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コモドクルーズ


1991年に世界自然遺産に登録されたコモド諸島はインドネシアなのに熱帯雨林ではなくサバンナ気候のため雨量が少なく島は背の低い草で覆われ、背の高い木々は海岸沿いのマングローブにしかありません。北のフローレス海と南のインド洋が交わる特殊な環境のため多様な生物がみられます。夏の7ー10月は北側のベストシーズンですが、南側は風が強く海も時化ています。そのためクルーズはまず北から周り南下し、海況が悪ければ 南下せずに戻る計画でした。冬はその逆となるので南から北上していくそうです。

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乗船した船はブルードラゴン。2008年10月完成なのですが、見ためはかなりくたびれています。たぶん中古の船をクルーズ船に改造したのだと思います。おまけにHPやダイビング雑誌では帆を広げた写真が載っていますが、帆を張るのは外洋の航海のみでクルーズ中はたたみっぱなしでした。船室は2タイプでトイレシャワー付きのデラックスルームと2段ベッドのスタンダードの2種類あります。デラックスはエンジンルームのそばでローデッキのためスタンダードにしました。シャワー、トイレが共用になる他は特に問題なく、部屋の広さは今までに利用した他のクルーズ船と同じくらいでした。

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食事はすべてバイキングスタイル。ご飯かパンにメイン2種類と野菜、デザート。2回ほど刺身も出ました。味はおおむね薄味だったので、刺激物がニガ手な私にもほとんど食べられました。3本目と夕食の間にはおやつも出ます。ペットボトルの水とコーヒー、紅茶は無料ですが、コーラとビールは有料です。

部屋にはコンセント(C型)もあり停泊中でエンジンをとめている間以外は使えるのでバッテリーの充電も問題ありませんでした。ただし、日中はエアコンが使えないので蒸し風呂状態となるため、ダイビングの合間はアッパーデッキでひたすら日陰を探さないといけないのが難点でした。風もあり日陰だと結構涼しいのですが、少し船の向きがかわると直射日光をあびて脱水状態になってしまいます。夜はクーラーと扇風機で快適に眠れました。クーラーの温度調整がいい加減なのでちょっと寒かったくらいです。5時頃になると次ぎのポイントへ向けて動き出すので目がさめてしまいます。でもそんなに大きく揺れることはないので二度寝をしてしまい、朝日は見ることができませんでした。

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