを評価しました。 |
★★★ | |
所有価値 | 結構売れましたから、中古屋に掃いて捨てるほどあるけれど、 今さら手にとって見るのも悪くないかと。 |
★★ | |
総合評価 | この2作目は、やりこんだ人によると、シリーズ最高傑作らしいです。 |
60点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
あなたは新米のモンスターブリーダー。国際モンスター協会から来た新人の調教助手コルトとともに、強いモンスターを育ててブリーダーの腕を磨き、名人の位を目指そう! まぁ今さら説明することのないほど有名な(そして亜流がたくさん出ているから誰でも想像しやすい)ゲームですが、ゲームの流れについて一応記します。 手持ちのCDから再生、またはマーケットからただでもらってきたモンスターを育成し、ある程度強くなったら大会へ参加。3ヶ月おきに開催される公式戦で優勝するとグレードがアップ。そしてグレードSになると出現する4大大会を全て勝ち抜くと殿堂入り!といったことろです。もちろん殿堂入りしたところでゲームが終わるわけではなく、セーブデータ持ちより対人戦のためにもっと鍛えたり、ALLパラメータ999を目指したり、全ての種族を育成して図鑑を完成させたり、やることは一杯です。 |
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レビュー | |||
たまたま机の上にあったゲームの体験版CDを突っ込んだらデトナレックス(ライガー系)が出てきたのでそのままプレイ。育成も順調で公式戦も順調に勝ち進み、3歳間近でランクAにグレードアップ。たたかいは、これからだ!と乗り気になったところで、助手のコルトに「もう年だから引退させてあげようよ」と言われました。攻略本によると寿命は6歳半くらいなのに。何で? まぁ死なせてはかわいそうなので次にマーケットからもらってきたモッチーで2匹目を育成。1匹目は万年金欠だったので公式戦以外の大会にも出場させて資金稼ぎまくり。こいつも順調と思ったら2歳を少し過ぎたとこでいきなり死亡。 と実に納得いかない展開を味わった挙句、ネットで攻略を検索したら重大な事実を発見しました。なんと疲れやストレスを溜めたり、修行や大会に出場させたりすると、寿命がどんどん減っていくみたいです。強いモンスターを作るには初期寿命まできっちり育てて育成させるのがベストだけれど、そのためには大会にも出さず、修行にも出さず、持っているだけで疲労やストレスが回復するアイテムをしこたま所持した上で毎週それらを取り除くアイテムを与え、トレーニングは簡単なものばかり、コルトからのメッセージが「元気みたい」の状態ですかさず休養、エサは一番高価なものでストレス回復・・・そうやってストイックに地道にコツコツとパラメータを積み上げていくらしいです。やってられるか! そこまでしなくとも、冬眠状態にした引退間近のモンスター(パラメータは育成したのでそこそこ)を2匹用意して合成すると、0歳にして最初から少し強いパラメータを持ったモンスターが登場します。この(育成→冬眠)x2→合成を繰り返して世代を重ねていけばいつかは最強のモンスターが生まれるわけで、この方法ならば楽しくモンスターを育成しつつ名人を目指せると思います。しかしどれくらいモンスターを育てればいいんだろう・・・16匹じゃきかないような気がするよ。 総評: 見方を変えれば、このゲームは2通りの遊び方ができるわけです。寿命を気にせず自由に育成し、出会いと別れを繰り返して世代を重ね、最強のモンスターへと近づけていくやり方。そしてもうひとつはストイックにパラメータを調整し、数値の上がりが悪かったら即座にリセットで最初から最強を目指していく遊び方。どちらの遊び方でも最強への道が必ず開けているところは、ゲームデザインとして秀逸です。しかしどちらも根気がないとゲーム続けられないんですよねぇ・・・。 |
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攻略ガイド | |||
攻略本を1冊買って、それを見ながらプレイしたのですが、全然わからないことだらけ。ネットで検索したら鬼のように攻略情報が出てきました。もうそれだけでお腹一杯です。なので本格的にプレイを楽しみたい方はそういったページを参照してください。ここではその中でも気に入った(序盤が楽になる?)裏技、というかバグをひとつ紹介。 このゲームに登場するモンスターの種族は38種類ですが、ゲーム開始時にCDから再生できるのはそのうちの16種に過ぎません。他の22種はゲームの中でイベントをクリアしていくことで徐々に解禁されるのですが、それもまた面倒。ということでこのリミッターをはずす方法です。 神殿で円盤石からの再生を選び、CDをセットした後に画面のメッセージに注目します。「CDのチェック中です」が消えて「データのリード中です」が表示されるまでの間にPS本体のふたを開け、CDをモンスターファーム2のゲームCDと交換してしまいます。すると「モンスターファームのディスクですがよろしいですか?」というメッセージが出るのでここで「NO」を選択、「再生させたいCDをセットしてください」というメッセージにも×ボタンでキャンセルします。するとあら不思議、なぜかここで最初に入れたCDによるモンスターの再生が始まります。もちろん、通常の手順では「まだ再生できません」と断られた種族でもOK。レアモンスターの初期パラメータの高さをぜひとも確かめてみましょう。 |
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出演声優 | |||
なし。 | |||
関連ソフト | |||
ポケットモンスターシリーズ(GB等/任天堂)、牧場物語シリーズ(N64等/ビクターインタラクティブ) |
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