「気まぐれ日記」は
「●気まぐれ日記No..23」 に移りました。
●(338) 2010年12月27日
「ロームのライトアップ」
あっという間に今年一年が過ぎてしま. いました。毎日が駆け足状態でした。多分、時間的に一日で出来る以上の仕事が毎日毎日あって、毎日何かが残ってゆくというような状況でしょう。もともとのんびり屋の私としては一度にいろんなことを同時に出来なく一つずつ順番に片付けてゆくタイプだったのですが、今はやむを得ず同時にいろんなことをしていかないと追っつかないような状況です。まだ年賀状をはじめ、お正月の準備は何も出来ていませんのでこれからも戦争です。
どうぞ皆様には良い年をお迎え下さいますようお祈り申し上げます。
先日「ローム」のイルミネーションライトアップに行ってきました。西大路五条近くの「ローム」本社の周り一帯をライトアップしているもので今年で14年目になります。年々立派になるようで今年は70本の木々に60万個のLED電球で飾っていました。期間も11月25日から12月25日までの1ヶ月間16時45分から22時までライトアップされました。「ローム」は京都駅ビル正面の自社ビルの壁面にも11月1日から12月25日まで「京の光暦」ということでライトアップしていましたのでご覧になった方もあったかと思います。
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ロームのイルミネーション
●(337) 2010年12月20日
「落慶法要」
さすがに師走になって私も走り回る日々が続き少々疲れ気味です。結局先週はこのページも更新できずじまいでした。ホテルでの演奏の仕事、会社のパーティーでの音楽などにも呼んで頂いて有難いことですが、その分母や妹の段取りと店の準備もあって仕事が3倍ほどに増えます。またこんな時に限って来年のライブの打ち合わせがあったりもします。そのうえ先週は山科駅近くの来迎寺というお寺の落慶法要で「金子みすゞ」ライブを1時間余させて頂きました。本堂、庫裏、集会所、付属の保育園などを新築されたお披露目の法要です。
いつも、いろんなところでいろんな出会いがあるわけですがこの法要に来られていた住職の一人は以前一緒に仕事をしていた仲間でした。35年も前には演出の仕事をしていて大きなファッションショーの仕事やパーティーの仕事をご一緒した仲間でした。京都ではホテルのシヨーや京都会館での仕事で私は音楽、九州などでのファッションショーにも一緒に行っていた仲間です。料理屋さんの息子さんでしたが40歳のときにお坊さんに成ると決めてこのお寺の先代の住職のところに修行に入ったということだそうです。もう現在は他寺の立派な住職として頑張っておられるのですが、当時は演出家として音楽やファッションなどの流行の最先端を追っておられていた頃を思うとあまりの変身ぶりに驚いてしまいます。約30年ぶりの再会でした。
ライブ当日に頂いたお花ですが、大きな風船の中に生花が生けられています。
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バルーンフラワー
●(336) 2010年12月13日
今週は忙しい週でした。更新が遅れています。一両日うちに書きます。すみません!!
