その頃の出来事 1984-1988

高速バス「ヨーデル号」開通
1985.3.14

1985年3月14日、それまで大宮暫定開業だった東北新幹線が上野まで開業し、本格的に東京都区内と盛岡が直結したのを受け、盛岡から青森県弘前を結ぶ高速バスがスタートしました。
「ヨーデル号」と名付けられたこの高速バスは、東北自動車道を利用して盛岡と弘前を直結するもので、一部高速道路未開通区間があるものの、2時間45分で両都市を結びます。
特に弘前市では、これまで東京へ行くには青森経由にしろ秋田経由にしろ煩雑な乗換えが必要だったものが、「ヨーデル号」を利用すれば1回の乗換えで行けるため、大きな期待を持って迎えられました。

ヨーデル号の4社運行

ヨーデル号開通 今では珍しくありませんが、国鉄バスが一般の高速バスの運行を表明したことで、その運行開始までに二転三転あったと記憶しています。
ヨーデル号は、両拠点の民間会社である岩手県北バスと弘南バスに加えて、これも拠点事業者という根拠で国鉄バスが名乗りを上げます。そして、岩手県交通と中間事業者である秋北バスが加わります。
一時期5社間の調整に手間取り、新幹線上野開業に間に合わないのでは、との報道もありました。結果は秋北バスが将来の参入を条件に申請を取り下げることで、拠点4社の運行に落ち着きました。高速バス初参入の岩手県交通は1往復のみでした。
高速バスブームの兆しが見え始めたこの時代、民間事業者と国鉄バスによる共同運行が増える傾向にありました。民営化を前に体質の強化を図っていた国鉄バスの存在が、その傾向を一層強めたといえるでしょう。

前日の表情(1985.3.13)


運行開始当日(1985.3.14)


ヨーデル号のファーストランナー達


開業記念乗車券


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