総集編、新選組! その4 〜2004/12/13更新


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仕事を取られるくらい、マシでした……(2004/09/20_Mon)
−第三十七回:薩長同盟締結!−
何だかんだいってもおいしい役どころを保ち続けているのはジョー一。
おいしいし、かっこいいし、アウトローでなにやっても許されるし……いいなぁ。
コレで山本歳くらい気に食わなかったらいいたいこともいえるんだけれども……なんかお気に入りなんだよね、ジョー一。
そこがまた一段と心内で許せなかったりします。とほほ。

ええ、早い話、今週源さんの出番がまるでなかったから、どこかに当たりたいんですよ。八つ当たりでもかまわない。はけ口が……はけ口がほしいんです。

大義ってなんですか!? 大量破壊兵器があるとかですか!!??
帝の為は大義ですか!!??
そんなわけで話の中心は薩長同盟でした。

そんなことはどうでもいい。

源さん……源さん……源さんがぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
見せ場といえば、勇ちゃんの愛人宅に総ちゃんがやってきての会話くらいですよ。
でも、おまけみたいに言ってた……。
いや、言われないよりはマシなんだけど……。

先週のお茶だし仕事を取られた、なんていっていたのがどんなに幸せだったことやら。はぁ。
そんなわけで、来週は、来週こそは!! まともな出番があることを信じます。
新選組! 内部のお話みたいですし。薩長同盟では無理な話ですね……源さん出すの。

宇梶西郷はおいしかった。

名言……(2004/09/27_Mon)
−第三十八回:ある隊士の切腹−
自国英雄の捏造伝説なんて、やっていけないことにされているのは日本くらいだと思います。いいじゃん、やったって。日本だってやっていいと思ってるのに。

さて、そんなことはさておき。

新選組! です。
先週はびっくりするくらい源さんの出番がなかったから、相当ショックが大きかったのですが、今週はちゃんとありました。だからって……松原に続いての河合の切腹話(松原は切腹じゃないけど)っていうのがちょっと悲しいです。

そういえば松原&河合コンビって、かの山南さん採用の優秀隊士じゃないですか。
京都加入私的ステキキャラ、山崎烝には、やっぱり脚光浴びさせない気でしょうか……普通の「新選組」みたいに。コレで山南さん採用優秀隊士三人集(今名付けた)で脚光浴びて無いのはただ一人です。……生きているのもただ一人になってしまいましたが(つーか、この二人、死に際に脚光を浴びている)。

「局長に一番いてほしかったのは、きっと土方さんだと思います」

いいこといった源さん。
だからって、決定力とか最終決断とかへの影響力がまるで無いのも、源さんの源さんたる所以。うう、悲しいです。
いえ、出番があったのは嬉しいです。はっきりいって。

そして、やっぱりおいしい役どころを保ち続けているのはジョー
なんだよ、かっこいいなぁ。けして出張っているわけでもなんでもないのに、おいしすぎるよ、こいつは!! ……いや、好きだけど。そんなジョーが。(我が家ではかの山南さん以上の人気を初期段階から保ち続けている)

この辺の会議発言の発言力のなさは
伏線です(俺的に)!

主役!(2004/10/04_Mon)
−第三十九回:将軍、死す−
今週の主役はまごうことなく源さん! 源さんでしたよ!!!
ついにおまさの心をゲットした左之助とか、浅野にそそのかされて逃げる羽目になってしまった周平とか、いつでもどこでもおいしい一さんとかじゃなく、源さんですよ!
まあ、強いて言える対抗馬は、相変わらずのすばらしい仕事っぷりを見せ付けてくれるでしたけどね(明らかな私情)。

さて、そんな今週の 新選組! ですが。

源さんのステキっぷりを記録しておかないとね。うんうん。
1)まさ&左之助お祝いのための、ちらし用酢飯作りに勤しむ源さん。
2)「源さんは……まぁしょうがないとして」って新八にすらいわれちゃう女っ気のなさ。
3)局長&副長には内緒で周平を追いかける手はずを整える源さん。
4)「近藤周平は死にました」といって峰打ち介錯で……(本日のメイン)。