●(335) 2010年12月6日
「東福寺」
あっという間に一年が過ぎてしまい、師走になって何かと気ぜわしいことです。相変わらず忙しい毎日ですが、空いた時間に人を誘って紅葉狩り。この1週間のあいだに青蓮院、高台寺の夜間拝観と昼間の東福寺へ行ってきました、どこもラッシュ並みの人ごみ。ライトアップの写真はカメラの設定ミスで失敗。東福寺は12月5日でしたがほとんど散ってしまっていました。
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東福寺(12月5日)
●(334) 2010年11月29日
「阿南慈子(あなみいつこ)展」
十年前に46歳の若さで亡くなられた阿南慈子さんという方の生涯を振り返る展覧会に行ってきました。ご自身が難病を患いながらも誌や童話を書き、キリスト教の信仰のなかで人々に生きる力と優しさを与え続けられた方でした。結婚から4年目の31歳のとき多発性硬化症を発症、幼い子供2人を抱えてながら33歳で失明。その後、首から下が動かなくなり人口呼吸器を使用しながら口述筆記ボランティアの助けを借りて詩やエッセイ、童話などを執筆されていました。
こんな難病になられたことも神様が自分にお与えになったお恵みと思って、自分の人生に感謝してまわりの人のために優しく強く生きられた人生は私たちに感動と生きる意味を考えさせてくれます。
遺作の詩の中から一部を
「人から見たら私 生きていないように見えるかもしれない
ただ翠(あお)い海の底に じっと動かずにいるの
人から見ると私 死んでいるように見えるかもしれない
ただ広い海の底に じっと身をよこたえているの
それでも私の生命(いのち)は生きている こんなにも生きている 本当に
歩いて行くことはできないし 泳いで行くこともできない
ただ翠(あお)い海の底に じっと動かずにいるの
瞼(まぶた)をあけても何も見えないし 身体(からだ)は何も感じない
ただ広い海の底に じっと身をよこたえているの
それでも私の魂は感じている こんなにも感じている 本当に
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
●(333) 2010年11月22日
「観光シーズン到来」
11月の京都は一年でもっとも観光客の多いシーズンです。市内周辺に自家用車を駐車してバスや電車を利用する「パークアンドライド」も浸透してきたとはいえ観光地周辺の道路はどこもひどい渋滞です。我々の仕事場である祇園近くも高台寺、清水寺、知恩院をはじめ東山沿いにたくさんの寺院で夜間拝観をしているので夜の通勤にも影響します。週末などは従業員もいつものつもりで来るとバス、タクシーが大渋滞に巻き込まれて遅刻してしまっています。ライトアップされた寺院の夜間拝観も昼以上にきれいですが、ラッシュアワー並みの大混雑ですのでそのつもりで覚悟してどうぞ。
昼に平安神宮あたりを通ると疎水近くの桜の木もすっかり色づいていましたので写真を撮ってみました。
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京都会館あたりの桜
●(332) 2010年11月15日
「河野裕子さん」
今年8月に私と同じ歳の「河野裕子さん」という歌人が亡くなられました。若い頃より数々の賞を貰っておられその道では著名な方です。いろんな新聞、雑誌に追悼記事が出ていましたのでお読みになった方もあると思います。ご主人も歌人で、私の「気まぐれ日記No.18」(原子物理学)にも書いていた理学部の学者さんでもあります。あの日記を書いたあと、私の友人と一緒にご主人が私の店に来られて私の友人の同級生であることが分かりました。たまたまご夫婦で今年の夏までの2年間、京都新聞に「京都歌枕」というコーナーを担当されていたのですが、同じ時代を京都で過ごした私としては親近感があっていつも楽しく読ませてもらっていました。奥さん「河野裕子さん」には一度もお会いしたことはなかったのですが、歌の中や文章や解説の中にいろんなことがかなり詳しく書かれているしいろんな記事に写真もでているので、私もお会いしたことがあるような気になるほどでした。お二人とも歌会始めの選者になっておられ、その中でも一番若いお二人でした。文学的センスゼロの私としては短歌のことはまったく分からないのですがこの連載のお陰でいろんな歌を読ませて頂きました。私の印象に残った歌を書いてみます。
若い頃の恋の歌から
「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか」
