総集編、新選組! その3 〜2004/12/13更新


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追いやられて良いものか?(2004/06/28_Mon)
−第二十五回:新選組誕生−
ついに鴨が殺されました。……ありがとう、鴨。君のことは忘れない。

さて。

そんな鴨暗殺なんですが、どうにもこうにも、描かれ方が気になりますね。
もちろん暗殺の描写とかではない。源さんだ。

四人で闇討ち! はいいでしょう。伝承の基本がそれなんですから。でもさぁ。
総が入るから、源さんハブにしてっていうのはいかがなものですかぁ〜??

と、本気でがっくりきていたところへ、さりげないけれどもおいしいフォローが。
「源さんは近藤さんを見ていてくれ」
そう! 源さんはこんなときでも近藤さんの斜め後方をお守りする、っていうそれ!!
……それで許します

さらに、勇ちゃんが会場から出て行くのを勘違いで止める、そう! そういう勘違いコミのそのポディション!! 俺源だ!! 先週に引き続き、今週もおいしかったよ、源さん。

でもやっぱり、本当においしいポディションにいるのは、っちだなぁ〜と、痛感してしまった今日このごろ。

出番が多いわけでも無いのに
おいしい一っちに嫉妬です(笑)。


出番ー。 (2004/07/04_Sun)
−第二十六回:局長近藤勇−
先週、前半のクライマックスということで、久々に視聴率がよかったようですね。
……というか、今クールのドラマが単に全て低調だっただけ、のような気がしなくもない。世の中、相対評価ですから、何事も。

さて。
本日は、お手紙進行編第二段! でした。
ようは、「モノはいいよう」の回です。ま、それにしても、ラストでのつねは……クンクンかいでましたねぇ。勘のいい人だ。

ま、話を途中まで見ていたときに、いきなり母が
オダギリジョーは死んじゃいやー!」
とか言い出しました。……だから大丈夫だって。一さんは明治まで生きている人だから。

私的には、今回は出番がまったくなかった、セリフも
「店のものに伝えてきます」
くらいしかなかった源さんが……源さんが……。もうちょっと活躍してほしいなぁ〜、と。
源さんグラフ。
侍に見えないで何に見えるんだ島田魁(ギンガブルーですか? それとも槍投げ選手ですか?)、とか、いきなり来てそれはないだろう武田観柳斎、とか、目立たないけど目立ちまくりの山崎烝、とか、に活躍されると、困るんですよ! →だから。

いいよなー。
母の悩みは、切羽詰っていなくってさぁー。
私の悩みなんて、切羽つまりまくりじゃん。
長め予告では、本当に出番どころか、存在もないものと扱われ気味だったし。

しかし、OPでの順番は、セリフがいっさいなくても永倉新八の後ろで、新参者の武田観柳斎よりは前、ってところなんでしょうね。源さんの位置は。
ま、それよりも驚いたのは、先週の高視聴率でクレームが来たのか、OPの歌の歌詞が表示されたことでした。

……20回ほど聞いたけど、それだけ聞くとわかるもんだけどなぁ〜、あの歌は。

目立たないけど目立っていた加入時の烝ちゃん。
こんなにお気に入りになるとは……。
おもってなかったですよ。

痛い……。(2004/07/12_Mon)
−第二十七回:直前、池田屋事件−
間違いない。それは痛い拷問だ。白状します!!! 想像しただけで白状します!!
ろうそくとそのアレ(名前がわからん……)があれば、やるべき拷問はアレだろう。……痛い。

さて。今回の 新選組! は、参議院選挙に圧されて7:15始まりでした。
どうせ低視聴率だからイイダロー! くらいの気持ちなのかもしれません。ま、私としてはいつもこの時刻に始まってくれた方が、見るんでしょうけどね。忘れずに。

源さんは出番がなかったよ。
うん。
……寂しいなぁ。
…………それでも、勇ちゃんのそばにいてくれたから、まだ許せるよ。

周平養子です。
源さんは後見人なので(勝手な言い分)この人は大事でした。


脚本の力、源さんの力。(2004/07/19_Mon)
−第二十八回:そして池田屋へ−
お話的にはひとつの山場を迎えました 新選組! 。ついに池田屋突入です。

朝日新聞の脚本家エッセイで一足お先に、脚本家の池田屋への思い入れ(?)ってのを読んでしまっていたんですけれども。……賛否両論って、どこだろう? と思ったら。
CGですか? まさかあそこのCGのことですか!? って。……これは脚本じゃないだろう。