……はじめて源さんの……というよりも脱走隊士を局長容認で救ったよ。という、おいしい役どころ!! うーん、今日の分は私の心に永久保存版だ!
そんなステキ源さんでした。

そして、烝のナイス仕事っプリも光ってました。
その位置! その仕事の正確さ! 速さ! ついでに言うならそれは局長の私事の仕事だろ!? という仕事もいやな顔一つしないでのバッチリ仕事っぷり。

うん。
烝も含めて、今週分は私の心の永久保存版です。

源さんの見せ場!
本当、よかったです。
でも、コレが最高値ではないのが、
もっとよかったです!
烝も。


OPで主役?(2004/10/11_Mon)
−第四十回:平助の旅立ち−
OPが終了して、いきなり源さんのロングインから始まってしまいました今週の 新選組!。コレで出番が無いかと思いきや……。そんなことはなかったので安心。ほ。

てナもんで、今週のお話です。

今週は伊東一派が新選組を離れるお話です。
伊東一派といえば、書き様によっては 主役になる役柄で、書き様によってはいくらでもよく書けるのに。今回のコレは、結構ヒドイ書かれよう。
こいつと並ぶのが歳かな?

よく描かれている人といえば……。
源さんだったり、今週もなんだかんだでおいしい役どころの烝だったり、なんか普通じゃ考えられないような方々がさりげなくおいしい。

こういう人たちの羅列を最近ではないが見た記憶が……と思ったら。
うん、改蔵だった。

バージンスノーらしいところを今回でことごとく踏み荒らしている気がします。
松原とか、源さんとか、周平とか、烝とか、観柳斎とか。
チラッと一瞬出てきた尾形も、これから踏み荒らされる人員なんでしょうか??

などといいつつも、今週の主役はみんなに愛されている平助でした。
うん、私も今回の平助はかなりお気に入りだったわけで。
総ちゃんとあんなふうにお話していたけど、……総より……いや、何も言うまい。

……そして、やっぱりおいしいジョー一。アイツどうにかしてくれ。

「かってに改蔵」でバージンスノーに名を連ねた方々、
この後も大活躍!

踏み荒らし(2004/10/18_Mon)
−第四十一回:観柳斎、転落−
先週、バージンスノーを踏み荒らしまくりの大河、新選組! といいましたが。またしても踏み荒らしにかかってました。その名も武田観柳斎。
ラストでほんのりいい人に描かれつつも、死亡。死よりも生きて罪深さを知れって、死神くんにもあったような説教途上で死亡。……合掌です。

総ちゃんもいよいよ役とはいえ、顔色が悪くなってきて、病死へまっしぐらです。
今週は歳、勇、総と、オーソドックス新選組面子で固まっていました。平助がいないせいだろうな。

そことはまた別集合で、我らが源さん! 新八、左之、魁、それになぜか周平と烝を加えた六人で、全く別のことをやってました。……いいグループだ!
一さんは一人、御陵なんちゃらに平助ガーディアン(笑)として遊撃部隊みたいなことをやっているし。

この大河新選組! での、俺的最強面子は、
平助、総コンビ、新八、左之コンビ、遊撃部隊に一さん、参謀に山南さん、勘定方に河合、間諜に烝、平隊員に源さん、魁、松原。
そして忘れちゃいけない、サブリーダー格に……尾形俊太郎!

コレが俺的最強新選組です。
え? 歳と勇ちゃん? ぶっちゃけいらないかも。

リーダー不在はアレなんで、リーダーは……この際鴨ってことで。
……絶対駄目だな、コレじゃ。

烝はすばらしい仕事っぷりです。

コレでまた一人。(2004/10/25_Mon)
−第四十二回:龍馬暗殺−
今週も山場です。
もうこれからは毎週毎週重要人物が死んでいくであろう、 新選組!。
今週は……そう。

中岡慎太郎の暗殺です。

よく知らないけど、今までこんな風に静かに描かれた中岡慎太郎の暗殺ってあんまり見たことなかった……けど。こんなもんだったんでしょうかね?
ラストは星が落ちてました。……星矢(セイント)??

