帰省に観光に、賑わう高速バス

夏休みやお盆期間中に、そして年末年始に、東北新幹線で大量に運ばれてきた乗客は,在来線ホームへ行って特急列車の「はつかり」や「たざわ」へ乗り換えるほか,駅前から出発する高速バスへも殺到してきます。
予約制でない盛岡駅からの高速バスには長い列が出来、満席になると待機していた続行便が即座に乗り場にやってきます。
バスという交通機関が躍動しているのを見るのは楽しいものです。


特急「とわだこ号」出発
LV219S

撮影:盛岡駅(1986.8.31)

盛岡駅4番のりばに11時50発の岩手県交通「とわだこ77号」が着きました。東北新幹線から降りて、十和田湖へ向かう観光客の皆さんが次々と乗り込みます。
1台では足りなかったのか、続行便が用意されます。国鉄バスがちょっと古めの車両を用意しました。

国鉄の臨時発券所が駅構内に

9月の連休も各地への高速バス、特急バスは賑わいます。国鉄では、改札口を出て高速バスのりばへの出口付近に、臨時のバス乗車券発券場所を用意。手書きで弘前、岩泉、久慈への片道運賃が書かれ、職員が車掌かばんを首から提げて対応します。

盛岡駅

撮影:盛岡駅(1986.9.14)

弘南バス続行便
MS715S

撮影:盛岡駅(1987.12.31)

1987年の大晦日。盛岡からの高速バスの中では最大の成長株である弘前行「ヨーデル号」は新幹線が着くたびに満席で出発してゆきます。
弘南バスでは本便出発後に2号車、3号車を用意。定期便と同じ日野車が多い中、貸切車の三菱エアロバスが顔を見せました。貸切車といえども、高速バス続行便を考慮しているのか、方向幕を装備しています。
岩手県では見られないエアロバスの登場もささやかな喜びでした。

岩手県北バスの「みちのく号」
RU638A

撮影:盛岡駅(1987.12.31)

大きな荷物を持って、新幹線から大館行き「みちのく号」に乗り継ぎます。「みちのく号」にも1〜2台の続行便がつくようになりました。
バス停上屋には、「大館行き」と「宮古行き」の列を分けるための黄色い札がついています。

JRバスの「ヨーデル号」続行便
LV219S

撮影:盛岡駅(1987.12.31)

盛岡駅2番ホームの帰省風景。
ホームに本便のモノコックボディが見えますが、これは久慈行き「白樺号」の車両。現在乗車中の車両は、「臨時」と表示していますが、残っていたメモによると「ヨーデル号」になっています。
本来の3番乗り場がいっぱいになったので、2番乗り場につけて乗車扱いをしているようです。

秋北バスの「みちのく号」
CSA580

撮影:盛岡駅(1988.1.3)

年が明けて、今度は大館から大勢の帰省客が乗ってきました。バスを降りた皆さんは、東北新幹線改札口へと急ぎます。
秋北バスではこのシーズンから、貸切の暫定格下げ車を用意。高速バスではこれまでなかった国際興業カラーです。正面に「みちのく号」と表示してきました。
この車両はバスガイドが乗務しています。

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80s岩手県のバス“その頃”