早池峰バス開業(1986.10.1)

早池峰バス
早池峰バス 赤字の過疎路線をどう維持するかは、各バス会社が苦労しながら対処して来た問題です。岩手県内でもそれまで各社が廃止した路線が、自治体バスとして維持されていましたが、これを新しい手法で民間バス会社が行う気運が見え始めていました。東磐交通がそのひとつでしたが、早池峰バスは県交通が自社グループ内でコストダウンを図って過疎路線の受け皿としたことが目新しい点でした。
1986年10月1日、遠野市に岩手県交通の全額出資会社である早池峰バスが開業しました。
早池峰バスは、岩手県交通が廃止した路線を廃止代替バスとして運行する受け皿として、コストダウンを図って設立。まずは、遠野市と宮守村の2路線の運行を開始しました。
車両はマイクロバスの新車7両が用意され、いずれも国際興業貸切カラーに塗られていました。側面にはハヤチネウスユキソウのマスコットマークが付けられ、新しい会社をアピールしています。

初日の光景

テープカット

撮影:遠野駅(1986.10.1)

遠野駅前で開業式が執り行われました。写真はテープカットの模様です。
記念のヘッドサインと日の丸が掲げられたのは、007号車です。

乗務員に花束贈呈です。

花束贈呈

撮影:遠野駅(1986.10.1)

試乗

撮影:遠野駅(1986.10.1)

記念すべき初乗車。
乗りなれた路線も、今日からは新しい小型バスでの運行となります。

早池峰バスの本社がある岩手県交通遠野営業所。しばらくの間は、県交通と同居のようです。
手前の2両が早池峰バスのマイクロバスの新車。乗車定員の異なる2種類の車両が用意されました。

遠野営業所

撮影:遠野営業所(1986.10.1)

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80s岩手県のバス“その頃”