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操作パネル・基板を製作する その1

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■ 分解

画像は、初代ゼロテックの操作パネルを分解したものです。

ここに各種操作用のボタン(スイッチ)を取り付けます。前作はゼロテック2の操作パネルのケースを少し加工してそのまま移植しましたが、方向キーがめちゃくちゃ使い難い!!ということでこのコントローラーを作り始める前からこの部分は自作すると決めていました。ここに設置するボタンは、ゼロテック2の操作パネルから他に設置したスイッチを除いた、残りのボタンと切り替えスイッチなどです。

  • START
  • SELECT
  • ANALOG(※PSボタン機能用)
  • LED
  • 方向キー
  • R3
  • L3
  • R2/L2⇔R1/L1切り替えスイッチ
  • アクセルトリガーのストローク調整用ボリューム(アクセルのフルストローク化で使用する可変抵抗50kΩ)

※PSボタン機能は、ゲームパッドコンバータの機能です。

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■ ケース加工

まずは操作パネルのケースを加工します。ボタンが設置されていた部分のみ、ホットナイフでカットして取り外してしまいます。

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■ ケース加工

ホットナイフでカットした所をヤスリできれいに成形します。

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■ 基板購入

操作パネル用の基板を購入しました。ここもできるだけ広く使いたいので、ケース内に収まる範囲ギリギリのものを探しました。スイッチ類は全て市販のものを使うので、使用したいスイッチに合わせてピッチは2.54mmです。裏面にコネクターを設置するので両面です。

  • 型番:ICB-88GH-PbF 両面ガラスコンポジット ユニバーサル基板 ピッチ:2.54mm 寸法:47×72mm 板厚:1.2t (サンハヤト)

■ 基板加工

基板の外周をカットしました。左右は少し削るだけで済みました。

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■ 仮組み

ケースに収めてみました。左右は基板の穴を目一杯使えそうです。

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■ 各種スイッチ 購入・配置

■ スイッチの配置

操作性重視で検討しました。操作パネルの中で使い易い位置は右側。右側の中では上側です。なので右上から使用頻度の高いボタンを配置。

ANALOG(PSボタン機能用)SELECTSTART
 方向キー
アクセルトリガーストローク調整用ボリュームL3R3
R2/L2⇔R1/L1切り替えスイッチ予備ボタン予備ボタン

■ 使用したスイッチ

同じく操作性を考慮して大きさと作動力で検討しました。あまり作動力の軽過ぎないものを選択。

  • ANALOG(PSボタン機能用)
  • 型番:B3F-4050 タクトスイッチ(スナップイン) 凸タイプ 外形:12mm角 ステム高さ:7.3mm ステム色:白 作動力:1.27N 動作寿命:3000,000 cycles (オムロン)
  • START・SELECT・R3・L3
  • 型番:B3F-1052 タクトスイッチ(スナップイン) 凸タイプ 外形:6mm角 ステム高さ:7.3mm ステム色:黄 作動力:1.47N 動作寿命:300,000 cycles (オムロン)
  • 予備ボタン
  • 型番:B3F-1055 タクトスイッチ(スナップイン) 凸タイプ 外形:6mm角 ステム高さ:7.3mm ステム色:オレンジ 作動力:2.55N 動作寿命:100,000 cycles (オムロン)
  • LED
  • 商品番号:00-1710 LED(発光ダイオード) 外形:φ3.0 3.5V 20mA (オーム電機)
  • 方向キー
  • 型番:SKQUCAA010 4方向+センタプッシュ付きタクトスイッチ(スナップイン) 凸タイプ 外形:10mm角 ステム高さ:10mm 作動力:4方向1.57N / センタプッシュ3.14N  動作寿命:100,000 cycles (アルプス)
  • R2/L2⇔R1/L1切り替えスイッチ
  • 型番:G22AP トグルスイッチ(PC端子) 2極双投 ON-ON 端子ピッチ:2.54mm 外形:7.0×4.5×7.0mm 動作寿命:100,000 cycles (日本開閉器工業)
  • (※これはゼロテック2にもともとある機能なので、スイッチは 単極双投 ON-ON で大丈夫です)
  • アクセルトリガーのストローク調整用
  • 型番:RJC06PB503M トリマポテンショ 抵抗値:50kΩ 抵抗変化特性:Linear (B) 外形:φ6.2×4.3mm (東京コスモス電機)
  • ▽こちらはもっと小型で、前作で動作確認しました。
  • (型番:GF04WB503 トリマポテンショ 抵抗値:50kΩ 抵抗変化特性:Linear (B) 外形:φ4.8×4.7mm)
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■ ケース加工 その2

ケースのカットした部分を製作しました。

  • 発泡塩ビ板 厚さ:2mm (自宅在庫)

これがすごく難しかったのですが、▽こんな感じで克服しました。

穴位置を転写穴位置を決定

基板の穴位置でスイッチのステムのおおよその位置が解ります。それをプラ板にマークします。
プラ板を発泡塩ビ板に貼り付けて千枚通しで穴位置を決定します。

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■ ケース加工 その2

仮組みでケースにはめてみました。ここで外周を修正。丁度ケースに圧入できるくらいまで削りました。

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■ ケース加工 その2

ここもまだ仮組みですが、穴位置を確認しました。外周を修正すると、また基板との位置がずれてくるので・・・

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