看板に見る新幹線大図鑑
立体物件の部
公園、街角、食いもん・・・。その他色々な新幹線です。
日本の将来と新幹線の未来は明るいです。
トイレット系
スペースシャトル0系
撮影:神奈川県(2009)
新幹線沿線の小公園に設置されている新幹線形のトイレ。聞くところによると、新幹線モデル線区の東京側起点がこの近くだとのこと。モデル線区というと鴨宮が有名ですが、こちら側にもこのようなモニュメントがあったわけです。
2両の新幹線をうまく並べて表現してありますが、こうやって上に向けてしまうと、新幹線というよりスペースシャトルの発射前の姿に見えてしまいます。
はかない100系
撮影:小僧猫様(長崎県 2010)
長崎県の松浦鉄道沿線にある新幹線100系を模した公衆トイレ。白1色になってしまっていますが、かつてはちゃんと窓周りの青色も塗られていたとのこと。業務用扉(乗務員扉?)の脇にはグリーン車の4ツ葉マークも入れられるなど小技も効いています。
どうやらかつて長崎新幹線佐世保ルートの計画があったとき、新幹線誘致の夢を兼ねて作られたようですが、今では白1色の外観も含めてはかない姿になってしまっています。
200系の公衆便所
撮影:埼玉県(2008)
ふじみ野市の公園に鎮座する200系2000番台。尖ったロングノーズと側窓下の細線が100系タイプのスマートさを誇示しています。乗務員扉と客用扉、裾の通気孔、狭幅の側窓など小技もしっかりと利いています。
周囲の状況から建設は実車と同じ1985年と思われ、最新型をモデルに建設したものの、いつしか20年の歳月が経ってしまったという事のようです。
末期の実物がそうであったように、塗装が剥げ落ちてきているところが泣けます。
はやてのような公衆トイレ
撮影:牧場主様(青森県 2011)
撮影:牧場主様(青森県 2011)
先に発見されていた新幹線形公衆トイレに比べて、角張りすぎていて手抜きだなんて思っていた私は猛省しなくてはなりません。
直線で構成されていながらも、E2系特有の先頭部の肩の張り具合をしっかり表現し、ボンネットの先端には両開きの扉もあります。更に驚いたのは、右側面と左側面で、窓が作り分けられていたのです。左の写真は狭窓車を、右の写真は広窓車を表現しています。実際の「はやて」も両方のタイプが混在していますが、その辺もしっかり追求されていたのでした。
洗面台の0系
撮影:小僧猫様(小倉駅 2011)
小倉駅の新幹線改札内トイレの洗面台になぜか0系が描かれています。
多分、0系引退を惜しんで、地元北九州市のTOTOが作った力作のようです。
トイレットペーパー「やまびこ」
撮影:列車車内(2008)
業務用トイレットペーパー「やまびこ」。その名の通り緑色の新幹線が描かれていますが、電車の形は0系です。
それもそのはず、製造したのは製紙の町富士市のメーカー。身近な電車を見て描いたんでしょう。
東北新幹線とは全く関係のない電車のトイレにありました。
飲食系
トンネル羊羹
撮影:北斗七星様(北海道 2009)
「青函海底鉄道名物」と書かれた「トンネルようかん」。元横綱千代の富士のふるさとでもある福島町の名物だそうです。
海底トンネルを命がけで開通させた時代からのものなのか、描かれているのは0系です。
幕の内こだま

名古屋駅の駅弁「幕の内こだま」です。名古屋城や鯱はいいのですが、左上にかっこよく描かれているのは、青と白が反転した
0系です。
どうして「こだま」なのかと言う事はこれだけではよく分からないのですが、調べてみると以前は「ひかり」弁当もあったとのことです。もちろんグレードは「ひかり」のほうが上でした。
現在では安い「こだま」のほうだけが残り、箱のデザインの電車も遠慮がちに変化したらしいです。
私もどうせなので「こだま号」の車内で食べさせていただきましたが、駅弁でありながらほのかに暖めて売られていました。
撮影:愛知県(2007)
南部せんべいの200系
撮影:岩手県(2009)
盛岡名物「南部せんべい」の箱の裏面に描かれた岩手県の絵地図の中に、
200系のピクトグラムを発見しました。手書き風で味のある絵地図の中で、なぜかこれだけピクトグラムを使って表現された東北新幹線です。そのピクトグラムにはちょっと見覚えが・・・。山口県の道路標識で見られた
「おてもやん」の原形に違いありません。
ペットボトルの300系
撮影:(東海道新幹線車内 2011)
JR東海の駅構内などで売られているペットボトルの飲料メーカー「トーイン」のマークは300系。
300系と言う電車も、かまぼこ型の流線型に下がり気味の正面窓を描けば表現できてしまう単純な造形です。
とりあえず新幹線の車内で新幹線を背景に撮影してみましたが、向こうを走るのは残念ながら300系ではありません。
街角系
はためくハイデッカー0系
撮影:東京都(2009)
「新幹線が見える街」がキャッチフレーズの田端駅近くの商店街にはためく旗には、
0系ぽい新幹線が描かれています。
ここから見えるのは東北上越新幹線なのですが、どうもこれは東海道新幹線風です。それどころか側窓が異様に高いハイデッカータイプで、ラインも窓下に引かれている
300系風です。この車両には見覚えがあります。
三原駅前と
熱海駅ホームドアにも仲間がいました。
はためく100系
