No.２

調査項目

No.１（１９９７年調査より） 消費者の考える｢健康的な住まい」 住まいの不安 シックハウス症候群について 刺激臭などの症状の有無

No.２（１９９７年調査より） アレルギー症状のある家庭 アレルギー症状 何歳からアレルギー症状があるか 何年から症状があるか

No.３（２０００年調査より） シックハウスの認識 シックハウスの原因 アレルギー症状の有無 同居家族のアレルギー症状

アレルギー症状のある家庭

アレルギー患者（アトピーやアレルギー疾患・鼻炎の症状のある人）のいる家庭は４割。

特に子供のいる家庭は約半数、首都圏でみると７割に達する。

具体的な症状がある家庭の割合（N=563）

アレルギー性鼻炎 アトピー性皮膚炎 気管支喘息・気管支炎

26％ 13％ ６％

アレルギー症状

「アレルギー性鼻炎」は10歳代が最も多く17％、20〜50歳代も10％以上

「アトピー性皮膚炎」は10歳代で11％、10歳未満でも 9％で20歳以上は年齢と共に減る傾向

何歳からアレルギー症状があるか

「アレルギー性鼻炎｣の発病は幼児期から40歳代まで幅広い

「アトピー性皮膚炎」は５歳未満の幼児期が過半数を占めている

「気管支喘息･気管支炎」も10歳未満が半数近い

「アトピー性皮膚炎」は、現在症状のある人は全体の４％ですが、20歳未満では約10％と多く見られます。10歳を過ぎてからアトピーになる例は少ないようです。

1992年の厚生省の調査によると、アトピー性皮膚炎の子供は３歳児では８％。

何年から症状があるか

住宅の高気密化が始まった1985年以降の発病が４人に３人で、近年の発病が目立つ

「アレルギー性鼻炎」のうち、86％もの人に共通しているのは、1985年以降に症状が現れているのです。そのうち、｢1990年以降｣にしぼると61％になります。 　「アトピー性皮膚炎」「気管支喘息･気管支炎」も同様です。

この結果から見ると、アレルギー症状が現れるようになったのは、年齢は関係なく、85年以降の私たちの環境の変化が大きいのではないでしょうか。

「家庭にとって安らぎの場所である家が、いろいろな化学物質でできた資材や、防虫剤がかかった建材で建てられている以上、家の中の空気が常に汚されていて、人体にもじわじわと影響してくるのではないかと不安です。」

･･･調査に回答された42才の主婦の意見

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