ご主人のことを詠んだ
「このひとはだんだん子供のやうになる パンツ一枚で西瓜食いゐる」
十年前に乳がんになられてからは病気の歌が多くなります。
「病むまへの身体が欲しい 雨あがりの土の匂ひしてゐた女のからだ」
亡くなられる前日まで口述筆記で歌を作っておられ、最後に詠まれた歌がこの一首です。
「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」
故人を偲んで皇后陛下からも御歌を贈られています。
亡き人 「いち人(にん)の多き不在か俳壇に 歌壇に河野裕子しのぶ歌」
ご冥福をお祈り致します。
●(331) 2010年11月8日
「八戸せんべい汁」
地方地方によっていろんな食べ物があるものですが、最近青森の方から「八戸せんべい汁」という初体験のお土産を頂きました。鍋の中にせんべいを入れるという不思議なものですがB級グルメの全国大会「B-1グランプリ」で昨年2位になったのだそうです。出汁は基本的に昆布、鰹ですが、そこにカニ味噌も入れた美味しいスープです。肉、魚、野菜、きのこなどの具材を入れて南部せんべいを割って入れて食べるというものです。せんべい自体は10分程度煮込むと麩のような餅のようなもちもちとした食感になります。基本的に蟹味噌の入ったスープが非常に美味しいので何を入れてもよさそうです。
へへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ
先週、たまたまのことで金閣寺へ行くことになりました。京都にいてもめったに行くことがありません。20年ぶりくらいかもしれません。紅葉にはちょっと早いですが相変わらずのすごい人出でした。
金 閣 寺
●(330) 2010年11月1日
「しらす丼」
毎日バタバタしていてあっという間に一週間が過ぎ「きまぐれ日記」の更新日がきてしまいますので、いつも内容不足ですみません。そして気がつけば早いもので今年ももう11月。本当に慌ただしい気がします。
最近やってみて、なかなかいけると思った「しらす丼」というか「じゃこご飯」です。どこかのお店でやっているのをテレビで見たのですが簡単に出来ますのでだまされたと思って一度お試し下さい。
温かいご飯の上にたっぷりの「ちりめんじゃこ」を広げ、その上に「大根おろし」をのせて上から「ポン酢」をかけるだけですが実に美味しいです。忙しいときにもすぐ出来るし私は非常に気に入っています。
●(329) 2010年10月25日
「茄子の味噌炒め」
料理をするようになって1年半になり、このところはすっかり慣れました。家では妹の食事の世話をするので料理を作っているようなもので、妹がショートステイなどでお泊りをしているとついついいい加減な食事になってしまいます。妹の世話のお陰で私自身もバランスよく規則正しく食べられている気がします。家での料理は季節ごとにいろいろ気をつかっていて今は旬の松茸ご飯を炊いたり吸い物を作ったりもします。店の突き出しも限られた時間の中で作っていますが、お酒のアテとしては限られますので、毎週同じようなものを作っていますがお客さんや店のスタッフにほめられたりすると嬉しくて頑張れます。
よく作るものは「蛸やワカメなどを使った酢の物」、「切り干し大根煮」、「長とうがらしのジャコ炒め」、「三度豆の胡麻和え」、「さといも炊き」、「ゴボウのきんぴら」などですが、先週は「茄子の味噌炒め」に初挑戦しました。刻んだ生姜とひき肉を炒めたところに茄子を入れて味噌と出汁で味付けをしたタレで炒めるというものです。家内が作ってくれて私も好きだったので是非一度作ってみたいと思っていたものですが、初挑戦の割にはなかなか上手く出来たようです。家内もあの世から「よくやるなぁ!」と感心しているのではないでしょうか。
今は作ってみたい料理もネットですく゛レシピが出てくるので助かります。ゆっくり時間があればやってみたい料理はいろいろあるのですが・・・。
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先週も20日〆で請求書を書いたり、飲み会をしたり、ホテルで演奏の仕事もあったりと、相変わらず駆け足で過ごす1週間でした。妹が先日から2週間ほど入院で私の食生活も乱れます。
●(328) 2010年10月18日
「コインパーキング」
コインパーキングはどこにでもあって安そうなイメージがありますが、祇園地区でもそれぞれ場所によって微妙に違う料金設定になっているので、確認して駐車時間などを考えて利用しないと損をします。たとえば12分100円であるとか20分200円だとか40分300円だとか1時間400円とかいろいろです。