新選組内の話でいえば、
源さん、萌え。(相変わらず)
周平に偏愛。(古参メンバー皆)
烝の相変わらずの仕事っぷり。
血を吐く総ちゃん。

そして何より……

岡田以蔵のいけなかった先に足を踏み入れている一さん。(やっぱりおいしい)

てか、一さんは新選組内の話じゃ無いじゃん。

慎太郎……。
結構適役だっただけに、かなりショックです。わかっていたけど。
ま、それよりショックだったのは、尾形俊太郎に一切出番がなかったところ。

一番の問題は、周平偏愛以上の私の偏りだと思いますが。
竜馬? あいつどうでもいい。(←ひどいなぁ……)

慎太郎、大好きでした。しくしくしく……。

また一人……。(2004/11/01_Mon)
−第四十三回:決戦、油小路−
また一人……逝ってしまった。

そんなわけで新選組!です。で、一発目は。
締めを飾った源さんのヒトコト。逝ってしまった人は……平助です。

え?
伊東は??
伊東は「一人」に数えてあげないんですか??

まあ、今作中では、あまり良い印象に書いてなかったけどね。
でも、相変わらず。
死に際にいい人になっていた。
コレが今回の特徴なんですけど。

さて、今週は……。

先週に引き続き、尾形俊太郎に出番がなかったことは、三歩譲ってあきらめよう。
デモね……。
何でに出番が無いの!? 伊東の死体を見つけて報告とかは魁じゃなくての仕事じゃないの!? なんか前に、源さんからお茶だしの仕事をとられて憤慨しちゃったのを思い出してしまいました。

鍬次郎に出番なんていらないから、もっと俊太郎とか烝とか、我が愛しの源さんとかの出番を増やしてくれよ!!

え?
周平??
こちらさん出ると源さんにも出番が増えるので、OK。

コレだけ死んでいってくれれば、源さんに出番が増えますか? 相対的に。
ところで、一話使ってくれるんだろうか? 源さんも。
それが心配。悲しみと寂しさの中の、心配。

ワタクシ、歌舞伎一門の方々が大嫌いだったんですが。
中村勘太郎君=平助はすごくよかったです。

鳥羽伏見、第一戦。(2004/11/08_Mon)
−第四十四回:局長襲撃−
涙で前が見えません。
今週の新選組!、はっきりいって私にとっての本編は次回予告でした。
何もそんなタイトルつけなくても……第45回「源さん、死す」。うわぁぁぁぁぁあー!!ついに来るべきときがきてしまった!!
残り4回、わたしゃ何を楽しみに見ればいいんでしょう……。えーん、えーん……。今年の大河は次回が最終回です。私の中で。

そんなわけで、次回予告は源さん濃度が異様に高くて、嬉しいんだか悲しいんだかよくわかりませんでした。
大体、タイトルのことをやるのは45分中ラスト5分とすると、残り40分は源さんのプロモ。というわけではないので、間違いなく今回の次回予告が源さん濃度最高!
ありがとう、一年間の心の支えを濃密な次回予告でまとめていただいて。

えーん、源さん……。しくしくしくしく。書いてて涙がうっすら浮かんできました。

そういえば、今までタイトルに名前を使われた人って……
1)ヒュースケン(なぜか)
2)鴨(×3、最多)
3)つね
4)近藤勇(一回きり。いや、他の人もだけど)
5)新八
6)山南
7)平助
8)観柳斎
9)龍馬

