バスカタログ聖地巡礼

いすゞCPM,CJM,CLM(1980年)


いすゞCPM・CJM・CLMは、1980年にいすゞの路線バスBUをモデルチェンジしたもので、同時に正面スタイルも変わりました。直噴エンジンのCJM以外はエンジン型式は変わりませんが、昭和54年排ガス規制に対応しています。この時代に普及し始めていた冷房装置や大型方向幕などにも対応しています。

東京駅丸の内口(東京都)
地図へ
カタログ表紙
いすゞCJM

画像:いすゞ自動車カタログ(1980)

いすゞCJM

撮影:千代田区(2019.10.5)

表紙の写真は、煉瓦造りの東京駅丸の内口。カタログ写真の時代は台形の屋根でしたが、2012年に復原工事が完成し、戦前のドーム型の屋根が再び見られるようになりました。
背景となる八重洲口の方にも大きなビルが立ち並び、40年ほどの時代の変化が分かります。
バスが止まっている場所は都営バスの乗り場でした。カタログ写真のバスは、この翌年に登場する都営バスの緑色のナックルカラーを先取りしたようなカラーデザイン。しかし、残念ながら、日陰なのに日が当たっていたりするので、合成写真でしょう。

新宿副都心(東京都)
地図へ
いすゞCJM

画像:いすゞ自動車カタログ(1980)

いすゞCJM

撮影:新宿区(2019.10.5)

ページを開いて最初の写真は、新宿副都心の三井ビルを背景にした写真です。左端にちらりと見えるのは、京王プラザホテル。
東通りと呼ばれる通りで、聖地に行ってみると、街路樹が生い茂っているため、車道が日陰になってしまいました。ちょうど京王の復刻カラーが走ってきました。このカタログの時代のカラーデザインです。

バスカタログ聖地巡礼
ページ上部へ戻る
メニュー

80s岩手県のバス“その頃”