暮らしのデータ No.1
住まいと健康に関する調査
 最近ではシックハウス症候群ということばが、マスコミにもたびたび登場しています。
 みなさんは住宅を健康という視点で考えられたことがありますか。

 ホームアイでは、1997年春と2000年春に一般家庭を対象とした「住まいと健康に関する調査」をおこないました。

調査概要
調査項目
No.1(1997年調査より)
消費者の考える「健康的な住まい」
住まいの不安
シックハウス症候群について
刺激臭などの症状の有無
No.2(1997年調査より)
アレルギー症状のある家庭
アレルギー症状
何歳からアレルギー症状があるか
何年から症状があるか
No.3(2000年調査より)
シックハウスの認識
シックハウスの原因
アレルギー症状の有無
同居家族のアレルギー症状
消費者の考える「健康的な住まい」
健康住宅のキーワードは、環境
人気の健康住宅は
1位: 風・光などの自然を取り入れた住まい
2位: 有害な科学物質がでない住まい
3位: カビ・ダニなどの心配がない住まい
消費者の考える「健康的な住まい」

住まいの不安
6割以上の人が、自分の家の健康や安全性に不安を感じている。
具体的なものとしては、カーペット・防虫防蟻剤・塗料について、過半数の人が不安を感じている。
アレルギー症状のある家庭
 最近の住まいには、ホルムアルデヒドをはじめとする、さまざまな化学物質が含まれた建材がつかわれています。
 これらの物質が人の健康を害するといわれ、心配されています。


 これらの住まいに対する不安は、住んでいる家の工法によって差が見られます。
 比較的、「木造住宅」に住む人の不安感は低く、気密性の高いと思われる「鉄筋コンクリート」や「2×4住宅」では、不安感は高くなっています。
シックハウス症候群
シックハウスを知っているのは半数弱
自分の家がシックハウスではないかと心配したり、不安を持っている人は3人に1人
シックハウスを知っていますか
 シックハウス症候群は、合板の床やビニールクロスの壁紙などの住宅建材等から発生する有害物質が原因とみられるさまざまな症状のことをいいます。
刺激臭などの症状の有無
刺激臭や目がちかちかする・のどが渇く・くしゃみが出る・鼻がつまるなどの症状を感じる場所がある人は4人に1人。
感じる人のうち、自宅で感じるのは4割強。
刺激臭などの症状の有無
刺激臭も住まいの不安と同じく、家の工法によって差が見られるようです。  
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