東山五条のところにも大きなきれいなコインパーキングがあって一見安そうなイメージですが、料金表を確認しないで入れた人はあまりの高額に驚いてしまうでしょう。平日7時から22時までは20分300円という価格ですから1時間で900円ということでこの場所としては非常に高い。土日祝になると15分500円ですから1時間入れておくと2000円になってしまいます。地元の人はよく知っているので平日はほとんど車が停まっていることはありませんが日祝や陶器市などのイベントのときには車が入っています。近くに大谷本廟があるのでお彼岸の時には遠方からお墓参りに来られた人などが知らないで停めるのでしょう、車が入っています。日曜日には清水寺への登り口でもあるので地方からの観光客が知らないで停めるようです。ここからのんびり清水寺へお参りして数時間も停めていると驚くほどの金額になってしまいます。
店の斜め前にコインパーキングがあって昼間によく利用します。昼間には花や荷物などを運ぶだけなのでほんの数分で終わることも多いのですが、昼間は20分100円と安いので違反をしないようにと几帳面にパーキングに入れるようにしています。
通常コインパーキングは車を入れてからロック板が上がるまでには3、4分ほどの時間があります。数ヶ月前、車を入れて店に物を置いて出てくるとまだロック板が上がっていませんでした。多分3分ほどしか経っていなかったのでしょう。そのまま出てしまおうと車に乗ってバックしたところ、ちょうどタイミングよく(悪く?)ロック板が上がってきて車の下の部分に挟まって身動き取れなくなりました。慌てて精算機にコインを入れたのですが車にロック板が引っかかって取れないという惨事。前後に動いたりしてやっとのことで外れましたが、それ以来はたとえロック板が上がっていなくても精算するようにしています。
●(328) 2010年10月11日
「ビールの鑑定」
今週も何の用意もしないまま更新の期限がきてしまいました。昼間はお付き合いで茂山社中の狂言の会。明日の店の段取りをしてビールでも飲もうとしたのですが、飲む前に何か書かなければ、と。先週に続いてビールの話でも。
ビールの旨さはやはりのど越しのよさが一番で、サラッとした清涼感が喜ばれます。ところが中世ヨーロッパでは濃厚で粘っこいのがよしとされたらしい。そこでビールの品質鑑定は尻で行うという珍しいテスト法があったらしい。木のベンチにビールをたっぷりそそぎかけ、その上に鹿革のズボンをはいた試験管が尻をおろす。一定の時間が過ぎると合図のベルとともに試験管は立ち上がる。サッと立ち上がれるようならダメ。ビールで尻がベンチにくっついてしまい、エンヤコラと力をこめないと立ち上がれないようなのが優秀なビールだとされたのだそうです。粘着力が足りないのは麦芽エキス分が薄い証拠だというのがこの鑑定法の根拠だとか。そんな粘っこいビールは美味しいのでしょうかね。
先週、初めて1日人間ドックで検査をしました。胃カメラも初めての体験でしたが無事終了。毎日飲んでばかりいる割には肝臓数値も特に悪くもなく安心。ということで今日もそろそろ飲み始めましょうか。
●(327) 2010年10月4日
「京都人はビール好き」
先週の新聞記事によると京都の家庭で飲むビールの量は全国でトップだそうだ。これは総務省の家計調査の「県庁所在地および政令指定都市別ランキング」の調査結果です。京都は全49市のうち金額でも量でも1位らしい。発泡酒は金額で16位、量で21位。清酒の場合は金額で17位、量で21位。焼酎の場合は43位と44位ということらしい。最近はビールテイストの発泡酒もたくさんでているのに京都人は何故ビールを飲むのかと、いろいろと調べているのですが確かなことは分からないようです。
おもな意見としては「着倒れ」といわれる土地柄で「見栄っ張り」、「本物志向」。また高齢化率が高いのからとの意見もある。一般的にビールは清酒、焼酎、ウイスキーとともに中高年に人気が高く、京都は政令市のなかでも高齢化率がかなり高いとのこと。また、町の酒屋さんがたくさん残っていて価格に走らないのではないかとか、京都人は一度定着した暮らしぶりを変えにくいとの意見もある。
何はともあれ私も毎日毎日、美味しいビールを飲み続けていますが・・・。
へへへへへへへへへへへへ
先週もデイケアの施設で「金子みすゞライブ」をしました。
●(326) 2010年9月27日
「923の日」