……。
10人目です!! 源さん!! しかも「源三郎」でも「井上」でもなく、「源さん」。
確かに源さんだけど……。

本編もちょっとくらいは語っておこうかね。
「源さん、愚痴が多くなったな」
……。
今シリーズではキライな歳の発言でも、源さんがらみなら許せます。いいじゃない、愚痴くらい言わせてよ。……また、涙が

それはさておき、二週にわたって出てこなかった、隠れキャラ並の扱いの尾形俊太郎が普通に重役会議に出ていて、一般視聴者には、「え? アンタ誰??」っていわれかねないんじゃ……。
ほら、他の面子は勇、歳、源さん、左之、新八、魁(←よく考えると何でここに魁が入っているのかの方が尾形以上に不思議かも。出番はあったけど)と、分からなくも無いのに。

二条城前線固めに周平が入っていたのも変な感じでしたけどね(笑)。

そしてまた、に出番が無かったよ。
ついでにまた、一さんがおいしいよ。
総ちゃん憧れの存在として、ムダ口を叩かず、与えられた仕事はきっちりこなし、剣の腕は強く、誰にこびることなく、かっこよくって、アウトローで、仮面ライダーじゃ 。総ちゃんじゃなくても憧れますよ!!
おいしぃーな、一さん……。

だーかーらー!!

「ずいぶん死んじゃったけど、まだオダジョー一は生きてるわね」
って!!
この人は死なないの!! 母ー!!!!

そりゃ、人間いつかは死にますけど「新選組」って銘打たれた話ではこの人の死にモノ、今まで見たことも聞いたこともありません!!
……。
一さんの死で締めたら、それこそ「新選組」の新境地かも。

それはそれで面白いけれども、なんかこのごろ、そうじゃないにしても一さんがこの新選組! のラストを締めそうで、 本気で怖い楽しみです。
コレを拠り所に、残り4回も見ることになると思います。しくしくしく……。

基本的にTVでしか情報を得てませんでしたので、
「源さん、死す」ってサブタイトル聞いたとき、
マジ泣きそうになりました。
それだけで。

ファン。(2004/11/11_Thu)
−第四十五回:源さん、死す〜前フリ−
突然、新選組!の話をふられてしまいました。母に。

母は自他共に認める初登場時からの斉藤一(オダギリジョー)のファン。
元々はオダジョーのことあまり好きではなかったくせに、この新選組!で描かれている斉藤一(オダジョー)のあまりのおいしさとかっこよさに惹かれっぱなしです。

私も一さんは大好きですけど、それより何より源さんのステキさに目がいってしまい、ないがしろではないにしても話の中心はあくまで源さん。終始源さん……にしたいけど、 一さんはおいしすぎて、どうしても目が離せません。

で。
今回の新選組! では源さんが大好き!
と、多分家族の前ではじめて公言したら。

「ほのぼの系が好きなの?」

って。
うーん、確かに源さんはほのぼの系……というか、「癒し系」です。

「じゃ、平助も好き?」

母基準でのほのぼの系は平助&源さんらしいです。
いや、平助好きだったけど……。

どっちも死んじゃうじゃん!!(すでに平助は死んでるし)

私の癒しはもうすぐ終わりです……。
あ、また涙が。

一番人気だったはずの山南さんについては「最初はいやな人だったわねぇ」で、ばっさり。
我が家の一番人気は、当初から総ちゃん並のミーハーかげんで、一さんです。

源さん好きを家族にカミングアウト。
今さら。


3批判なんて怖く無いもん!(2004/11/15_Mon)
−第四十五回:源さん、死す−
涙で前が見えません。
先週と同じで出しですみません。いや、まじで。
45分間、涙で曇って、前が……画面が見えません。いや、見たけど。
本当、世界の中心は源さんでした。
薩長官軍とか、大阪城無血開城に踏み切るとか、そんな歴史的事項はどうでもいいです。源さん。とにかく源さん
一年間ありがとうございました。

今まで重役会議で、基本的にヒトコトも発言のなかった源さんでしたが。
局長襲撃にみんな激攻していたのを抑えました。
もう、この抑え役のために今までの重役会議でヒトコトも発言しなかったんじゃないか、とかいう伏線だったんでしょうとか考えてしまいました(考えすぎです)。