撮影:神奈川県(2007)
撮影:神奈川県(2008)
鴨宮は新幹線発祥の地だそうです。これは鴨宮に新幹線のモデル線や車両基地があり、そこでの成果が東海道新幹線に生かされているからです。
その地元商店街にはためいていた旗です。絵になっているのは試験編成ではなく100系です。旗は常に更新されているのか、1年後に訪れたときには色が変わっていました。
新幹線的ホログラム
撮影:愛知県(2008)
撮影:神奈川県(2008)
斜めから見ると0系に見えるフェンス。
左は名古屋駅前の自転車置き場のフェンスに描かれたもので、リアルな絵です。右は新幹線高架下で見つけたフェンス。ちょっとイラストチックです。
こういうものはついでに見つけただけで、探せば他にもたくさんあるのかもしれません。
欄干の200系
撮影:東京都(2008)
(参考)欄干の205系
撮影:東京都(2008)
日暮里駅の北口の跨線橋の欄干には、下を走る列車のレリーフが付けられています。新幹線はスノープローもしっかり表現された200系です。
隣には参考までに山手線の205系のレリーフも載せておきますが、ほかにも寝台特急「北斗星」や特急「スーパーひたち」などもあり、大体1990年ごろの作成だと推定できます。
うつむけば200系
撮影:神奈川県(2008)
撮影:東京都(2008)
撮影:新潟県(2008)
うつむいて歩いていると、200系を見つけることがあります。
左は桜木町駅のホームに埋め込まれていたタイル。日本で最初の鉄道が開通したのが新橋−横浜(現在の桜木町)間だったことから、この駅に古い陸蒸気と最新の新幹線を刻んだのでしょう。JR東日本の駅なので、新幹線は緑色になったのだと想像します。
中央は上野駅前の商店街の地面に埋め込まれたタイル。かつて東北新幹線が上野起点だったときに作られたものでしょう。地下駅に並ぶ200系が誇り高く刻まれています。
右は上越新幹線の越後湯沢の街なかで見かけたマンホール。新幹線で来るリゾートの街をイメージしたデザイン。テニスやスキーをする人の真ん中に、トンネルから勢いよく出てくる新幹線。100系タイプのロングノーズが自慢の200系です。
地面に刻むと言うことは、長く残ることが前提。地域にとっての誇りが表現されていると理解できます。
うつむけばまた200系
撮影:東京都(2009)
撮影:埼玉県(2009)
撮影:埼玉県(2009)
うつむいて歩いていたら、また200系を見つけました。
左は上野駅のコンコースで誘導サインとして使われていたタイル。東北新幹線開業時からのものでしょうか。
中央は東北新幹線から程近い川口市の歩道で見つけた200系。ここにはいろんな絵のタイルがちりばめられており、エリマキトカゲもいましたので、1980年代のものです。
右は同じ場所にあったものですが、日本航空などが試作したリニアモーターカーHSST-03形のようです。愛知県で使用され、保存されていますが、この絵には川口市の市章も入っています。川口市で実用化の計画があったのでしょうか。
SLドライブインの200系
撮影:終点横川目様(岩手県 2008)

建物の端から
200系の頭が飛び出したショッキングな建物。その先頭部分の本物っぽい造形には驚かされます。隣に蒸気機関車の平たい頭も見えますが、「SLドライブイン」と言う名前に比して、新幹線のほうが主役に見えます。
側面のほうは
200系のカラーになっているものの、外国の客車のようなスタイルで、あんまり新幹線っぽくありません。
残念ながらこの店、閉店してしまったそうです。この外観からして、営業中には店内にも汽車っぽい仕掛けがあったに違いないと言う気がします。
バスLED表示器の0系
撮影:旅男K様(福岡県 2008)
撮影:旅男K様(福岡県 2008)
西鉄バスの行き先表示器に描かれた新幹線0系。本来系統番号が入る場所にイラストを入れています。元々は幕式のものにカラーで描かれていたとのことですが、LED化により消滅と思いきや生き残っていました。
わざわざLEDにリニューアルしたのに0系をデザインしていただいた姿勢には頭が下がります。またこのような場合にはピクトグラムっぽくしてしまいがちなものを、斜め角度からの「絵」テイストを守り抜いたところも立派です。
なお、数多い「博多駅行」の中で、この新幹線イラスト入りは一部のレアな系統のみだそうです。
バス方向幕の200系
撮影:左党89号様(青森県 2002)
新幹線八戸開業当初に運行されていた「新幹線シャトルバス」の方向幕。八戸駅周辺の道路標識と全く同じデザインの新幹線が描かれていました。南部バスと八戸市営バスの両方ともこのデザインだったので、これが八戸地区の統一ピクトグラムだったようです。
新幹線八戸駅と市内中心部を結ぶ新しい試みでしたが、1年ほどで廃止になってしまったそうです。
その他
準備中のMAX
撮影:千葉県(2008)
JR東日本の指定券券売機のタッチパネルの画面ですが、メンテナンス中にはこんな画面が出てきます。
描かれているのは初代MAXのE1系で、それも旧カラー。まだJR東日本が東北新幹線のイメージカラーであるグリーンを捨てる前の、微妙な色調のグリーンです。この特殊な塗り分けは、結局ほかの車両に広がることなく消えていきました。