1970年代奥の細道

岩手県南バス9(譲受車・日野路線車・金産ボディ)

板橋不二男様から頂いた1970年代撮影の岩手県南バスの写真を、カテゴリー別に掲載します。
日野の譲受車の路線タイプのうち、金産ボディをまとめます。

岩2く1572
岩2く1572

撮影:板橋不二男様(釜石営業所 1976.3)

岩手県南バス 日野RB10P(1963年式)

金産ボディの正面窓の縦寸法が狭いRB10では初期のタイプ。後面窓は3枚分割窓です。
エアサス車で、中ドアの丈が低いので、前ドア車を中ドア車に改造したものだと思われます。

岩2く1611
岩2く1611

撮影:板橋不二男様(釜石営業所 1976.3)

岩手県南バス 日野RB10P(1964年式)

エアサス車で前照灯4灯。こちらは正面窓の縦寸法が大きくなっており、後面も連続窓のマイナーチェンジタイプ。
やはり中ドアの丈が低いので、中ドア化改造車。

岩2く1645
岩2く1645

撮影:板橋不二男様(遠野営業所 1974頃)

岩手県南バス 日野RB10P(1964年式)

金産ボディのエアサス前ドア車。岩手ナンバーでの登録は1970年です。
県南バスのみならず、前所有者にも共通して言えることですが、当時日野車を帝国ボディと金産ボディの両方を並行して導入していた会社は多くあり、これらの譲受車も帝国ボディと並べてみると、使用が同じものが存在したりします。
遠野営業所で路線バスに使用されています。

岩2く1522
岩2く1522

撮影:板橋不二男様(一関営業所 1976.5.4)

岩手県南バス 日野RB10P(1964年式)
岩2く1522

撮影:板橋不二男様(一関営業所 1976.5.4)

エアサス車で正面に明かり窓を持つ元貸切車ですが、中ドアツーマン車に改造されています。正面の社名表示は、上から色が塗られて塞がれており、ライト周りの飾りも中央部が切り取られています。
岩手ナンバーでの登録は1967年。

岩2く1524
岩2く1524

撮影:板橋不二男様(大東営業所 1976.5.4)

岩手県南バス 日野RB10P(1964年式)

前ドアの観光バスを中ドアツーマン車に改造したもの。社名表示窓だった部分は、ガラスの上から塗装されています。
元は正面2枚ガラスだったと思われますが、助士席側だけは、ガラスを交換したのか2枚に分かれています。

岩2く1530
岩2く1530

撮影:板橋不二男様(江刺営業所 1976.4.19)

岩手県南バス 日野RB10P(1964年式)

岩2く1522、1524と同形車と思われる車両。フォグランプがバンパーに組み込まれています。
岩手ナンバーでの登録は1967年で、新製後3年での再登録ということになります。側面の県南バスマークが気になりますが、赤色のペイントなので、後に加えられたもの。

岩2く1532
岩2く1532

撮影:板橋不二男様(高田営業所 1976頃)

岩手県南バス 日野RB10P(1964年式)

岩2く1522あたりから、飛び番ではありますが、似たような車両が続いて登録されています。側面にはやはり赤い県南バスマークが描かれています。

岩22か44
岩22か44

撮影:板橋不二男様(南気仙沼駅 1975頃)

岩手県南バス 日野RB10P(1965年式)

エアサスの中ドアツーマン車。比較的ノーマルな車両に見えますが、前ドア車を中ドア車に改造したもの。中ドアの丈が若干低いようにも見えます。
岩手ナンバーでの登録が1971年。

岩22か123
岩22か123

撮影:板橋不二男様(南気仙沼駅 1975頃)

岩手県南バス 日野RB10P(1967年式)

エアサスの前ドア車です。比較的ノーマルな仕様。
岩手ナンバーの登録は1971年ですので、4年落ちくらいでの譲受車。前面窓上の塗り分け線が自社発注車とは異なり、窓に接してしまっています。
ちなみに似たような県南バス自社発注車がありますが、そちらは中ドア枠があり、外観で区別できます。

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