世界の中心は源さんでしたけど、二週間出ていなかったが、サクっとおいしいのも見逃せませんでした。間諜で医療係とは! 良いですな。
尾形も尾形で、何気に便利隠れ局長後方お守り役が板についていました。

源さん……。
周平よりも……周平よりも……。あなたと局長の。

ていうか、OPまででも話の濃度濃い!!
そんな回でした。
と、言うわけで、ここまでOPです(笑)。

さて、今週の新選組!第45回「源さん、死す」。ラテ欄にもきっちり、小林隆って名前が入ってました。少なくとも、山本耕史や藤原竜也より上だったみたいです。ビバ、源さん!!

先週、次回予告は源さん濃度が異様に高くてって次回予告が最高値! とか思ったんですけど、きちんと本編が最高値でした。
やっぱり嬉しいんだか悲しいんだか……微妙。
で。
もっと最高値なのが!!
源さんへのオマージュ
いやん!! コレこそ本当に嬉しいんだか悲しいんだか……とにかく、必読です(笑:NHK大河のHPに載っていた特集ですが、閉鎖されてしまいました(元々そういう契約だったようで)。最終回後に公開されたページも、源さん(小林さん)のラブリー写真がいっぱいで萌え萌えでした。とりあえず、他の新選組では考えられないくらい、源さん、もしくはその他隊士に色々脚光が当たっていました。)。読んでください!! いや、もう……。どうせこれから先死ぬ人は、ここまで扱い重くできないでしょうから、死にすぎて(ヒドイ)。

多分、源さんの言うとおり、「試衛館の門人」として、多摩の片隅で一生を終えるのが源さんの本来あるべき姿だったと思いますけど。
ええ、けして「剣はへたくそ、近藤の幼なじみということだけで新選組に入った男」ではなく、そんな方が「近藤に気に入られて養子になるが、その後捨てられた男」をかばって死んだ話じゃありません!!
「そんな寂しいことを言わないでください」

戦の中でも楽しみを見出そうとする人たちを見て、ようやく顔がほころんだり、いつもどおりの配給仕事を勤しんでみたり。
戦の第一線でもいつもどおりの行動ながらも、明らかにスポットが当たっている源さん。うう、前が……前が見えないよう……!!

鳥羽伏見第一戦のなか、周平の壁となり銃弾の中に倒れた源さん。
できることなら、剣では銃弾を跳ね返すよりも(それは刀身折れるだろう……)銃弾を一発、真っ二つに切っていただきたかった! ……だけれども、切れた銃弾が自分に当たるんだよね、それだと。 一応、演出上は “弾丸斬り”らしいんだけれども、あんま切れたように見えなかった……。うーぬう。

時代劇でCGは武蔵のときに散々がっかりした、と書いたんですけど、今回のコレはOKです! もうなんでもいい!!(←本音)

そしてその後、謎の人だけど総ちゃん憧れの我が家の一番人気、一さん恐ろしい強さで官軍を蹴散らしました
つ、強い……。
ていうか、一さんが切れるところってはじめてみたかも。
それくらい源さんは、みんなにとって本当にものすごいウェイトを占めていたことを表現されていたかと(都合良く)解釈しました。
源さん、死す。
涙が止まりません。

絶対賛否両論……どころか、批判が殺到するんじゃないの!? とか思える話が続きます。
大阪城にいる勇ちゃんの前に、源さん(幻)がやってきました。
人が良すぎる、信じすぎる。美徳だけれども欠点ですよ。多摩の頃の近藤先生の明るい顔が、好きでした。

欲を言えば。
みんなと一緒に、江戸に帰りたかった 。

慶応四年、1月5日。
鳥羽伏見第一戦。

刀の時代は終わりました。

毎回毎回次回の源さんの心配を続けましたが。
ちゃんと源さんのラストが一番の見せ場で、
一年間(正確には半年間)の心配事は、
杞憂に終わりました。


あの情景を、もう一度。(2004/11/20_Sat)
−第四十五回:源さん、死す〜追記−
源さんを観る!
さすがステキ仕様で放映されるNHK大河ドラマだ!! 日曜20:00、BSで22:00、それでもって土曜の13:05 と!  地上波だけでも二回見れる!!

