北緯40度の風景

雫石営業所の想い出


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岩手県交通の雫石営業所は、1958年に岩手中央バスの雫石営業所として開設されて以来、30年以上雫石駅近くに構えていましたが、1993年に雫石バイパス沿いに移転し、現在に至ります。(追記:2022年12月にその雫石営業所も閉鎖となりました)
雫石駅前にあったころは、大きな屋根つきの車庫があり、主役となる車両たちが並べられていた記憶があります。ここでは、そんな旧雫石営業所の写真を振り返ります。

1976年の雫石営業所
1976年

撮影:板橋不二男様(雫石営業所 1976.5.29)

1980年代後半の雫石営業所
雫石営業所

撮影:ねこも様

雫石営業所の建物と車庫の全景です。
まずは岩手中央バス時代の営業所。車庫を背に、2階建ての木造の建物があり、これが営業所の事務所のようです。あと数日で岩手県交通に変わるという時期です。
岩手県交通になってからの写真は、雫石営業所の割には2ドア車が多く写っており,CCM410が2両,RE100も1両(奥の列,右から2両目)写っています。雫石特有の前ドア車は,元富士急行のBU20KPが2両いるだけです。この面子から考えて、1980年代後半、ちょうど“その頃”と同じ時期だと思われます。1976年に存在した2階建ての建物はなく、燃料スタンドのようなブロック塀が見えます。

雫石営業所建物
1976年の雫石営業所
1976年

撮影:板橋不二男様(雫石営業所 1976.5.29)

1976年の雫石営業所
1976年

撮影:板橋不二男様(雫石営業所 1976.5.29)

雫石営業所にあった建物です。1階は営業所の事務室で、2階は休憩所でしょうか。また、1階の左側は平屋になっており、ここが整備工の詰所のように見えます。その上は屋根つきの物干し台のようになっています。
この建物の右端にある出入口の拡大写真を見ると、「岩手中央バス」の文字があります。扉の上の黄色い看板は、「仙台陸運局長認証 普通自動車分解整備事業」の認証看板です。

雫石営業所車庫
1976年
1976年

撮影:板橋不二男様(雫石営業所 1976.5.29)

岩手中央バス時代の車庫に並ぶ車両です。岩手中央バスカラーの前ドア車で、車種が綺麗に揃っています。
車庫の正面には「安全第一」の看板のほか、行き先を示す看板も掲示されており、ここがそのままバスのりばになっていたことを想像させます。

“その頃”1986年
1986年

撮影:雫石営業所(1986.5.5)

1986年になると、車庫の上に掲げられていたのりば別の看板が撤去されました。
車両は岩手県交通成立後の新車で、中でも1980年代製の顔をしたK-CLA500が中央に2両あるなど、年式の新しい車両が偶然並んだところです。

2003年
雫石

撮影:岩手県交通ファン様(2003.6.1)

雫石駅前にあった雫石営業所は、国道46号線バイパス沿いに移転してしまいました。
旧営業所は、草が茂ってご覧のようになっています。

雫石営業所の車庫
1976年
1976年

撮影:板橋不二男様(雫石営業所 1976.5.29)

“その頃”1985年
雫石営業所

撮影:雫石営業所(1985.9.11)

雫石営業所の車庫には、行き先を示す看板が掲げられており、ここが乗り場にもなっていたようです。1976年の写真を見ると、左から「鶯宿・西山行のりば」「橋場・国見行のりば」「西根発電所行のりば」と書かれています。それぞれの看板の左側に空きスペースがあるのは、赤色の番号表示が退色して見えなくなっているからのようです。
そして、その約10年後ですが、看板は錆が出てほとんど読めなくなっています。1976年で右端に写っている「西根発電所行のりば」がこの写真では左側にあり、右側は「盛岡・大村行のりば」と書かれているようです。
車両は、前ドアのBA20から前中ドアのBU10に変わり、それも岩手県交通カラーに塗替えが始まり、岩手中央バスカラーが姿を消す頃です。

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80s岩手県のバス“その頃”