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柏島痛風日記
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究極のマクロ
2度目の座間味はいきなりトラブルからスタート。
なんとクイーン座間味が故障のため定員15名程度の小さな船で座間味まで渡ることになりました。
クーラーもなくサウナ状態で2時間の船旅にどっと疲れてしまいました。
定刻よりかなり遅れて座間味へ到着し、迎えがこないので歩いて宿まで行こうかと思っていたときに、一台のバンがやってきました。
初対面なのに直ぐにインザストリームの平井さんだとわかりました。
ホームページのイラストにそっくりだったからです。
今回で慶良間は4回目になりますが、ゆっくり写真がとれるショップを探していたときにたまたまネット上でみつけたのがインザストリームでした。
港を出るインザストリームの船
かなしばり?
初日は私たちだけだったので、好き放題でした。1本目は砂地でハゼをゆっくり撮影。胸ビレにラインのはいったダテハゼSPを教えてもらったので、ゆっくり寄ろうとしたけど右足が動きません。金縛りにあったのかと思い振り返るとバディが私のフィンに乗っていました。実はハタに追われたウツボが私の体の下へ逃げ込み、それを追いかけていたバディが私にのっかかってきたのでした。2本目は男岩へ。まえにドリフトで潜ったことがあるのですが、今回はアンカリング。ワイドのイメージが強かった男岩でしたが、「マクロにしろ」と平井さんの目が訴えてました。流れがあるかもしれないとのことだったので、結局マクロのみ持っていくことにしました。前回はハナヒゲウツボしか記憶になかったのですが、慶良間でも男岩にしかいないというレアものもみせてもらい、面白かったです。
男岩の定番、ハナヒゲウツボです
念願のトウアカ
以前からどうしても見たかったトウアカクマノミも見ることが出来ました。シュノーケリングでもみれるくらいの浅場でしたが、写真を撮るためウェイトを増やし、タンクを背負っていきました。2本目の後の水面休息の間に行ったのですが、30分たっても帰ってこないので平井さんが迎えに来ました。結局、ワイド、マクロでフィルム2本、バディのデジカメで40カットくらいを撮り切りました。3本目はタンクそのままなので残圧150からのスタートでしたが、それでも60分超のロングダイブでした。宿へ帰るのがあまりにも遅かったので遊遊のおばちゃんが心配してくれていました。
ベニハゼのなかま
Buddy 宿敵とニアミス
2日目の1本目は漁礁へ。ちょっと深かったのでおもわず減圧が出てしまいました。1本目だったので少し浅場へ移動しオランウータンクラブなどのエビ、カニを撮っているうちに減圧は消えていました。途中後からはいったショップさんとすれ違い、ふと上を見上げると水面には黒い犬の影が・・・。どこのショップか直ぐにわかってしまいました。私たちが浮上したときはそのショップのボートはなく、当然犬もいませんでした。2本目から大阪からのお客さん1名が合流。でもダイビングスタイルは初日と同じでした。マクロネタをちょこちょこ見せてくれるので、フィルムがあっと言う間になくなりました。2日目は少しペース配分も考えながら撮ったのですが、浮上時にはフィルム切れの状態でした。最後の1本は今年の初めに開放されたニシバマ。柏島後浜のようにブイが係留されアンカリングは禁止になっていました。初めて潜ったので閉鎖によって荒れた根が回復したかどうかはわかりませんが、根にはキンメ、アザハタがおりフォトジェニックでした。天気が安定せず太陽が出ていなかったのが残念でした。根にはホワイトソックスやオシャレカクレエビ、ハナダイギンポなどのマクロネタもいっぱいでした。
夜は居酒屋でログ付け、というより恒例の飲み会。最初にもらったパンフレットにも書いてあったけど、潜水時間や最大水深がいくらなどというダイビングスクールに毛の生えたようなことはやらず、ひたすら雑談に終始しました。でも、平井さんは魚の生態にすごく詳しいので勉強になりました。2日間合計6本、消費したフィルム数10本大満足の3泊4日でした(写真のできは満足できないけど)。
ニシバマでもマクロです
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