“その頃”別の角度から

岩手県交通4(観光タイプ譲受車)

ここでは、1980年代に撮影した岩手県交通の頂き物写真を掲載します。
岩手県交通では、貸切バスや中距離路線バスにも色々な譲受車が入っていました。

岩22か853
岩22か853

撮影:53様(花巻市 1983.8)

岩手県交通 日野RE100P(1968年式)

東武鉄道からの譲受車の観光タイプです。私自身も“その頃”後ろ姿を見ています。
下の写真とは1番違いで,同型車は2台あったと思われます。

岩22か854
岩22か854

撮影:53様(花巻営業所 1983.8)

岩手県交通 日野RE100P(1968年式)
岩22か854

撮影:53様(花巻営業所 1983.8)

観光タイプですが,後面窓は路線タイプの2枚ガラスという特徴ある車両です。県交通では当初は貸切として使用していたようで,社名表示には「岩手県交通」と入っています。この時は路線バスとして使用しているようですが,行き先は窓の中に紙を貼って代用しています。
なお当初はRC300P改という型式で記載していましたが、板橋様から頂いた情報によると、高出力でないRE100Pだそうです。

岩22か921・岩22か916
        岩手県交通 いすゞBU15KP(1974年式)、いすゞBU20KP(1971年式)
岩22か921

撮影:板橋不二男様(南大通り車庫 1983.8.21)

東日本急行の看板が残る南大通り車庫に待機している急行盛岡大船渡線の車両。
の富士重工は1977年に譲受した1974年式冷房車。3年落ちはいい買い物だと思いますが、撮影者提供の資料によると前事業者は鈴木自動車。バス事業者の社名としては心当たりがありません。
の川崎ボディは富士急グループからの譲受車。横長の行き先表示窓が目を引きます。

廃車体(岩22か944)
岩22か944

撮影:53様(江刺営業所 1984.8.8)

岩手県交通 日野RC320P(1970年式)
岩22か944

撮影:53様(江刺営業所 1984.8.8)

富士重工製の観光ボディの日野車。グリルははずされていますが、社名表示窓が独立している特徴あるスタイルです。
1977年ごろに色々なところから譲受した車両群の中の1両で、これも前歴は不明。その時期、日野車もそれなりの数が転入していました。後面のテールライト間の小窓は何でしょう。
私はこの車両とは会えずじまいでしたが、貸切のまま廃車になったようです。

岩22か1122
岩22か1122

撮影:53様(盛岡バスセンター 1983.8)

岩手県交通 日野RC300P(1971年式)

雫石営業所配属の日野車。元西東京バス。
私はほぼ同形車の岩22か1123の方は見ていますが、こちらは覚えていません。こちらはRC300Pで、岩22か1123より若干短くなっています。
方向幕の上の板には「岩手県交通」と社名が入っています。

岩22か1132
岩22か1132

撮影:53様(釜石営業所 1983.11.23)

岩手県交通 日野RC320P(1971年式)
岩22か1132

撮影:53様(釜石営業所 1983.11.23)

平凡な貸切タイプですが,初めて見た車両です。登録番号からすると1978年にどこかから譲受した車両ということになるでしょう。同時期には,様々な車両を譲受しているので,前所有者などは全く見当がつきません。 正面のグリルの中が黒く塗られているのがちょっと気にはなります。
(注1)

岩22か1491
岩22か1491

撮影:53様(紫波営業所 1984.8.10)

岩手県交通 日野RC300P(1972年式)

紫波営業所でスクールバスに専属使用されていた前歴不詳の貸切タイプ。
私も何回か撮影する機会があったのですが、納得できる写真が撮れたときはナンバープレートがはずされていました。

(注1)
板橋様の提供資料によると、岩22か1132は元光和観光バス(埼玉県)。
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80s岩手県のバス“その頃”