-- 2007.02.07 エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)
2015.06.12 改訂
ドイツと言えばビールとジャガイモです。ジャガイモの話は一先ず置いといて、私も大好きなビールの話からしましょう。当ページの背景画はビール会社のレーヴェンブロイ社のデザインを使用して居ます。背景画が良く見える様に「隙間」を開けましょう、どうぞ!
これで背景画を確認出来たと思います。上の背景画は07年4月29日にミュンヘンの街中で撮ったレーヴェンブロイ(或いはレーベンブロイ)社の看板から借用しました。背景画は色を薄くしないと文字の邪魔に成るので、もう少し大きく色を濃くしたのが左下の写真です。
Löwen はライオン(獅子)、Bräu は醸造物(=ビール)です。それで赤い舌を出したライオンが”へべれけ”に酔っ払っている様子が描かれて居ます。
しかし意味深なのは尻尾です。尻尾を拡大したのが右の写真です。尻尾は一転して植物と成り、枝は2つに別れて捩じれ合って茎は垂れ下がり、そこで花を咲かせている様です。何かの暗示的意味が込められて居そうですが不明です。
レーヴェンブロイ社(Löwenbräu)は、バイエルン州ミュンヘンのビール会社で1383年創業で、1746年に初めて「レーヴェンブロイ(=獅子のビール)」の名前が記録に残されて居ます。1997年にはシュパーテンと合併しました。
++++ ドイツビールの純正令
- ホップとモルト(麦芽)と水だけを使用 ++++
ドイツのビール製造の歴史は9世紀迄遡りますが、ドイツ国内には1516年に施行された純正令(Reinheitsgebot)が今でも守られており、ドイツビールには
ホップ(※1) と モルト(=大麦麦芽)(※2) と 水
だけの使用が許されて居ます。純正令が発布された4月23日は今では「ドイツビールの日」に成って居ます。
因みに、日本のビールはどれもドイツの純正令を満たして居らず全て失格です。
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やはりドイツの純正ビールは旨い!
因みに、日本の八丁味噌も「大豆と塩と水だけを原料」とした純正味噌なのです、ご存知でしたか?
初っ端から”お勉強”に成って仕舞いましたね。でもこれからドイツビールをガンガン飲みますので気を悪くしないで下さい。では愈々ドイツの旅が始まりますゾ!!
(+_@;)
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【脚注】
※1:ホップ(忽布、hop)は、クワ科の蔓性多年草。雌雄異株。北半球の温帯に広く自生し、日本にも自生するカラハナソウ(唐花草)とは同種とされる。楕円形松毬状の果実を結ぶ。子房や包葉に生ずる黄粉(ホップ腺)に芳香と苦味が有り、ビールに香味を付けるのに用いる。
※2:モルト/麦芽(―、ばくが/ばくげ、malt)は、大麦を発芽させたもの。多量のアミラーゼを含み、ビール/ウィスキー/水飴の製造に用いる。
※z:トラム(tram)は、市街[路面]電車。
(以上、出典は主に広辞苑です)
【参考文献】
●関連リンク
@参照ページ(Reference-Page):ドイツの地図▼
地図-ドイツ(Map of Deutschland, -EU-)
私のヨーロッパ旅行について▼
私の外国旅行(Travel of my foreign country)
岡崎市の八丁味噌も純正味噌▼
日本、珍にして奇なる光景(The RARE and STRANGE scene, Japan)