◆◆◆滋賀県立 琵琶湖博物館◆◆◆
滋賀県立琵琶湖博物館は、国内最大の湖である琵琶湖周辺の地理・生態・歴史文化を展示した総合博物館です。博物館の規模はかなり大きめで、じっくり回れば半日は優にかかるでしょう。展示物として取り扱っている題材も豊富で、最近の博物館でよく見られる近代産業の歩み(戦後の暮らしぶりの変遷というテーマによるレトログッズ展示でつかみはOK)もしっかりサポート。 |
まずは人類生息前の生態から。 博物館なら一体は飾っておきたい恐竜の全身骨格です。やっぱりあれなのかなぁ、博物館の館長ともなるとライバル博物館に展示されている恐竜骨格のサイズが気になって訪問、自分のと比べて「ふっ、勝ったな・・・」とか思ったりするんでしょうか? |
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発掘した化石等を精錬するラボの様子。 林原自然科学博物館ほど本格的ではないですけど、こういうテーマをきっちり押さえてあるのは好印象。展示して終わりではなく、展示に至る過程を見せてもらえると、それだけ理解が深まりますから。 |
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江戸時代ごろの湖上交通で輸送されていた物資。 北陸地方で取れた米や海産物を、京や大阪へ運ぶための重要な輸送機関でした。 |
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当時の庶民の暮らしの様子。 古代ならまだしも、近世のかまどの再現は珍しい。鯛じゃないけど、鯛めしのような料理でしょうか。 |
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琵琶湖の洪水について。 これは明治29年の大洪水のときに、水位が3.76mも上昇したとのことで、その高さを再現したものです。柱の上方に浮き草が見えますね。そこまで水位が上昇したのでしょう。 |
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近代文化の変遷コーナー。 ここで全体の半分くらいかな? 休憩スペースも兼ねて床面にはスケールの大きな琵琶湖地図とベンチ、そしてその周辺を取り囲むように戦後を中心とした風俗文化のパッチワーク。 |
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歴史コーナーはひとまず終わって生態コーナー。 琵琶湖周辺の地中の様子ということで、ミミズとカブトムシの幼虫がお出迎え。隣のTVモニタと比べてみるとわかりますが、かなり巨大な模型で、はっきり言ってグロイです。食事中の方ゴメンナサイ。 |
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水辺の様子。 ガラスの手前は館内ですが、そこから先は実際の景色。見事な一体感ですね。 |
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世界の湖の紹介コーナー。 巨大地球儀、キター! |
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世界の湖の紹介コーナーその2。 地球儀だけだと訳わからないのでフォローのつもり。上の写真の右奥に見えるパネルが、これです。 |
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にんぎょうげきのなかまたち。 順路の最後に、途中で飽きてぐずついた子供をあやすためでしょうか、保育園の一室のようなスペースがあります。ちなみに、土足厳禁。 |
●利用案内 | |
アクセス | JR琵琶湖線「草津」駅より近江鉄道バス 烏丸半島行き「琵琶湖博物館前」 (22分)バス停 徒歩0分。 |
開館時間 | 9:30〜17:00(入場は閉館時刻の30分前まで)。 ただし、ディスカバリールームの入室は、10:00〜16:00。 |
休館日 | 毎週月曜日(ただし祝祭日の場合は翌日)。 年末年始(12/28〜1/3)。毎年9月第2週。 |
入館料 | 一般600円、高校・大学生400円、小・中学生250円。県内在住65歳以上の 方は無料。 ※ 団体(20名以上)は、2割引。 ※ 年間パスポートあり。一般2,400円、高大学生1,600円、小中学生750円。 ※ 障害者手帳をお持ちの方は、介助者1名とともに入場無料。 |
所在地 | 〒525-0001 滋賀県草津市下物町(おろしもちょう)1091 |
TEL | 077-568-4846 |
OHPアドレス | http://www.lbm.go.jp/index.html |
近隣の見所 | なし。琵琶湖周辺に行かないとありません。 |