最も。

ビデオにとっておいてそれを観たし、まだそれが残っているのでいつでも観れるんですけどね。ふ。
また泣いちゃう。
母と妹に馬鹿にされながらも。
また泣いちゃったよ。えーん、えーん!

明日分も泣くのかなぁ……。絶対に出てこない源さんと、襲撃されてしまうを観て。(注:前者は観れなくて泣く)

で、改めてみた弾丸切り
ああ、切れてる切れてる! 二つに割れてる!! でもね。
空想科学読本的にも、現実的にも。
切れた弾丸の弾道はあんなに広がらないよ。物打ち(実際に刀で斬りつけるのに中心的に使う部分)の角度を考えると、切れた弾丸の弾道は思いっきり源さんの顔だよ!!
だから弾いたように見えちゃったんだな。うん。

というわけで、「源さん、死す」はニ回きちんと見てます……。
しかも二度とも号泣。

いないよ……(2004/11/22_Mon)
−第四十六回:東へ−
回想でも入ってくれるかと思っていたら。
佐々木様の襲撃シーンに割かれてしまったOP。……コレさえなければ源さんがぁ!! ゆるすまじ、佐々木!! 死んじゃったけどね。

てなわけで、キャストに源さんが無くって、うっすら涙を浮かべてしまいました今週の新選組!。第46回「東へ」です。実はこのタイトル、さりげなく第12回「西へ!」とリンクしてるんですよね。

しかし、西のときは「!」がついていて8人。東はついても無いのに大人数。
規模はでかくてもお先真っ暗感が否めないですね。 そんな本編でした。

屯所に戻ってヤバ目文書を燃やす歳&一さん。ステキ尾形メモを燃やすなんて。……ちょっとここでまた歳株下落(ヒドイ)。
こんなところでもなんだかんだで初期メンバー8人で無いくせにおいしい位置の一さん。やるなぁ。 その上目敏い。何でも見ています。
確かに、三年前の組織図では、山南さんがいて、総ちゃんが元気で……本当、羽振りはよかったです。源さんもいたし
この記録も尾形メモだったらここまで歳株は落ちなかったロウに……。

そんなものを見ている間に烝はいつものお仕事で、サクッと獣道を見つけていました。
……さすが!! 新選組一、仕事のできる男!! ステキです!!
どんなことを頼まれても「よろこんで!」 と、にっこり笑顔で引き受ける烝。こんな人が居酒屋にいたら、毎日通います(普通にいます)。

しかぁし!!
烝、襲撃。「山崎ー!!」って、歳じゃなくても私の心の中で大絶叫!!
うわーん! 
しかも襲撃後も「コレじゃ監察できない」って、仕事の心配!! そんな心配しなくていいから、早く医者に! げほげほ……。
そんな襲撃者を、一さんはサックリ鬼の強さで斬殺。
源さんに引き続き、二週連続私の好きなキャラの襲撃直後にはおいしい一さん。
なんなんだ、コレは……?? 一さんプロモ?? 全編(49話)にわたって……。

久々に、船の上で勇、歳、総と試衛館メンバーが昔日を語ります。
ここで激しく総株上昇!!  値動きの少なかった総ですが、源さんを話題に持ち上げた総は、私の中で一気にストップ高!!
ついでに、邦衛物まねに走った歳株も、ちょっと値を戻しました。

ただ。
船中のメインはそんなんじゃありません! そんな小幅な値動きなんかどうでもいい! ゲストに榎本武揚で草なぎ剛が出ようが、そんなのはどうでもいい!!

