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フィルムの選択その2


さて、ポジといてもいくつもの種類がありますが、どれを使うかは被写体と環境次第ということになります。ネガと違いポジはフィルムの特性がそのまま発色としてあらわれるからです。感度別にみるとISO50の低感度、ISO100の中庸感度が主流でIS0200〜400の高感度フィルムが使われることは水中ではあまりありません。低感度フィルムの代表はなんといってもフジのプロビア(RVP)でしょう。 鮮やかな発色が特徴ですが、問題は感度。ベルビアの実効感度は40以下と言われており、最短近くの接写では問題内のですが、少し距離が離れると全然絞れません。テレコンを入れると実質絞りが1〜2段暗くなるため、さらに絞りの選択肢は狭くなります。オールマイティーに撮影するにはやはりISO100のフィルムでしょう。フジではプロビア100Fが代表。以前より粒子が細かくなり画質は向上していますが、ぺルビアに比べると発色がややおとなしめ。色の鮮やかな被写体には物足りないかもしれませんが、個人的には気に入っています。最近ベルビア100シリーズが発売されましたが、こちらはまだデータ不足でなんともいえません。その他にはコダックのE100VSもぺルビアほどではないけれどプロビアよりは派手な発色です。ダイナハイカラーは廉価版ですが、発色の傾向はE100VSに似ています。同じ被写体でいくつかのフィルムをテストするのが一番なのでしょうが、なかなかできません(そのうち暇があれば・・・)。 一応、フジとコダックのフィルムをリストアップしてみました。

ISO50 ベルビア(フジ)
ISO100 ベルビア100(フジ)
ベルビア100F(フジ)
プロビア100F(フジ)
トレビ100(フジ)
ダイナハイカラー(コダック)
E100VS(コダック)
ダイナEX100(コダック)
ISO200ダイナEX200(コダック)
ISO400 プロビア400F(フジ)
トレビ400F(フジ)
ダイナEX400(コダック)


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