ハウジングのストロボスイッチ

X1-NZ/LZではハウジングの背面にストロボのオン・オフができるスイッチがあります。自然光で撮影しようとするときにファインダーから目を離さずストロボをオフにできるというのが売りですが、ハウジングのスイッチをオンにし忘れたり、知らない間になにかに当たってオフになっていたりして、１カット無駄にすることの方が多いように思います。
X1-Zではライト改にしかなかったターゲットライトのオン・オフができるスイッチがライト内蔵でないX1-NZにも標準で付いています。ターゲットライトのオン、オフはストロボ側（Z-22, Z-220共に）のスイッチが小さくて使いにくいため役に立っています。だたし、イノン製のストロボとしか連動していないので、他社のストロボをしようする場合には、無用の長物となります。
さらに、このスイッチのメカニカルな部分にも感心します。このスイッチはフォーカスギアと同じように磁石の力でオン・オフしているため、ハウジング背面を貫通していません。したがってこの部分での水没リスクはゼロ。さすがはイノン、独創的なアイデアですね。

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