梅雨開けぬ久米島

4月に雪が降ったり今年は異常気象が続きますが、まだ梅雨開けぬ沖縄へ行って来ました。最近仕事の都合で木曜日が休めなくなったため、2泊3日で2日間潜れる久米島へ行くことになりました。そうは言っても高知から早朝便には間に合わないので、木曜の夜の高知を出発し、関空近くのホテルに前泊です。

昨年末から手荷物のルール変更により、高知空港では荷物の重さと同時に超過料金も表示されるようになっていました。ダイビング機材は先に宅急便で送っていたので余裕で２０kg以内におさまりましたが、海外だと重機材をレンタルするか、陸路で関空へ入るかしかなさそうです。機内の持ち込みも100席以下では大きさの制限が厳しく、ハウジング２台を持ち込むのは無理のようです。今回はハウジング１台をそのままバッグに入れ、もう１台はカメラだけ持ち込みとしハウジングとストロボは預けました。

久米島へは那覇経由で那覇からはRACで30分くらいのフライトです。座席数はボンバルの半分くらいのプロペラ機です。当然荷物は収納スペースには入らないので前方の座席下へ押し込みます。久米島への到着は１１時ちょっと前。空港からは利用するダイビングサービスが送迎してくれました。

最近沖縄へは個人手配をしていたのですが、今回はあまり時間がなかったのでネットでたまたまみつけたPITにお願いしました。初めてなのでちょっと心配でしたが特に問題はなく、支払いもカードで決済できるので便利でした。利用したサービスはツアーでセットになっていたパパコネクション。島んちゅかと思ったら淡路島出身のおやじが一人でやっているこじんまりしたサービスでした。途中で買った弁当を食べてから午後に2本のダイビング。ドタバタするかとおもっていましたが、意外とゆっくりカメラのセッティングもできました。

天候はあいにくの雨模様。少し日がさしたり降ったりの不安定な状況でした。風もあり港の近くのポイントへ。2本とも浅い棚に珊瑚の集落がありその周辺がドロップオフになっている同じようなポイントでした。浅場がうねっていたのでマクロもまともに写真が撮れずじまいでした。

２日目は雨の予報に反して太陽が顔を出しました。ギンカメのでるイマズニというポイントを目指しましたが、波が高く断念。南のトンバラへ予定を変更です。ボートで３０分くらいの結構遠出でした。ケラマの男岩のような感じで大物ポイントのようですが、期待は外れて何も出ませんでした。船上で休息をとり2本目のエギジット時には海上は大時化。やっとの思いで帰港しましたが、午後から到着のゲストは残念ながら中止のようでした。

宿泊はビーチハウス宮城で朝、夕食付きです。セットなので値段は分かりませんが普通の民宿でした。食事は味はほどほどでしたが、量が以上に多く一度も完食できませんでした。質より量が沖縄のおもてなしのようです。何の変哲もない民宿ですが、御主人が具志堅用高にそっくりでした。

帰りの便が１１時発のため朝はゆっくり荷物のパッキング。関空から伊丹へのバスの時間の余裕がなかったので、スーツケースは全部宅急便で送ることにしました。最近テロ対策で中身のチェックが厳しくなっていおるようです。ライトに電池を入れたままにしているとX線チェックでひっかかるようです。高知からは2週間前に送ったら2日でついていましたが、今度はどうなるやら。