尾形「山崎くん、ひざ掛けをとってくれ」。
!!
寝込んでいるけが人を使おうとは! やるな、尾形……。多分、怪我のひどさを他人に悟られないようにしていたんでしょうね。気丈な方ですから。
「すみません、自分でとってください。身体を動かすのが辛いんです」
「山崎が人の頼みごとを断るの、はじめて見たぞ」


……。
また泣いちゃったよ。

江戸へ向かう軍艦の中、幕府の衰退を察して皆が今後を憂える中、山崎がひっそりと息を引き取る。

ううう。
西から出ることなく、ひっそりとした主力から弱冠ずれた面子に見守られて(?)……。最後まで烝らしかったです。
コレで山南さん採用優秀隊士三人集ラスト一人がいなくなってしまいました。
そしてコレは。

脚光

何でしょうか? ええ、脚光です! 脚光ですとも!!
公式HPでも、「気になる隊士編・山崎烝」近日公開みたいですから!!
でも、ちょっとよかった。
全く無視されて、ひっそりとどころかこっそり死なれなくて……。

コレでお気に入りキャラは、家族全員でヨイショする、一さんと尾形くらいになってしまいました。くすん。
尾形に脚光は……今さらムリだろうな。今日が最高値っぽかったよ。尾形の。……そして、の。

ばたばた死に行く中で。
烝もきちんと死の描写があって……。
しくしくしくしく。
さすが山南さん採用優秀隊士三人集
全員分の死の描写がありましたね。(山南さん含む)


ここにきてついに!(2004/11/29_Mon)
−第四十七回:再会−
総&みつの仲良し姉弟会話に源さんの話題が……。ちょっと寂しいです、しくしくしく。

というわけで、烝もいなくってついに観るべきところがなくなってきやがった新選組!。崩壊へまっしぐらです。
ごひいきキャラは尾形っていいたいところだけれども、周平や鍬次郎以下の隠れキャラでしかありません。尾関並?
つーか、尾形&尾関、烝以上に監察向きだったんじゃ……って思いたくなるほどの存在感です(薄すぎて)。

普通ファンなら、この崩壊を受け入れがたいのかもしれませんが、今回はなんといっても歳が八つ当たりの対象でしたから、なんとなく素直に受け入れられます。
ただ、空回りだったり、手をつけた女にあしらわれたりというあの歳の駄目さ加減が微妙に今さらいい感じでした。

ただね。
今週ラスト。新八と左之と袂を分けたその後の……

はっ、一さん!! ソレはアンタのキャラじゃない!! 違う! 一さんはチガウ!!!

ムダ口を利かず、与えられた仕事をきっちりこなして、誰ともつるまず……そういう人なんだよ! 「誠の旗があるかぎりー!」とか熱く率先していう人じゃない! そうじゃないだろ一さん!! しくしく……。

私、というか、我が家の一さん像がラス前二回で大崩壊。スゲーショック……。
そんなおいしさいらないんだよ……。しくしくしくしくしく……。

最後まで勇ちゃんに就き、従うんだけれども、最後まで、どこか一戦引いたような冷ややかさがありながらも、熱くって、でも声を出さずに立ち上がったり飛び込んでいったり、口を動かさない、静かなる活火山でいてほしかったんだよぉぉぉおぉぉぉ。

さて。
甲州陳腐隊……もとい、鎮撫隊。いや、本当に陳腐です。さすが勝先生。

しかし……TVで観る野田秀樹って、印象がちょっと違う。TV向きじゃないよ、やっぱり起伏ありすぎ。
ま、前(初期に出ていた頃)よりは、TV風味になってはいたけどね〜。

この辺で何でだか歳株上昇。今さら。

これからぼくのことは……(2004/12/06_Mon)
−第四十八回:流山−
落日。
もの悲しさを感じます。こういう崩壊を見ると……ね。

なにはともあれ、ここまでマジメに本気で全話観た大河ドラマって 新選組! がはじめてかもしれません。
今までは途中でやめたり、途中から観たり、たまに観たりだったけど、今回のコレは欠かさず全部見てますから。

