高速バス

日産ディーゼル

高速バスの日産ディーゼル製の車両は、1981年のフルデッカータイプからの導入です。日野車にあるミドルデッカーの設定がないため、すべてフルデッカーであるほか、一部に日野車との仕様の違いが見られるようです。

日産デK-RA51R(1981年式)
岩22か1659
岩22か1659

撮影:盛岡駅口(1985.5.3)

「106急行」用で県北バスとしては初めての乗合用ハイデッカー車として4両が導入されました。
盛岡営業所の車両は、「とわだこ号」など高速バスにも使用されます。
なお、貸切でも1982年に同型車を3両導入していますが、そちらはサッシがシルバーでした。

日産デK-RA51R(1982年式)
岩22か1758
岩22か1758

撮影:盛岡営業所(1986.4.4)

岩22か1758
岩22か1758

撮影:盛岡駅(1986.5.18)

東北新幹線開業に伴う高速バス運行用に増備された車両。ボディメーカーの富士重工のモデルチェンジにより、日野車と同様にスケルトンタイプになりました。
反対側を見ると、非常口の窓と最後部の窓を開閉式としたため、かなり細かく区分されたような窓に見えるのが特徴です。
3両ありました。

日産デK-RA51R(1983年式)
岩22か1894
岩22か1894

撮影:盛岡駅口(1985.5.3)

高速バス用の増備車。2両ありました。
ヘッドライトの形が前年度製と異なるほか、サッシもシルバーに戻りました。
同時に導入された2両の貸切車も同型車でした。

日産デP-RA52T(1985年式)
岩22か2158
岩22か2158

撮影:盛岡駅(1985.5.22)

高速バス・106急行用に増備された新車。盛岡と宮古に1両ずつ配置されました。日野車と同様に12列シートになりました。
窓柱は黒く塗られていますが、サッシは銀色のまま。ライトは角型に戻りました。富士重工のこのR15型と呼ばれるボディは、これまで側面窓の最前部と最後部にのみRが残っていましたが、1984年から完全に角張りました。

日産デP-RA53TAE(1986年式)
岩22か2341
岩22か2341

撮影:盛岡駅(1986.8.30)

高速バスの増便に合わせて増備された車両。貸切車と同様に逆T字型窓、正面1枚ガラスになるなどマイナーチェンジされました。ただ高速バスに関しては引き続き折戸です。
1986年だけは日産デ車が2両、日野車が1両と、これまでと比率が逆転しています。シート配列は11列に戻されました。

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80s岩手県のバス“その頃”