紙ハトメ(1)



前段の部分は「紙ハトメとコテイシーナNF」から引き継いでおります。
バルカクラフトに役立ちます。
(20211003)

No3

紙ハトメの長さは@4.0mm、A7.0mm、B10.0mmの長さを標準とします。
このほかにも注文に応じ作ることは可能ですが、あまり長いものは問題の抽出がされておりません。
Cはヤットコト言われるものですが挿み幅が大きいものが有るのと、大きな力で締められるのが特徴ですが紙ハトメの長いもので数が多い場合には重宝します。
Dはミニプライヤーですが中型のものもあります。少し締め圧が不足気味にはなります。
Eは中型のペンチ150mmタイプです。通常の場合はこれがお勧めです。
Fはミニペンチ(100mm程度)ですがギリギリ使用が可能です。
GはC型クランプとかシャコ万力とか呼ばれるものですが機能としては短い紙ハトメから長い紙ハトメまで使用が可能です。
但しネジ締め付けですので手間暇はかかります。
どの工具を使うのが最適かは紙ハトメの長さと加工する数によって選択をして頂けば幸いです。



被綴じ体が厚い場合は当然長い紙ハトメが必要なんですが概ね6mm厚程度では10mm長さの紙ハトメが必要になります。
捲れ代と被綴じ体の厚さと中で縮み代(座屈)で紙ハトメの長さを選択ください。
ちなみに段ボールでは上手き行きませんでした、これからの課題として挑戦をしていきたいと思います。

文具系の長い紙ハトメはこれから実証ご報告をいたします。(20211003)





これは紙ハトメのブレーキ性能をテストしたものです。
ハトメですのでぐるぐる回るのは当たり前なんですが、この紙ハトメでは締め圧によりある程度のブレーキが掛けられ回るのを抑制する事が出来ると言う事の証明写真です。
もっとブレーキを掛けたいときには被綴じ体にゴム系のものを塗布する事は出来るかと考えます。


製品が基礎資材につきあまり面白くはないのですがこの様なこともできます。

これは紙ハトメの断面写真です。

                                                              20201015追加書き込み




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この紙ハトメは綴じ体の交換等に便利です
20211016追加記載


紙ハトメの性能では着脱の簡便性があります。
紙ハトメの返しの部分を真っ直ぐにするのが容易な点が挙げられます。

その分弱いと言えば弱くはある訳ですが、それでも余りある簡便性に優位な部分があり使い道により他の素材のハトメと比較検討の上採用頂けば幸いです。
ここでは関節骨人形を使って紙ハトメの説明をしてはおりますが文具等の綴じ材としての用途としても利用が出来ます。

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20211024追記
ハトメペンチ又はペンチではハトメに届かない場合の紙ハトメ(紙管ハトメ)の利便性
この様な円形の文字盤に長針と短針を取り付け時計の様な物や予定表その他の事を指針で組み立てたいとします。
実際にレーザーカッターでコテイシーナNF(バルカナイズドファイバー)をカットと構築をしてみました。
れをハトメで留めたい訳ですが便宜的に紙ハトメ(紙管ハトメ)を通して仮装着をした写真です。
ハトメを開くためにはハトメペンチ又はペンチ等で締めたいんですがペンチの軸が円盤に当たって使えない事になりますね。
そこでボルトナットを通して締めれば締める事が出来ます。(ハトメ内気で打ち付けることは出来ますが結構大変です)
ボルトナットに簡便性があります。
手で締めるのはこの程度までです。
ボルトナットは蝶ボルトナットでセットをしましたが紙ハトメの中を通す都合上小口径になってしまうんですね。
M3と言う規格なんですがかなり小さいので手締めでは締め切らなくなって紙ハトメを開くのが不十分にありますので専用のスパナを作って絞めてみました。
締めるための道具を作りました。
蝶ボルトナット用のスパナと六角ボルト用のスパナです。
どんどん手締めで締めて最後はスパナでキッチリと絞めて固定します。
蝶ボルト専用のレンチと紙ハトメ(紙管ハトメ)を開き易くするためのアダプターも作りました。
ボルトの場合にはアダプターがあると確実性が増します。
アダプターの黒い円の部分が掘り込みになっております。
紙ハトメの方に向けて装着する設定になっております。

最終的にはこの様な感じで加工品は出来上がります。
製品の説明写真用ですので漂白処理はしておりませんが白く仕上げる予定です。
蝶ボルトはレンチと連携はしますがもう少し改良の余地があろうかとは思われます。

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紙ハトメの追加説明です。
20211025追加記載
紙の管に色を付け内管は青、外管は赤に着色し、それを二重になるように配置し、2重の管を所定の長さに短切りをした写真です。
これをハトメとして使うものです。
説明の採用事例は骨関節回転型で説明します。
穴径は6Φで作られております。
上の部分は2枚合わせて紙ハトメを通した時の写真です。
寸法余裕をキツキツにしておりますので入れるときには少し面倒ですが左右に回すように振り込んで通すと上手く通せます。
下の部分はペンチで挟んで潰した後の写真です。
この様に止まります。
薄くなって留められていることを確認ください。
結合部分を回転させる時に使います。
赤い管(外管)は外側に捲れ出ます、青い管はやや内側に厚みを増して座屈しながら変形します。
薄物系を綴じるにはペンチが早くて良いんですが挟む形状が斜めになりますので4mmLのハトメと7mmLのハトメに適しております。
出来れば反対側からも挟んで締めて頂けばシッカリ留まります。
10mmハトメはボルトナット締め付け方式をお勧めします。

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紙ハトメ ボルトナットでカシメの方式
20211028追加記入
紙管ハトメで結合する情報の一段落となります。
後日改良点が見つかれば補正をします。
写真を一睨み頂けば幸いです。
紙ハトメで結合したところから順番に下に下がって根拠を提示しております。

@Aは芯材骨なんですがこれをハトメ加工をして回るようにしようです。
Bは紙ハトメです。
Cは蝶ボルトのプレート型のものです。(m3規格)
ちょうどよい加減の部材を見つけました。
Dは座付きのナットです。(m3規格)
Eはこれ専用のスパナです。(6角と蝶ボルトの頭に合わせました)
バルカナイズドファイバー製で弊社ではコテイシーナNFに当たります。
1mm厚でちょうど良い加減になります。

これがオモロクて止められないと言うのは、元はバルカナイズドファイバーの用途開発に端を発し、それの中でアレヤコレヤの製品を作って吹きまくると言いますか、アピールをしていく訳なんですが皆さんの賛同を受けお金を出して買った頂ける・・・・・・これがオモロクて・・・なんですかね。
単なる私利私欲だけでもなく社会に貢献しつつお金を頂く、当然自己満足もありますね。
開発のプロセスがやったモンにしか解らん面白さが一番なんですがね。

商品全体はクリエーター様ご用達を心がけてはおります。
この様に使うのは如何でしょうかとしての意味合いが強いです。

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