◆◆◆タイムギャル&忍者ハヤテ◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | タイムギャル&忍者ハヤテ | ||
発売日 | 1996年7月5日 | メーカー | タイトー |
定価 | 6,800円 | ジャンル | LDアクション |
廉価版 | なし | ||
関連商品 | なし | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | 登場キャラを適当に配置したため、原色が目に痛いパッケージ。 |
★★★ | |
超越世界観 | 時空犯罪者を追う警察機構があんな能天気で薄着な娘御で いいのでしょうか? |
★★★★ | |
声優度 | ヤラレシーンのはっちゃけボイスがたまらんですタイ。 |
★★★ | |
演出度 | もちろんのことながらフルアニメ。レイカもハヤテもよく動きます。 |
★★★★ | |
時間報奨 | ぶっちゃけ「覚えゲー」なんでこの点数。 タイムギャルは裏技使わないと、クリアはちょっと厳しいかも。 |
★★★★★ | |
牽引力 | 牽引も何も、勝手に話は進んでいくんですけどね。しかし ゲームセンターではエンディング見たことないので、やはり気になる。 |
★★★★ | |
ゲーム性 | 反射神経と記憶力が全て。いわゆる音ゲー? |
★★ | |
快楽性 | ときどき、入力判定が異様にシビアなシーンがあって、 そこはちょっとムカついたりします。 |
★★ | |
芸術点 | とりあえず2本パックにしてくれた点は評価。それと、アーケードの ディップスイッチと同様のオプションが用意されている点は興味深い。 |
★★★★ | |
所有価値 | さすがにもうゲームセンターでプレイできることはないでしょう。 PS版もほとんど見かけません。見つけたら抑えておくべき品。 |
★★★★★ | |
総合評価 | ちなみになぜかセガサターン版は5,800円です(発売はエグゼコ・ デベロップメント)。 |
72点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
古き良きLDゲームが2本まとめてコンシューマに移植されました。LDゲームとは、レーザーディスクに収録された長編のアニメムービーの中で、主人公に正しい行動をレバーやボタンで指示するリアルタイムアクションゲームです。例えば、通路を歩いている主人公の上に突然岩が落ちてくる。そのままではやられてしまうので、レバーで逃げるように指示するわけです。大抵は通路の左か右が光って安全地帯を教えてくれるので、その方向にレバーを倒します。身に付けている銃や剣が光ったら、アクションボタンで攻撃します。レーザーディスクにはアクションに成功したムービーが連続して収録されており、タイミングよくレバーやボタンを正しく入力できないと、やられムービーへジャンプするようになっています。年代的には、1980年代の前半にゲームセンターでよく稼動していました。初出はたぶん、「ドラゴンズ・レア」(個人的にはその裏面にあたる「スペースエース」のほうが好みですが)。アニメが滑らかに動くさまは、まだ16色のドット絵が主流だった頃はひときわ目立つ存在でしたが、レーザーディスクは消耗が激しく、メンテナンスが大変なために早々に姿を消しました。 このソフトに収録されているLDゲームは以下の2本です。 ・タイムギャル 時は30世紀。人類はタイムマシンの開発に成功し、タイムマシンを管理する歴史保安警察が創設された。ところが、30世紀最大の大悪党ルーダがタイムマシンを奪って時空のかなたへ逃走。歴史保安警察の腕利きであるタイムギャルことレイカは、ルーダを追って時空のかなたに飛び立った。原始時代に始まり、中世・近代・未来と時代を渡り歩き、果たしてレイカはルーダを捕まえることができるのだろうか。 ・忍者ハヤテ 悪の忍者軍団にさらわれた姫を助けに、単身敵の城へ乗り込む忍者ハヤテの物語。 |
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レビュー | |||
ゲームセンターへ行くのは不良だと思われていた時代、でも悪いことがしたいわけではなく、ただゲームがしたいために親や先生の目を盗んでゲームセンター通いしていたあの頃・・・。LDゲームは、魅力的なアニメシーンがいつも気になるゲームでした。でも、3分で終わってしまうLDゲームはコストパフォーマンスが悪くて滅多にプレイできない。LDゲームは当時の子供にとって憧れのゲームであり、ゲームセンターの原風景の中でも異彩を放つ筐体でした。 その憧れのゲームが家庭でできる! レイカやハヤテを心行くまで操作し、当時は一度も見たことのないエンディングをこの目で確かめることができるわけです。もう感無量。 昔語りはこれくらいにして、プレイしてみましたが、移植度は満足です。まぁムービーを吸い上げて入力インターフェイスをコントローラにしただけ、という言い方もできますが、それすらできてないゲームもたまにある中、当時と同じように楽しめるのは嬉しい限り。 操作性に関しては、タイムギャルは入力タイミングがかなりシビアで、次のアクションが分かっていてもミスすることがあるくらい。これは当時からこうだったか、よく覚えてません。忍者ハヤテの入力タイミングはかなり甘い判定ですが、タイムギャルと異なり8方向であること、またデフォルト設定では入力指示(矢印)が表示されないことから、的確な状況判断が要求されるゲームとなっています。 ステージ構成は、タイムギャルが過去・現代・未来の各5ステージ+ラストステージの16ステージを全て回る必要があるのに比べ、忍者ハヤテは18ステージのうちランダムで10ステージほどが出現し、何度かプレイしないと全てのステージが遊べないようになっています。しかし、1ステージにおけるアクションの入力回数は忍者ハヤテのほうが倍くらい多くなっています。 このように2つのゲームを比較してみると、タイムギャルは場面切替が早く、テンポよく進む印象があります。一方、忍者ハヤテのほうはじっくりと遊ばせるという感じです。製作年は忍者ハヤテのほうが古く、タイムギャルは派手でキャッチーなコンセプトを前面に打ち出して作られたのかもしれません。 総評: タイムギャルを語る上でどうしても避けて通れないのがそのやられシーン。恐竜にかまれたり、戦闘機から落下したり、エイリアンに食べられたりと様々なやられ方をするレイカですが、全てに異なるボイスが収録されています(絵は使い回しでも)。エンディング以上に気になるシーンの数々です。 |
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攻略ガイド | |||
タイトル画面にて、2PコントローラのL1+L2+R1+R2+←+○ボタンを同時押しすると音がします。この状態で・・・ ・1PコントローラのL2+R1+→ボタンを押しながらスタートボタンを押すと、DIPモード(オプション)のPLAYERに?が選択できるようになります(6の右にカーソルを合わせると出現する)。この?を選択すると残機が無限となって、いくらやられてもゲームオーバーになりません。 ・1PコントローラのL1+R2+←ボタンを押しながらスタートボタンを押すと、ムービーモードに入ります。ここでは、ゲームに登場する全てのムービーシーンを閲覧することができます。 |
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出演声優 | |||
山本百合子 | |||
関連ソフト | |||
サンダーストーム&ロードブラスター(PS/エグゼコ・デベロップメント) |
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