春・夏野菜の栽培記録
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 このページでは春から夏の作物の栽培を画像で紹介します。


      有芯うねの立て方

  我が家のハウスは元水田で水分が多いうえ、年に何度かは浸水します。
  このような条件で果菜類を栽培するのにもっとも有効な方法は中心に不耕起層のある
  『有芯うね』だと思います。
  根菜類を別にして、他の作物のほとんどに応用できます。

 @適度な潅水をした後トラクタ
   などで鎮圧し地盤を固めます。


 A通路兼排水路になる部分
   にだけ管理機を通します。
 B表面に必要な資材を散布
  します。

 C管理機の培土板で谷上げ
  をします。
 D通路から上げた土で表面の
  草や肥料を埋めます。
 
 E楽に定植できる程度(5〜
  10cmの厚さに耕起層を
  ならして完成です。


     3/12  インゲンの種蒔き

 1ヶ月遅れでインゲンの種を播きました。
 
 品種は丸さや・つるなしのベストクロップ・キセラです。

 種の直径の2倍程の深さに播き穴をあけ
 やや深めに覆土します。

 豆類の種蒔きには粘土分を含んだやや重めの
 用土を使用します。 


      3/18  インゲンの発芽  

  播種後1週間

 発芽が揃ったら徐々に温度を下げ、
 外気温に馴らすと共に胚軸の徒長を防ぎます。
 播種後2週間

 子葉が展開し、本葉が出始めるまでが
 定植適期です。

 明日定植します。


     3/30  インゲンの定植

 セルトレーの深さの2倍程度の角穴を
 あけておきその中に苗を落とし込みます。
 その後、周囲の土と共に水をたっぷり
 流し込みます。

 畝の中央の溝にも一杯に水を入れます。
 この水がマルチ押さえと夜間の保温の
 役に立ちます。(黒マルチ上の水は日中50℃
 以上になります。)

 追肥期には適当に穴を開け流れ込むようにします。

    インゲンの習性

 
 インゲンの子葉は就眠運動をします。
  
 夜間下向きに葉を閉じ、日の出と共に
 水平になります。

 これが正常な状態です。
 日中高温になると葉を上向きに
 閉じます。

 これ以上の高温には耐えられませんので
 換気あるいは葉面潅水で温度を下げます


       5/5 インゲン開花始め

 矮生インゲンは主茎の葉5枚目で開花します。
 定植から1ヶ月目頃です。

 この時期高温条件で茎がつる状になるので
 換気に気を付けます。

 生育が弱い場合、側枝の2番花を発達させる為
 ピンチする事もあります。


     5/20 出荷開始

   写真は市場出荷用2Kgダンボールです。
 右-Mサイズ  左-Lサイズです。

 グリーンマーケット用には120gパックがあります。 


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