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作品鑑賞


さて、ポジの場合マウント仕上げとスリーブ仕上げの二通りがあり、現像に出すときにどちらかを指定しなければなりません。通常納得のいくカットはフィルム1ロールのうち数カットなので、スリーブ仕上げにして、気に入ったものだけ自分でマウントするのが良いでしょう。出来上がったフィルムは直接みることは出来ないので、ライトボックスとルーペが必要になります。ネガのプリントと違って基本的に鑑賞は独りっきり。根暗と思われるかもしれませんが、一コマ一コマ黙々とルーペを覗いているときこそ至福の時間です。最近ではビュープリントといってフィルムを同時プリントできるようになっています。ライトボックスやルーペを持っていない人には手っ取り早い方法ですが、一度ルーペを覗く楽しみを覚えるとビュープリントはオーダーしません。

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しかし写真は人に見てもらうもの。その場合はやはりプリントでしょう。ポジフィルムからプリントを作る場合には、ダイレクトプリントがお勧めです。最近ではフィルムをスキャンしてデジタルプリントする方法もありますが、デジタル技術の問題からかオリジナルのポジではきれいに描出されていても、白飛びしたり黒くつぶれたりすることがあるためあまりお勧めできません。ダイレクトプリントを作るときはまずLLサイズ(機械焼き)から。オリジナルのポジをルーペで見ているときにいいと思ってもいざプリントしてみると全然ダメなんてこともしばしばですから。一般にポジはプリントすると少し暗めになります。したがって、適正露出と思っていたのがちょっとアンダーなんてこともあります。LLサイズで試し焼きしたものが多少アンダーの場合には、大伸ばしする際に、明るめに焼くように指示します。いつもPCでプリントアウトしたサンプル持っていきます。ただし、ポジで補正できるのはせいぜい±0.5EVまでですので、それ以上の補正が必要なものは失敗ということになります。

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フジの場合、3種類の面種(プリントの表面の種類)がありますが、グロッシー(光沢面)にしておけば間違いありません。だだし、被写体によってはクリスタル(超光沢面)のほうがよい場合もあります。また、プリントした場合にはどうしても一部がトリミングされてしまいます。しかし、プリントをイメージしてシャッターを押すのは至難の技です。どうしてもトリミングされると困る場合は、ノートリを指定します。トリミングされない代わりに周りに黒い枠がつきますが。気に入った写真は4切かワイド4切に、そして後は額に入れて完成。



                            


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