さて。
愛しき源さんはお亡くなりになり、愛すべき烝もいない。先週はお気に入りだった一さんのアイデンティティー崩壊を目の当たりにしてしまったので、本格的に何をどう観ればいいのか分からなくなっています。
とはいいつつも、後一回(今日のを含めても二回)ですから、惰性で観てしまいますけどね。

そして今日の分で、何とか往年の一さんが復帰。よかった。

最終回間近になって、今さら第一話の回想を入れてきます。間近だからこそ、ともいいますけど。
そんなころもあったね。……うん。

ところで、先週から近藤先生と土方くんの名前が変わりました。
「大久保大和」に「内藤隼人」。
ムダにかっこいいです。

この、ムダにかっこいい名前を聞いて……。

「本当はおれ、こういう名前がよかったんだ(白鳥優一)」
「その名前で呼ぶから、ぼくのことはこれから南十字輝(アキラ)って呼んでくれ!」

っていう、こいつら100%伝説の極丸と危脳丸のやり取りを思い出しちゃった。

私もムダにかっこいい名前って大好きです。
でも、「月」って書いて「ライト」っていうのは、さすがにやりすぎだと思います。ははは。

……無意味に捨助がおいしい。

最終回!(2004/12/13_Mon)
−第四十九回(最終回):愛しき友よ−
最終回は「愛しき友よ」。その人はやはり歳でした。
そんなわけで一年間、かなり楽しみに観続けてしまった 新選組! が、ついに終わってしまいました。うーん、なかなか楽しかったです。

どこまでやってくれるのか気になって気になって仕方ありませんでしたが、さすがは「主人公・近藤勇」です。勇ちゃんの斬首まで! っていうか、斬首一歩手前!! で終了。完。
というわけで、愛しき友の歳も、病死へまっしぐらだった総も死の描写はありませんでした。そのかわりにあったのが、

お幸と捨助。

なんかご都合主義で殺された感じがしました……。いいんですか、そんなんで。
殺される意味が良くわかんねぇ(笑)。

そしてそして。

忘れちゃいけない、尾形俊太郎!!
ラストのあまりのおいしさに唖然。……今までなんだったんだよー!?(隠れキャラ)っていうのを払拭するだけのあまりのおいしさ!

前半では島田魁に「最後まで馴染めない」なんて言われて、私的にはそれだけでも「やったー! ラストで見せ場があったよー!! うかうか!」とか思っていたら。
後半、処刑場近くで左之助を捕まえて、「こんなことをしてなんになる!」とかたしなめたり、「山南さんに新選組の行く末を見守るように」とか、にっこり笑顔とか見せてくれちゃって!! その笑顔、ポスト山南ってことの演出ですか(考えすぎです)!?
いや〜ん、いやぁぁぁ〜ん!! う、嬉しすぎる!!!
尾形俊太郎ファンやっていてよかった!! 
(誰もいねぇよ)

源さんが死に、烝も死に、畜生! あと3-4回どうすりゃいいんだって思ってたのがウソのよう! この最終回まで観ていて、本当よかったです!! ぐはっ。

一さんはラストを掻っ攫っていくよう(虎撤をもらうは官軍けちらすは……)においしかったですが、この人はいつもこんなだったので、コレでいいです。

そう、最終回の主人公は!!
尾形俊太郎!!
てなもんで、烝と同じく「気になる隊士、近日公開」だそうです! ラストの「気に隊」(←勝手な略称)を制するなんて! よかった! よかったよ!! 尾形に脚光だよ!

……。新選組の新境地ともいえます。
しかし、一年間。飽きもせず良く観ました。楽しかったです。

来年はワイヤーアクションオンパレードの義経に期待して、観ちゃおうかしら……?

踏み残されていた尾形。
最後の最後で踏み荒らされました。
……。嬉しい(笑)。




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