個人的には、結構よくできていたと思います。池田屋。
捨助での遊びとか、小五郎の描き方とか、御用改めとか、立ち回りとか。池田屋全体のオチとか。

ええ。私的にある問題は、源さんが活躍しなかったところですよ。
あ、それでも店前で一瞬だけ殺陣がありました。うん。アレで十分です。もうこれ以上望みません
同じ一瞬殺陣なのに、強さがそれだけで光った一さんとは違う印象が来るなんて、なかなかの演出です。とかも個性出ていたし。

……ま、ほんのちょっと文句をいうなれば、近藤隊と土方隊の隊士分配のとき、源さんの配属には誰も何も意見を出さなかったところですかね。
出だしの軍議でも、参加者で唯一何も発言しなかったですし。

このまま話の中心が、源さんからますます遠い、手の届かないところに行ってしまうかと思うと、一抹の悲しさがこみ上げてきます。ただ、新選組の話として考えると、ここからが楽しいんですよねぇ(私的に)。
それが辛すぎる……。

なんとか、源さんを活躍させつつ、従来の新選組の面白さを入れ込んでほしいです。
……駄目?

強かったです、源さん。

最後の見せ場!(2004/07/26_Mon)
−第二十九回:長州を討て−
源さんに見せ場がやってきました。
それは、佐久間象山先生最後のあだ名付けの犠牲者! という役柄です。
つかりすぎた沢庵……。それが最後でした(象山先生の)。

さて。
先週に引き続き、源さんの一瞬殺陣がありました。それでいい。
ところが、 今週の個人的お気に入りは、源さんとまったく関係の無いところでやってきました。

キャストのセッティングにムラがある(私の好みに対して、です) 新選組! の中で、久々にベストキャスティング!! とか思える人が出てきました。
それは……お登勢。戸田恵子です。
もうね、「この人以外いないんじゃないか!?」って思えるくらい、ものすごーく俺様のイメージするお登勢そのままなんです。ヴィジュアルが。マジでびっくりした。

久坂玄瑞や真木和泉とかがイメージとかけ離れている分を余すところなくフォローするだけのベストキャスティングです。今回で久坂も死んだことだし、さらによかいち。

いよいよ来週からは本当の面白新選組!が始まります。話的にはここからが本当に面白いと、本気で信じていますし。……今までもかなり面白かったけどね。
先週も書いたけど、なんとか、源さんを活躍させつつ、従来の新選組の面白さを入れ込んでほしいですが。

……それよりも捨助が大活躍しそうで、コレからが怖いです。

本当、女性陣が私好みです。
唯一許せなかったのが幾松?
でも、出番少なくてよかった。


遅れてみる。(2004/08/07_Sat)
−第三十回:永倉新八、反乱−
土曜日です。 新選組! の再放送日です。
見逃しても安心な番組設計になっております。

池田屋も終わり、いよいよ新選組が本当の意味で面白ストーリーに突入する、第一回なわけですよ !
その手始めが「盟友・永倉新八の反乱」

いやー、面白かったですよ。そしてここからの山南さんが……スゲー楽しみ。
今までいいキャラ想定できていましたんで、その前哨戦が!! って感じで。つくりが本当、よくなってきています。
今までも悪くなかったけど、コレはいい! 本当にいい!!

……源さんを除いては(俺的に)。

単純にこのころの話が一番はぶりのいいころでしたかね?

板ばさみ。(2004/08/09_Mon)
−第三十一回:江戸へ帰る−
あああああ。
わかっているけど、話はわかっているけどーー!! そして面白いんだけれども。
今回のお話は、結構歳をヒドイ扱いにしていますね。うん、でも山本歳ならコレくらいがいいかと思うのも事実だし、コレくらいでもなんか許せます。山本歳だから。

山南さんの追い詰められ方が、本当にかわいそうです。うん。
来週は山南脱走、なんてサブタイトルの通り、ついに山南さんが……山南さんが……。畜生! 伊東のくせに!!(いや、史実だし) ないがしろにしすぎだったんだよ、歳!!
いくらあなたがかけがいの無い人だ、って思っても、もう遅い。 脱走(女連れで)。

