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夏の座間味は水不足

転勤の関係で今年の夏は長期の休みが取れませんでした。SARSやテロの影響もあって海外はあきらめて座間味へ行くことにしました。座間味へは何度か訪れましたが、夏は今回が初めてです。午後8時関空発の便で那覇へ到着したのは午後10時過ぎ。その日はとまりんで宿泊です。那覇で泊まるのが初めてのバディはいそいそ国際通りまで。でも、店はほとんど閉まっていたので、寂しくホテルへ引き返しました。翌朝のクイーンざまみは満席でした。何とか座る場所を探し座間味島まで約1時間の船旅です。冬場と違って海はベタ凪ぎ。あっという間に到着です。出迎えはないので勝手に民宿まで向かいます。そこで私達を待ち受けていたのは夜間12時間の断水でした。

初めてのウエット

ショップはいつものインザストリーム。到着日は午後から2本のダイビング。断水のためナイトダイビングは出来ませんが、もともとナイトはやらないのであまり不自由はありませんでした。東北地方が冷夏に見舞われたのとは対照的に沖縄は例年より気温は高めだそうです。そのせいか、水温は浅場では30度もあります。珊瑚やイソギンチャクの白化もちらほら見られましたが、数年前ほどは深刻で無いようです。60分を越える長時間ダイブではこの水温はありがたかった。そういえば初めてウエットでケラマの海を潜りました(今までは6.5mmスキン)。5mmのツーピースでしたが、3mmでも全然平気なくらいでした。2日目からは1日3本の通常のパターンです(他にもゲストはいたけど、3本は私達だけでした)。
過去2回の滞在で、座間味や阿嘉周辺のマクロネタはある程度押さえていたので、今回はちょっと遠出を希望。屋嘉比島や久場島へも出かけました。屋嘉比ではお目当てのモンツキカエルウオを撮影。水深2mのウネリの中、左の二の腕をフォーカスギア代わりに20カットほど撮ると腕がパンパンになってしまいました。久場の隠れ根ではアケボノハゼを見に40mまで。アケボノごときに減圧を出すのは馬鹿馬鹿しいので、プリンセスなんとかというキツネウオの仲間をひたすら撮っていました。

プリンセス



マンタスイム

2本目が終わるとマンタを探しに出かけます。この時期のケラマでは、シュノーケリングでマンタの捕食を見ることが出来ます。水面でマンタを見つけたらいっきにボートから飛び込みます。平井さんの鋭い洞察力のおかげで今回2日間で3枚のマンタを見ることが出来ました。石垣などクリーニングステーションで待つのと違って、ほんの一瞬の遭遇でしたが、結構エキサイトしました。

マンタ



ざまみ祭

最終日はざまみ祭。この日は民宿では夕食を出さないので祭りの夜店で適当に調達しました。ステージではかつてのアイドル桑江知子が変わり果てた姿で唯一のヒット曲を熱唱していました。あたりも真っ暗になり花火が打ち上げられます。ほんの10分ほどでしたが、近くでみれたので結構迫力がありました。通常ならこれで祭りは終了なのですが、9時過ぎから何とモンパチ(モンゴル800)のコンサート。ステージの周りはあっと今に人だらけ。桑江知子を知らない若者たちも、桑江知子を懐かしむおじさんたちもいっしょに楽しめたひとときでした。やっぱりケラマは夏がいい。

ざまみ祭

今回の写真はこちらへ


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