その後の廃車体

岩手急行バス

岩手急行バスは1964年に盛岡−一関間を運行するために設立された会社ですが,その路線バス時代の車両についてはあまり資料がありません。今回、廃車体によってその実像の一部が明らかになりました。

廃車体
RC100P

撮影:岩手県交通ファン様(盛岡市 2004.9.25)

岩手急行バス 日野RC100P
RC100P

撮影:岩手県交通ファン様(盛岡市 2004.9.25)

自家用バスとなった後に廃車されたと思われる廃車体です。
金産車体の流線型観光タイプで,丸みのある正面スタイルと傾斜メトロ窓が特徴。車体は青色の広告に塗りつぶされていますが,下の写真の車両と形が同じであることと,屋根の塗り分け線がそれらしいことから、元は岩手急行バスの車両であると推察しました。
1964〜65年式と思われますが,1964年式であれば型式はRC10Pかもしれません。
(注1)

廃車体
RC100P

撮影:一関市民様(石鳥谷町 2004.1.3)

岩手急行バス 日野RC100P
RC100P

撮影:一関市民様(石鳥谷町 2004.1.3)

金産車体の廃車体で、上の車両とは同形車と思われます。
色はかなり褪せてしまっているのですが,よく見てみると岩手急行バスのデザインのようです。現在の同社のデザインに比べると,2本の斜めラインの傾斜がかなりゆるく,スマートな印象を与えます。
なお,赤いホイールの色がちょっと気になります。
(撮影者によると、2005年4月現在撤去済み)

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(注1) 「金沢ボデーのアルバム」(ポルト出版2002)に掲載の資料によると,岩手急行バスの金産ボディは,1964年にRC10Pが2両,1965年にRC100Pが1両,それ以降はショートサイズのRB10Pになっている。従って、これらロングサイズの2両は1964〜65年式の3両のうちの2両と考えられる。
(注2)  なお,この他に元岩手急行バスと思われる廃車体には,岩手県南バスに移籍後に廃車となったRB10P(1985年に53様撮影)が確認されている。
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