Tips  〜パソコントラブル解決のヒント〜

 

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  ◇事例31: IME(日本語入力システム)の便利な使い方 その1               

IME2002には「カタカナ語英語辞書」がついています。これはカタカナ語を入力すると自動的に正しい英語のスペルに変換してくれるというもので、たとえば「フォルダ」という言葉。通常はひらがなで「ふぉるだ」と入力して変換すると「フォルダ」というカタカナしか出てきませんが、カタカナ語辞書がオンになっていると「folder」という英単語にも変換できます。意外なところでは「ポルシェ」とか「エルメス」とか「ドコモ」とか、英語以外のものにも対応してて面白いですよ。IMEのプロパティの「辞書/学習」タブで「カタカナ語英語辞書」にチェックを入れていろいろと試してみてください。

  ◇事例32: IME(日本語入力システム)の便利な使い方 その2           

文字入力をしていて間違いに気付いたのでBackSpaceを押して修正しようとしたのに、間違えてすぐ下のEnterキーを押してしまい、ひらがなのまま確定してしまった経験があるのはボクだけじゃないと思います(笑)。仕方がないので全部消して書き直している方も多いと思いますが、実はIME2000以降の場合は、「確定した直後」であれば「Ctrl+BackSpace」で確定前の状態に戻すことができるんです。そこで修正し、正しい漢字に確定すればいちいち書き直す手間は省けます。間違って確定したあと、次の文字を1文字でも書いてしまうと、もう元には戻せませんけどね。


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