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○ ⇔ △ R1 ⇔ L1 切り替えスイッチの取り付け

photo 051

■ ○⇔△ R1⇔L1 切り替えスイッチ

これは、グランツーリスモ5プロローグ以外のレースゲームでもある程度自由にキーコンフィグを変更できるようにと思い設置しました。グランツーリスモ5プロローグでは自由にキーコンフィグを変更できるので必要ないですね・・・。 でも自由に変更できないレースゲームも多いですし、あとで 「設置しておけばよかった〜〜」 と後悔するのも嫌なので設置することにしました。他のコントローラーでもボタン個々に配線取りすれば切り替え可能です。このコントローラーで切り替わるスイッチの位置は、この画像で▽下記が入れ替わります。

  • 後方ビュー(L1) ⇔ 設定なし(R1) 切り替え
  • サイドブレーキ(○) ⇔ バックギア(△) 切り替え

■ スイッチの選択

回路的には[ 2極双投 6端子 ON-ON ]であれば2つのボタンを切り替え可能なので、あとはスイッチのタイプと大きさです。スイッチのタイプはスライドスイッチかトグルスイッチで検討しましたが、自分の設置したい場所ではトグルスイッチのほうが操作し易いのでトグルスイッチを選択しました。あとは大きさですが小型のもので検討した結果、日本開閉器工業の 型番:B22JP か 型番:G22AP で迷い、小型の G22AP を選択しました。

  • 型番:G22AP トグルスイッチ(PC端子) 2極双投 ON-ON 端子ピッチ:2.54mm 外形(W×D×H):7.0×4.5×7.0mm レバー倒れ角度:28° 操作部強度(操作方向):9.81N 動作寿命:100,000 cycles (日本開閉器工業)
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photo 052

■ ケース加工

スイッチを取り付ける為、ケースに2箇所穴あけ加工しました。ページ下にケース表からの画像があります。頻繁に使うスイッチではないので、あまり邪魔にならない場所を探しました。本当は操作パネルに収めたかったのですが、操作パネルのほうが複雑になってしまうので今回はここに設置。

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■ 基板製作

家にころがっていた基板の切れ端を使って作りました。上の画像のスイッチの上に載せてみながら、この場所に収まるように基板の大きさをカットしました。

  • 基板 片面 ピッチ:2.54mm (メーカー不明:自宅在庫)
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photo 054

■ 基板の固定方法

上の画像でスイッチの分基板が浮いてしまうので、どうやって固定しようか悩みましたがここでまた発泡塩ビ板を使って浮いた分の隙間を埋めることにしました。厚さ:3mmのものをカットしてエポキシ樹脂系接着剤で固定。ここに精密ねじM1.7で固定します。

  • 発泡塩ビ板 厚さ:3mm 200×300mm 1枚 型番:E-7002 (アクリサンデー)
  • エポキシ樹脂系接着剤 クイック5 (コニシ)
  • ねじ M1.7 型番:精密ねじ Cセット (八幡ねじ)
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photo 055

■ 配線

大きめに写真を撮ったのですが、ちょっと解り辛い画像になってしまいました。基板はピッチ:2.54mmで普段使っている物ですが、結構細かい作業となりました。配線は上手く説明できないので、下に配線図・回路図作りました。配線図・回路図も苦手なのですが・・・

  • 型番:0.26ETFE2X7 ETFE電線(ジュンフロン線) 単芯 導体:0.26mm 外形:φ0.56 2m×7色 (潤工社)
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photo 055-2

■ 配線図

これはスイッチ一つ分で、端子のみ表示した配線図です。(上の画像はスイッチ二つ) スイッチ・ボタン共に A・B で表現しています。

※この配線にGNDは含まれません。GNDは、コントローラーから配線取り → スイッチへ・・・ これは二つの配線同士を切り替えるだけの回路です。

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photo 055-3

■ 回路図 1

どうも画像がゴチャゴチャするので、電気の流れはBボタン側のみ表示していますがAボタン側も全く一緒です。

ここでは、

  • スイッチA − Aボタンの配線
  • スイッチB − Bボタンの配線

と接続しています。

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photo 055-4

■ 回路図 2

スイッチを切り替えると、

  • スイッチB − Aボタンの配線
  • スイッチA − Bボタンの配線

となります。

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photo 056

■ 仮完成

まだコントローラー本体の基板から配線取りしてないので、ここは一旦作業終了です。後は配線、それとネジ止めは基板の穴をそのまま利用します。

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photo 057

■ 動作確認

切り替えスイッチの動作を確認しました。正常に動作します。(コントローラーに配線した訳ではなく、テスターでの確認です) と言う事は、回路的には[ 4極双投 12端子 ON-ON ]であれば【 R2/L2⇔R1/L1 】など、2つのボタン同士を切り替え可能なので、またまた小型のスイッチを探す・・・・・。大きさ的に今度はスライドスイッチが小型なのでアルプスの 型番:SSSF040800 を購入。回路図を見た限りでは動作可能ですが、まだ製作・動作確認はしていません。

  • 型番:SSSF040800 スライドスイッチ 4極双投 ON-ON 端子ピッチ:2mm 外形(W×D×H):17.5×7.0×8.5mm 操作部移動量:2mm 操作部長さ:6mm 動作寿命:10,000 cycles (アルプス)

ゼロテック2には、もともとR2/L2⇔R1/L1切り替え機能があるので、次回他のコントローラーで動作確認予定です。

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