伊東が出てくるとなると、平助はとっても板ばさみになって、かわいそうな予兆が本日見えてました。あああー、かわいそうな人が、今までの主力メンバーに増えてくるんです。あわわわー板ばさみ……。

今日、我らが源さんも板ばさみにあってました。歳と勇ちゃん(不在)の。
みんなの緩衝材、源さん。
歳三には、隊内での台頭著しい伊東に対抗するためには山南が必要との思いがあった。
なんてこと書かれているけれども、……緩衝材に利用されている源さんを、もっと評価してくれー! 文面であらすじとかで。
本当、出番が少なくなっちゃったよ、源さん。
今回は勇ちゃんについていかなかったから、俺的ナイスポディションにいないし。

……でも、観柳斎が邪魔とは思わないのが、単に役者のえり好みなんでしょうかね。
西郷どんも始めはどうかと思ったけど、声質のイメージがぴったりで、見ているうちに姿かたちもぴったりに見えてきました。不思議宇梶。

46話で燃やさずに残した組織図は
この回で流したモノでした。
そう、だからステキ尾形メモでは無いのです……。
歳の直筆メモなんです。

板ばさみ。(2004/08/16_Mon)
−第三十二回:山南脱走−
幾松よりも捨助ラブな小五郎はどうかと思う、 新選組! でした。

さて。
……あああああ。山南さん。
この話での山南さんの描かれ方が、かなり私好みだった(堺山南でのあてがきなんだろうか……ってくらいはまってた)ので余計にそうなんですけれども、スゲー、スゲー……悲しいです。先週、今週、来週 の三話。

ま、それよりも悲しいのは、どう考えても最近ぞんざいに扱われまくっている源さんなんですけどね。
今週も山南策略に乗っちゃって、新八と左之助の喧嘩仲裁に出て行っちゃって……って、そこで一さんが……。
……。
だからなんでこんなにおいしいポディションなんだよ! ジョーは!!

次週で死んじゃう山南さんの次に楽しみなのは、板ばさみ平助でしょうか? なんかその前に話があったような気もしますが、それはそれで。

とりあえず終わりまでの話のうちで、もう一度や二度くらい、源さん大ブレイク! な話がほしいです……。
はぁ……。

でも、無いのも事実

ありました。

リンク。(2004/08/23_Mon)
−第三十三回:友の死−
相変わらず、会議の席では一言も発さなかった源さん。今日もこのまま出番なしか……と思ったら。
切腹前のお食事サービス! しかも、逃げるためのお弁当つき!! 源さんと山南さんのからみなんて今までほとんどなかったのに……最後の最後で。でも食ってくれない、逃げてくれない。
ぐすん、ありがとうございました。

てなもんで本日の 新選組! は、山南さんの切腹です。もうコレであの魅惑の笑顔は見ることができないんですね……。適役だっただけに、悲しみ倍増です。

皆ここまで逃がそうと必死こく元試衛館メンバー。落ち着いている山南さんが、ますます悲しみを増幅させてくれます。
ま、なんとなくラストの号泣歳が……ムカついたけど(ヒドイ)。歳も色々思うところがあるのはわかるけど……でも……、すみません。なんか山本歳には否定的。好みの問題だけどね。

ただね、ちょっとだけ思ったのが。山崎烝と明里の会話……。
切腹するんでしょ、アレ、死に装束や。うちはそこまでアホちゃいます。
……。
なんかそのサマは、がん告知を受けた家族とがん患者で、患者はがんと知っているけど、家族には知らせないでいてほしいと思うようであった。

たぶん、一昨日昨日と見てしまった白い巨塔田宮版)のせいだろう。

お料理番は源さん。

一番人気は山南さん!?(2004/08/25_Wed)
−第三十三回:友の死〜追記−
って本当ですか……。いやはや。びっくり。さすが魅惑の微笑な堺山南。
と、今日の朝日新聞夕刊コラムで、はじめて知りました。
それはそうと、「殺さないでね嘆願書」 を送ったところで……どうなるもんでも無いと……思うのだが……。
だって切腹は曲げられないし。