9月23日は文字通り923の日で秋分の日。お彼岸の中日で、祝日法では「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨としているとか。天文学的には地球が秋分点を通過する日ということです。
店としては今まで20周年、30周年などの記念イベントはこの日に行なってましたが、この日にイベントをすると日ごろ店に来られるお寺さんなどからは、彼岸のこんな日には行けないとお叱りを受けていました。10年ごとのイベント以外は毎年ほとんど何もしていなくて9月23日は毎年秋分の日でお休みという認識でいました。
春分の日は毎年日が変わるけれど、秋分の日は毎年変わらないものだと勝手に思っていたのですが、それは単に私の思い込みで、この30年ほどのあいだ、たまたま秋分の日が23日になっていただけのようです。再来年の2012年は秋分の日が22日になるようで、22日になるのは何と116年ぶりのことらしい。調べてみると私が生まれてからでも秋分の日が24日になったことは度々あったようで1950年代には3回、60年代には2回、70年代には3回もありました。最後に秋分の日が24日になったのは1979年で、次になるのは124年後の2103年だそうです。実に93年後のことで21世紀中には24日が秋分の日になることは一度もないらしい。
宇宙や天体の話になると、とてつもなく大きい話になってしまって我々の人生の小ささを感じます。
●(325) 2010年9月20日
「電波時計」
どこの家にも目覚まし時計は何台もあるでしょうが、我が家にも精度のいい加減なものがいくつもあって、いざという時にちゃんと鳴るだろうかと心配なものなどがゴロゴロ。ということで先日新しい目覚まし時計を買いに行くことにしました。何でもよかったので適当に買おうとしてたのですが、横を見ると少し高いが電波時計というのがあるので興味本位でそれを買うことに。家へ帰って説明書を読むと電池を入れてリセットして標準電波を受信しなければ合わせることができないらしい。説明書通りにしても一向に時刻を合わせてくれなくて2時間ほど狂って表示。やっぱりこんな時計を買うのでなかったかなと少々反省していたのですが、1日ほおっておくと電波を受信するようになったようで、翌日には正確な時間を表示するようになりました。時刻の誤差は1秒以内だそうですので、家の中の時計のうち一番正確。これならもう1台あってもよさそうです。
●(324) 2010年9月13日
「脳細胞とお酒」
ある学者先生によると酒を1回飲むと脳細胞が10万個も破壊されるとのことらしい。ということは何十年も毎晩飲んでいる私などは脳細胞がほとんどなくなってしまっているのではないかと思う。ところがまたある学者は「一日に10万個死んでも大したことはない。50年間毎日飲み続けたとしても20億個にしかならない。人間の脳細胞は200億個もあるからたったの10分の1。それに人間は一生のうちに脳細胞の10分の1くらいしか使わないのだから」と言う。そうそうそう、ですよね!とその理論に同感、納得、感激、信奉。
家内が亡くなってからお酒の量が増えました。何かと飲みに出ることも増えて休みの日には家でもだらだらと飲んでしまったり、その上「あんた、飲みすぎよ!」と注意する人がいなくなったこともあって、どうしても酒量が増えるようです。
先日も飲みすぎが原因でしょうが、営業中に耳鳴り、閉店間際には気分悪く倒れてしまいました。多分お酒のせいだろうと翌日は飲まないでおこうと思ったのですが、そんな時に限って店は忙しくまたまた飲んでしまいます。翌日も耳鳴りが残りこのままでは音楽ができないかもしれないと心配して翌日に病院へ行って診てもらうことに。左耳の低音障害型、急性感音難聴ということでストレス、疲れ、飲酒などが原因とのこと。しばらくの薬事療法で良くなるだろうとのこと。当初ステロイド系の飲み薬の副作用が強くて参りました。結局珍しく3日間もお酒をやめてしまいましたが3日間も飲まなかったのは何年ぶりのことでしょうか。その後徐々に好くなっていますが、まだ完全ではないようですのでしばらくはほどほどにしましょう。
●(323) 2010年9月6日
「百日紅(さるすべり)」
今年の夏は記録的な猛暑で参りましたが、あちらこちらに百日紅がきれいに咲いていてこころ癒やされます。 毎年季節ごと同じところに花が咲きますので、同じところで写真を撮っているようです。大和大路通り七条上るの「百日紅」並木は今年もきれいです。もう終わりかなと思って行ってみましたが、今日9月5日もまだまだ満開でした。写真は8月29日のものです。鳥居の写っているのは正面通りから豊国神社。
