旧形客車、東北本線で最後の活躍

1980年代の東北本線は、電化されてはいるものの、普通列車は客車によって運用されていました。こういった状況は、日本全国どこへ行っても大差なく、架線の下を走る客車列車が見られたものです。
国鉄では、1970年代後半から「レッドトレイン」というひいき目のニックネームで呼ばれた50系客車をこういった路線に投入し、輸送の近代化を図って来ました。しかし、蒸気機関車時代を彷彿とさせる旧形客車は、相変わらず輸送の一端を担っていたのです。
そうした中で盛岡鉄道管理局は、1985年3月14日のダイヤ改正を機会に、これら旧形客車を一掃すると発表しました。

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