コラムのオチに書いてあった、実際の宴席でのハプニングっての……アレ。
何でそこに堺さんがいなかったの!? てのほうが気になりました。慎吾君と小林さんが別席で一緒ってのは、ちょっと嬉しいけど(こんなところで……)。
宴席にいたのが、山本くん、八嶋君、中村勘太郎さん、藤原君ってのも、なんとなくおかしい。ぐっさんや山本太郎とかいないし、ジョーもいない……(いたのかもしれないけど、コラムには書かれていない)。
本当、現実との境界が……(笑)。

って!
月曜日でも無いのに 新選組! の話題でした。

現実世界リンク、この後のコラムでも書かれてました。
プレゼントは座椅子。


久々に見せ場!(2004/08/30_Mon)
−第三十四回:寺田屋大騒動−
死んだというのに前半は回想で出ずっぱりだった山南さん。
本当……こういうところで一番人気をうかがわせてくれます。

さて。本編の 新選組! ですが。
深雪太夫をみうけした時に、京都へたまたまみつとつねが……。そして!!
源さんの出番!!!

先週もそうでしたが、源さんの思惑は基本的に空回り……。でも、あるべきポディションは私的にステキポディション。コレだ。

この年になり、はじめて恋をいたしました。

ああああああ。
そんな方便を……。
そのあと、歳の「ちょっと待った!」コールが!!  源さんげんこで歳を強打!!
うん。ここが見せ場!

皆! それなりにありがとう!!

このヒトコトに全てが集約されていました。

結局女っ気はなかった。

見せ場のタイミングが……(2004/09/06_Mon)
−第三十五回:さらば壬生村−
源さんの役どころは多摩時代から基本的に変わっておりません。
今日もせっせと玄関先のお掃除。……勇ちゃんの愛人宅ですが。

今日の出番はこんなものか……と、気落ちしていたら。
やってまいりました、源さんがメインのシーンが!! ひゃっほう! やったぜ!!
と、思いきや。

そこを狙ったかのように津波注意報が入って、枠が小さくなった。嫌がらせか!?

腰が痛いだの、養子選びの話だのの方便をかまして、周平を元気付かせるという、源さんの見せ場が!! 縮小画面のままに進行。……がっかり。
いや、もちろん出番が無いよりははるかに嬉しいのだが……でも、狙ったようなタイミングが……解せん。

さて。
新選組! 後半ですが、魅惑の笑顔で一番人気だった山南さんがお亡くなりになって、ショックはあるものの。
なんか知らんが、後半になって登場してきたキャラのほうが、私好みのキャスティングなんですよ。中岡慎太郎とか、岩倉具視とか、西郷吉之助とか。うん。コレはOK。

しかし、誰がやっても中赤外白のアレ着ると孝明天皇に見えるのが摩訶不思議……。

本当、宇梶西郷は声質がはまり役。

仕事を取らないで!(2004/09/13_Mon)
−第三十六回:対決見廻組!−
源さんの役どころは多摩時代から基本的に変わっておりません。
今日もせっせとお茶煎れです。……ところが。

そんな仕事を取られてしまった!!
ええー!? それじゃあ源さんの存在意義を全否定!?
……ショックを隠しきれません。

さらになんとなく、いろいろな人にないがしろにされていっているような……。総ちゃんも言っていたけど、みんな変わってしまいました。 総!! アンタもな!!!
源さん……あなただけは……。と思いつつも、回りが変われば変わらざるを得ない、というのが……。
こういうとき、左之とか一さんが羨ましい……。この人たちは変わりませんので。

そして、やっぱり気になるのは捨助。
それは……やりすぎだろう!? 色々と。

新選組! 京都編に入ってかなり経ち、壬生からも出て行ってしまいましたが。
京都加入初登場でのステキキャラ……といえば、私には山崎烝、だったりします。
今回もそんな彼が大活躍! なんて有能な間諜なんでしょう、山崎さん。短時間でアレだけ正確で詳しい情報を入手するなんて……。
思えばこの人を採用したのは今は亡き山南さんだったなぁ……。

それにしても……井上源三郎山崎烝とは、自分で言うのもなんだけれども、普通の新選組ファンではありえない人間にベタボレです。小説のときは普通に歳ラブ、とか言っていたくせに。
もうちょっとメジャーな人に思い入れればいいものを……って。
しかしながら、もうどうしてそうならないんだろうなぁ??? 自己嫌悪。

何気なくはまったこのお二方。
井上源三郎山崎烝
……。
よかったです。



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