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百日紅並木(大和大路七条上る)
●(322) 2010年8月30日
「京の七夕」
とうとう2週間も日記の更新が止まってしまいました。16日はお盆休み中で妻の初盆ということになりますので勝手に許して頂きました。翌週は店の暑中見舞いが遅れたので、残暑見舞い出しで朝から深夜というか翌日早朝までパソコンを使っていましたので更新出来ずでした。一応毎週何かを書こうという気はありましたので、遅ればせながら少し前の内容ですが。
今年から新しい京都の風物詩として8月6日から15日まで「京の七夕」という大きなイベントが始まりました。7月に祇園祭が終わって、次の大文字送り火などのお盆イベントの間の京都の観光の活性化のためにと企画されたものです。
いろんな場所でいろんな企画がありますが主な会場は鴨川と堀川。どちらも七夕飾りと光を使ったもので夜のイベントです。「鴨川会場」は四条から御池までの鴨川の川沿いの七夕飾りとライトアップで、毎年行なわれている鴨川納涼の行われる土日のみだけがにぎやかです。
今回の主体は「堀川会場」で御池通から今出川通までの堀川の川のところです。何百もの七夕の笹飾りをライトアップしたコーナー、友禅流しをライトアップしたコーナー、光と竹のアート作品のコーナーなどをはじめ、川の中にもLED内蔵のボールをたくさん流したりといろいろあるですが、メインは竹で作った巨大アーチの上に8万個ものLED照明をつけて天の川を表現した「光の天の川」です。その「天の川」は丸太町より北が会場なので、それだけ見たいと思って行ったのですが、会場内は北行き一方通行で途中から入ることは出来ません。御池上がるの押小路まで戻ってそこから入らなければなりません。超満員の中、汗だくでかなりの距離を歩かないとたどり着けません。ということで来年にでも行かれる方のための参考に、といっても忘れてしまいますね。
夜はなかなかいい写真は撮れませんが、こんな感じです。
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「光の友禅流し」と「光の天の川」
●(321) 2010年8月9日
「黒豆せんべい」
もう2年以上になるでしょうか、よく食べているせんべいがあります。新潟県長岡の岩塚製菓の゜黒豆せんべい」というもので一袋200円くらいのものです。2年前には大型スーパーのようなところにしか置いてなくて、わざわざそこまで買いに行っていたのですが、このところは結構どこの店にも並んでいるようになりました。多分それだけ売れてきたということでしょうが、早くからファンであった私としては先見の明があったと嬉しく思います。
このところはいろんなメーカーが似たような黒豆のセンベイをだしていますが、他社のものはほとんどが揚げたものですが、これは焼きセンベイで少し硬めの黒豆と適度の塩味が癖になります。
酔って帰って夜中にいいオヤジがこのセンベイを食べているのも不気味ですが・・・・。
●(320) 2010年8月2日
「日本一のうなぎ」
先日の日曜日、朝起きるとご飯を仕かけるの忘れていました。まあこういうことはよくある事で、結局妹を連れて鰻でも食べに行こうということになりました。京都と大津の間の逢坂山のところに、みずから日本一とうたっている「かねよ」という鰻屋があります。:自宅からは車で10分ほどで行けるのですが住所としては滋賀県で電車で行こうとすると京阪京津線の大谷駅にあります。逢坂山は昔の東海道の関所で古くから著名な貴族、武将、文人が都への出入りにこの道を通ったわけで、この関所や峠が万葉集や古今集にも多く残っているようです。百人一首にある蝉丸の歌で「これやこの・・・・・逢坂の関」は有名で子供のころに一番先に覚えた歌です。
この店は「うなぎ丼」や「蒲焼」などのメニューは当然ですが、「きんし丼」というのが名物になっています。これは「うな丼」の上に巨大な「だし巻き」がのっかっている珍しいもので、テレビ番組の「秘密のケンミンシヨー」でも滋賀県大津の人にはよく知られている店として紹介されたものです。
11時開店なのに15分前に着いて少し早すぎたかなと思っていたのですが、店の前にはもう4,50人ほどが並んで待っている。11時にオープンする頃には長蛇の列で、座れなかった人は1時間待ちとのこと。だいたい土用の丑の日の前日の日曜日ですから混んでいてもしょうがない。わざわざこんな日に来なくてもいいのにと反省。
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